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花を眺めて☆☆行雲流水

 日々の暮らしと茶の湯を綴っています
 行雲流水・・為になるお話はありません
 自然のままに 花を愛でる日常です

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2011年10月24日 20時10分49秒 | 茶道 稽古風景
昨日の茶会の疲れが出ている中を出掛けました。
でも 今日の長襦袢の襟が珍しくピッタリと決まって
好きな着物の着心地がよく
帯も具合よく納まって 気持ちが段々と良くなってきました。

到着は一番乗りでした。
3人の方もお着物姿で到着なさり 最後になった方は
「帯が上手く結べないので諦めましたー」
洋服の方たちが 複雑な気分かも・・と気になりました。


茶会の立礼の形を 炉でお稽古です。
頭の体操が必要です。
お一人が炉の運び濃茶でした。
「昨日の濃茶がすごく美味しかったわ~」と云ったので
気を入れ濃いめに練って下さり いつになく美味しかったです。

濃茶席は席主さんが体調を崩されたので 堀内宗匠の系統の
お嫁さんが急きょ席を受け持たれたのだそうです。
それで昔ながらに濃くてトロリと美味しい濃茶だったのですね。
お嫁さんと云っても 初老の上品な方でした。
やはり濃茶は濃いのが美味しいですね。
主菓子は茶会のきんとんで「梢の錦」でした。
水屋お見舞いにお持ちしたお菓子は 気に入って下さったようで
良かったです。 
他の方には持って行かなくても良かったのに・・と
云われましたが・・・ その加減がまだ分りません。


出がけに疲れた気分だったのは
母の教えが正しかった・と確かめたのは嬉しいけれど
今の社中の道具の扱いのアレコレと相伝などが
間違いと知ったからでした。
でも お仲間は良い方たちなので 今までのように
2通りとして覚えて点前して行こうと思います。
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神無月  二回目のお稽古

2011年10月17日 18時52分25秒 | 茶道 稽古風景
昨日よりもましだけど 暑い日です。
薄いの・薄いの・・と選んだ薄草色地に草花の袷です。
全く似合いません。
着物のせいではなくて 私のせいなんですけどね・・・
締めやすいはずの草木染の帯も決まらず
暑いから・と着た単衣の長襦袢の袖が意地悪に外に
出しゃばってくるし・・・  何て日・・と

お稽古場に着くと 次々とお着物姿で到着なさって
どなたも素敵です。
洋服もお洒落なスレンダーさんは グレーの着物で
帯も帯揚げもバッチリとお似合いです。
ドッシリさんは可愛い着物で すっかり若返っていました。
キッチリさんはいつもながらに隙のない着こなしです。

自然に覚えた我流はどうも野暮ったいですね・・って
着る人の体型なんですよね・・・云いたくないけど・・
皆さん スポーツジムに通われたり 歩いたり
努力なさっているんですものね。


前置きが長くなりました。
早くもお茶会のお稽古の為に炉が出てましたから
まずは炉運びの薄茶を戴きました。
次は私で 炉を風炉に見立てて 立礼のお稽古です。
なせば成るですね。 半東さんもタイミングを身につけます。
後のお二人のお稽古を拝見して
用事があるので早々に失礼しました。
炉に合わせて 一番花の西王母が花入れに入っていました。
鉢は 「うちの娘は元気かい?」と問い掛けられた贈り物だそうです。
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神無月 一回目のお稽古

2011年10月10日 22時04分58秒 | 茶道 稽古風景
掛物は「閑座聴松風」
長板の諸飾りが用意されていました。
諸飾りは今月の茶会の為の練習です。
その後 半東の練習に 立礼の練習とつづきました。


佐川美術館の数寄者さんの茶会にいらしたお話に耳を取られ
今でも洒脱な受け答えの茶人さんもいらっしゃるんだなーと
感心しました。  詳しい方でも附いて行けないほどのレベルだった
そうです。 上にも下にも高く深い世界ですね。


