朝、吹雪の山をおり、
所用をすませ、
心がすうすうするなぁと思いながら帰宅すると、
電話が入りました。
大好きな先輩作家さんの
ひさかたぶりのお声でした。
ひさかたぶりの画家さんから
メールも届きました。
もう歩けない、
と思っていた20年前のあのころも、
このくらいへっちゃらよ、
と虚勢をはれる大人になった今日の日も、
遠い吹雪のかなたから、
心の耳にかすかに届く
あたたかい声や言葉は、
姿かたちをかえながら、
存在しているものなのでしょう。
たぶん、だれのそばにも、いつなんどきも。
朝いちばんに、
今日〆切の新聞読書欄の原稿をメール送稿。
そのあと、いただいた本を読み、
ブログをまとめアップし、
たまっている事務を適当に切り上げ、
本日、早仕舞いの決意。
昨日、たっぷり眠って復活。
本日、水車のまわる東近江市能登川図書館へ行ってきました。
尊敬する内田麟太郎さんの講演
「絵本があってよかったな」を拝聴するためです。
詩人であり、童話作家であり、
絵詞作家という
独自のスタイルを確立された大先輩をまえに、
なぜか観客席で、自分が講演するときより
ガチガチに緊張していたはずの私は……
そのうち、手をうち、膝うち、
笑ってました。
人生の年輪をきざんでいくことは、
愉快で自由で、かっこいい!
昨日の反動で、たがが外れたように眠りました。
美容院へ予約を入れておかなかったら、一日中寝てたかも。
ここの美容師さんの腕が気に入っていて、
このところつづけて通っている美容院なのですが、
もう3、4回行っているのに、
いつも迷わずたどり着いたためしがありません。
今日も、さんざ車でぐるぐるぐる~
体調悪くても、方向オンチは健在、ね。
予定になかった外出が入り、
バッグに原稿やら鉛筆やらおしこんで、
待ち時間は喫茶店で仕事をすることに。
大きな総合病院と小さな医院が立ち並ぶ
一画に建つビルの中の
「やすらぎ」という名前の喫茶店で、
深読みすると、
ブラックなネーミングだなぁと思いながら、
体調があまりよくない私は、
いつものブラックコーヒーはやめにして、
ミルクをたっぷり入れて飲みました。
そのせいか、
やけにコクがあって、おいしいナと感じちゃって、
流れるヒーリング・ミュージックが
もうちょい静かならいいのに、なんて
お店のチェックなんぞはじめる元気も出てきて、
ガラス張りのむこうのテラスに
客をながめにやってくるすずめたちを
携帯カメラで撮ったりして。
仕事部屋にいると、
どうしても〆切印のついたカレンダーに目がいって、
その仕事だけで日が暮れるこのごろですが、
今日はおもいきって、
昨日ふきのとうに募った思いを
ぶちまけるみたいに、
あらたな原稿を書きました。
喫茶店で書けたのは、
A4コピー紙に3-4枚ほどでしたが、
(わたしは手書きの際に原稿用紙を使いません、
マスがジャマ、
罫線もだめ、ノートも窮屈、
バラバラの白紙にきたない字で
だらだら~っとたてもなく横もなく
ときにはへんな落書きしながら
自由に書くのが好きなので
あとでパソコンに打ち込むとき、
すごくタイヘン、でもヤメナイ)
ここではずみがついて、
帰宅後、寝る時間も体調がよくないのも
すっかり忘れて
400字換算20枚の初稿を打ち込みました。
あ~~しあわせ。
「ふたごのあかちゃんⅡ」の打ち合わせをしました。
ようやくタイトルが決まりました。
というか、編集さんが決めてくださいました。
「『●▼■★~』というのは、どうでしょう?」
「あっ、それがいい!」
即答するわたしに、受話器の向こうから、
編集さんの朗らかな笑い声。
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『怖いぞ! 古典怪談傑作選』(教育画劇・全6巻)が
来月発刊される予定です。
わたしがリライトしたのは、下記の2本。
◎「幽霊滝」 原典:小泉八雲『骨董』
第3巻(幽霊・怨霊の怪談)の第三話
◎「夢応の鯉魚」 原典:上田秋成『雨月物語』
第5巻(地獄・あの世の怪談)の第四話
全国公共・学校図書館向けです。
どこかで見かけましたら、
そして怪談好きでいらっしゃるなら、
ぜひ読んでみてくださいね。
古典怪談の怖さはいわずもがな、容赦ナシ!?
