【メモ】何時抜錨すべきやも知れざれば【メモ】

日韓共催2002サッカーワールドカップの頃の出来事。主に朝鮮日報、中央日報web版のスクラップ。 since 2001

(020820)朝鮮日報 北朝鮮サッカーの実力は?

2002年08月20日 | Weblog


2002.08.20(火) 19:18



北朝鮮サッカーの実力は?


 2001年中国サムスン杯4カ国大会優勝、2002年タイ・キングスカップ優勝…。

 来月7日午後7時、ソウルワールドカップ(W杯)スタジアムで韓国代表と「南北統一サッカー試合」を行う朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)代表の近年の国際大会での成績だ。北朝鮮サッカーは94年米国W杯予選以降、国際舞台から姿を消したが、2000年バンコクアジア大会の予選に出場、再び姿を現した。

 南北は最近行った実務協議で、来月7日の親善試合は23歳以下の選手を中心に構成されたアジア大会代表同士で行うことを合意した。早くから世代交代を断行した北朝鮮は、サムスン杯とキングスカップに出場した選手が主軸となる若いチームをソウルに送り込む。北朝鮮は昨年のサムスン杯では中国と2-2で引き分けの末PK戦(4-2)で勝利し、クウェートをやはりPK戦(5-3)で下し、優勝カップを手にした。キングスカップでは決勝で地元タイと0-0で引き分け、PK戦(4-3)で勝利した。予選ではカタールと1-1で引き分け、シンガポール(4-2)とタイ(1-0)を破っている。

 だがこうした“華麗な戦績”にもかかわらず、北朝鮮サッカーの戦力はそれほど強くはないというのが一般的な評価だ。今年2月、北朝鮮選手をW杯韓国代表に入れる可能性を打診するため、キングスカップを現地で観戦した金鑄城(キム・ジュソン)サッカー協会技術委員は「経験や練習量が不足していているためか、全体的な試合運営が未熟」と話す。だが若い選手のボールに対する執着と勝利への意欲には目を見張ったという。

 金委員は当時、北朝鮮は3-5-2システムを主に用い、ゾーンディフェンスよりも対人マークを駆使するなど、世界的な流れからは一歩遅れているという印象を受けた。得点力のある李クムチョル(22)とスピードのあるチョン・チョル(20)が北朝鮮の2トップ。司令塔を務め、FKとCKのキッカーを担うチョン・ヨンチョルは20代後半だが、オーバーエージ枠でアジア大会に出場する可能性が高い。代表同士のこれまでの戦績は8戦して5勝2分け1敗と韓国が優勢。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは“W杯4強”の韓国が22位、北朝鮮は139位だ。

玉大桓(オク・テファン)記者






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