貴公子
今日は馬休日でした。
ですので指導員達はそれぞれ場内の整備をしたり学院生さんのレッスンを見たりといった感じ。
北西くん、萩原くん、宮崎くんの3名は総務の方と馬場ラチの修繕を。
さて、何を書こうかと思っていると、今日は北海道優駿学園から2頭お馬さんが移籍してくると。
ただ今日は問題がありまして、
入り口の目の前の道路を工事しているんです。
そのため道が一車線になってしまっているので馬運車は頭から突っ込むしかないんです。
ということはお馬さんは重機が動いていて騒音が鳴る工事現場を見ながら出てくることになります。
大丈夫かしら・・・?
どうも2頭の内1頭はなかなかの強者らしく、北海道でお馬さんと面識のある
首藤くんと村上くんは互いにどっちを引くかなすり合っていましたw
大丈夫かしら・・・?
まず登場したのは
タヤスロイヤル号 牡 鹿毛 1996/3/19
父:タイトスポット 母:イチリュウグラマー (母父:ブレイヴェストローマン)
12戦1勝(2着1回) (栗)飯田厩舎 ホウセイ牧場生産
既に14歳となっているように北海道でも非常に扱いやすくて可愛がられていたそうです。
萩原指導員が出張していた時に再三宝馬へ送ってくれるよう青地校長に頼んでいたそうですよ。
即戦力としての期待がかかります。
ちなみに工事現場には全く驚く素振りも見せず落ち着いて下の洗い場へ引かれていきました。
続いて漆黒のお馬さんが出てきました。
ホッコーボンバー号 牡 青毛 2007/3/17
父:ロージズインメイ 母:ネスカベミューズ (母父:ヤマニンスキー)
活躍した兄妹馬:ホッコーパドゥシャ=新潟記念GⅢ
1戦0勝(2着0回) (栗)飯田厩舎 高昭牧場生産
彼はまだ3歳と若いのでやんちゃというか元気いっぱいというか。
さすがに抑えるのも大変かも知れないとのことですぐ近くの厩舎へ入れてしまいました。
知らない場所へ来たので不安もあるのでしょう、外をじーっと眺めたり
前掻きをして寝るような素振りを見せたかと思えば
前に出てきてまた外を眺めていなないたりと落ち着かないようです。
するとその声を聞いた向かいのヴィヴルヴォンが
『 うっせーぞ! 』と言わんばかりにいななきを返していました。
まだまだヴィヴルヴォンも新顔ですが、転校生が来たからには先輩です。
ようやく一番下から卒業できるねw
先輩としていいトコ見せられるように頑張ってな!
ちなみに北海道から宝馬へ研修に来ている学院生さんや、
宝馬から北海道へ研修にいったことある学院生さんはみんな顔見知りです。
みんなタヤスロイヤルやホッコーボンバーを触りに来て
「おぉ~♪」と久しぶりの再開を楽しんでいました。
ちみになんですが、転校生2頭にある共通した特徴がある
ことにみなさん気づいたでしょうか?それは
牡馬のままってことです。
ロイヤルは元からすごく大人しかったので牡馬のままでレッスンに使えていたそうなんです。
そして年数が経っているので今から去勢して体質や体型に影響が出て
バランスが崩れてしまうのは可哀相なのでそのまま牡馬だそうです。
ホッコーボンバーは北海道でも入厩して間もなかったようなので去勢に至っていなかったそうです。
彼の場合はここの生活に慣れてきたらって感じでしょうかね。
心身ともに安定したらでないと、やはりバランスに問題がでますからね。
と、こんな感じで宝馬から北海道へ転向するお馬さんもいましたが、
北海道から宝馬へ転向してくるお馬さんもおります。
新しい仲間をこれからよろしくお願いします。
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『 また明日 』