この写真を撮影したのは先月です。
今ではもう
実を鳥たちに食べつくされた、
仕事部屋の窓から見えるこのやまうるしの木に、
今日、羽を休めにきたのか
ひよどりが飛んできました。
で、
ない、とわかっていても、
やっぱりすかすかの枝さきを
つついてみる……
そんな鳥のしぐさがかわいいの。
確定申告書作成会場で、
今日、無事提出することができました。
はじめての青色申告でしたが、
導入した申告ソフトのおかげで
今後も、作業がう~んとらくになりそうです。
でもね、これはたぶんきっと、
「ジギョウヌシカリカンジョーってナニ?」
というドンブリな私に
複式簿記をいちから教えてくださった
税理士さんとの出会いがあったからこそ。
でなくちゃ、せっかく買ったソフトも
操作がちんぷんかんぷんで、
宝の持ち腐れになっていたかも……。
税理士M氏には指導終了後も
「決算書、書けましたか?」と
自宅にたびたびお電話くださって、
ほんとに心づよかったです。
申告の報告とお礼を直接いいたくて、
事務所によりましたが、
お留守でお目にかかれませんでした。
いつもおいしいコーヒーを出してくださった
受付のきれいなお姉さんに
おことづけして帰りました。
、
なんだかすごーくほっとして……
帰宅後、爆睡しちゃったよ。
総持寺駅前の喫茶店で、
ある仕事の打ち合わせをしました。
といっても、準備段階の企画で
今後ご縁があるかどうかは、
まだはっきりとはしていません。
ただ『まほうのケーキをつくりましょ』を
読まれた担当さんが、
この大きなプロジェクトの
ストーリー作成者として、わたしを
イメージしてくださったとのこと。
なんて光栄なのでしょう。
こども会のバス旅行で、
インスタントラーメン発明記念館と
交通科学博物館へ行きました。
インスタントラーメンを発明したのは、
先月96歳でご逝去された安藤百福さん。
なんでも義母はかつて百福さん宅とご近所で、
発明前の試作品をごちそうになっていたのだとか。
館内のマイカップヌードル・ファクトリーで
自由にカップをデザインして、
好みのスープとトッピングが選べる
オリジナルカップヌードルを作りました。
わたしが選んだのはシーフードスープ。
トッピングに、ひよこちゃんナルトは、はずせません。
バレンタイン&ホワイト・デー期間限定の
ハート型かまぼことアスパラガス、
ガーリックチップスをチョイスしたお味はさていかに?
昼食は、天保山の海(河口?)が見えるレストラン。
ながめを楽しもうと思っていたら、
眼下になにやらのぼりがたって、人だかり。
元祖大食い王決定戦。
TVチャンピオンの収録現場でした。
ウンがよかったのか、わるかったのか。
雨がふりだすなか、
天保山大観覧車に乗りました。
地上高112.5メートルは世界最大級、
回転輪の直径100メートルは世界最大、らしいです。
(8人乗りのかごも大きかった!)
交通科学博物館ではもっぱら、
次女が展示された機械のボタンをかたっぱしから
押してまわるのにつきあいました。
帰りのバスで、わたしは
雑誌のゲラに赤を入れ、ファックスで返しました。
いま、新聞読書欄の書評を書いています。
依頼者さんが「読書感想文でいいです」
と、おっしゃったので……。
読書感想文を書くことは、
こどものころから、きらいじゃない、デス。
このときばかりは気兼ねなく、
本を買ってもらえたから。
先日とあるところで、
ひょっこりお会いした編集長さんから
お手紙をいただきました。
うれしくて、
にこにこしながら読みました。
そして、午後からゆっくり返事を書きました。
きょうは嵐のようなお天気だから、
明日ポストに入れにいきましょう。
お手紙といえば、
これも先日、
作品もお人柄も敬愛する先輩作家さんから
「こっこの花まり」が大好き、という
お言葉をちょうだいしました。
雑誌発表の短編には
手ごたえを感じることが少ないので、
とりわけ胸が、はずみました。
昨日お電話いただいた
仕事の依頼書と資料が届きました。
月刊保育絵本内の5場面の作話です。
今日は資料だけ目を通しました。
仕事は、〆切の迫った順から、ひとつずつ。
わたしの仕事は、書くよりも
ぽけら~
とする時間のほうが、はるかに長い。