早めに家を出たので デパートに立ち寄ると茶席を勧めて下さったので
滅多に見られない小堀遠州流のお席に入れて頂きました。
初点前です・と男性の切れの良いお点前でした。
茶巾のたたみ方や茶碗の清め方など清々しかったです。
棗は甲に表流の即中斎宗匠の筆の瑞雲の文字がありました。
茶杓は当代の削られたものでしたから 表流としてはアレレ・・・
せめて先代以上を載せて頂きたい。 掛物は「閑雲」でした。
籠に美しい秋の花々でした。  


帰路は茶会の干菓子を決めに席主さんたちとデパ地下に行き
良いお菓子を見つけて ホッとして
久しぶりに食事をご一緒しました。
段々と親しさが増していくのが有り難いです。
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長月 3回目

2011年09月19日 21時42分01秒 | 茶道 稽古風景
相伝のお稽古日です。
一番目の方の唐物・真の後に 家元の天然忌でもなさった
「一二三」をいたしました。
亭主の点前を客が評価して点数をつけるのです。
これは皆が嫌がるので滅多にしませんでしたから 何十年ぶりでしょう。
私は末客でしたから 最後の楽しみがあります。

十種香札という小さな箱にを客の人数分用意して 決まりの形の札が
入ってます。 月が良いで月1月2月3 無地1・2・3 花は悪いで花1花2花3。

亭主は50年もお稽古をなさっている方ですが 所作に時々癖があります。
茶友ですから 少し点が甘くなります。
末客の私は皆さんの評価の札を盆の上に開けて整理して 結果を最初に
知ります。 予想通りで無地1が5枚で無地3が1枚でした。
皆の本心は無地2でした。 客としてはダメですね。 無地3を入れた方は
仲良しさんで 愛のむちでした。
以前は嫌だったですが 今回は面白かったです。
最後に拝見した末客の私が 茶道口近くの下座に運んでおくと
入室した亭主は 盆の上の皆の評価をとくと眺めて これからの励みにします。

その後 炭手前 薄茶濃茶とつづき 最後の点前は私で
「盆点で今月のお稽古を締めくくって下さい」 ははーー・・
金屏風の前の気持ちで・が耳に残っていて 茶の間の気分を振り払いたいけど
つい耳は面白そうなお話に傾きがちで
それでも手だけは何とか動いて点前を進めました。
茶杓の拭き方が 昔の拭き方のような動きの一瞬があるらしくて
「次まで練習して来ます」と宿題を自分でつくりました。

富士山羊羹は皆さんとても喜んで下さいました。
今日のお菓子が虎屋の夜の梅でしたから「しまった!」でした。
「負けますから 次回に」とお願いしたけれど
富士山が並びました。 全然ちがってサッパリ系なので良かったです。
次回まで3週間も日が空きます。
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長月 一回目

2011年09月05日 22時53分58秒 | 茶道 稽古風景
久しぶりに待ち兼ねて伺いました。
ところが最年長さんは背骨の圧迫骨折で しばらくお出掛けできないようです。
ノンビリさんはまだ先生からのお許しがでなくて
キッチリさんは旅行中とのことで 少ない顔合わせでした。

掛物は 久田宗匠の円相です。
天然忌の月です。 久田宗匠の一周忌も来月ですね。
宗筌籠に爽やかな秋草が入れられてました。
朝茶のおりの茶花です。 お菓子も信州土産です。
お土産話などに湧いて 気楽なお稽古となりました。

桐の丸卓が出てました。
夜学蓋置が用意されていたのが嬉しかったです。
薄茶で柄杓ふた置を飾り置く 次の方はその形からの薄茶と
つづきましたが 私は今回も濃茶でした。
ずっと濃茶ばかりが続いてます。 練り方を変えて見たり
時間を掛けたり さらっとしたり・・変化させて内心で練習しています。
「お宅でお稽古なさいましたか?」  緊張感のない独習でも少しは
為になっているのでしょうか。
組合点の点前の方の正客を務め 名物の由来などを伺うタイミングや
話を膨らませる問いかけなど・・・ 難しい演技です。
そんなの持っている訳なくて 嘘のつきあいですものね。 
主客の問答は大切だから 笑わずに頑張らねばいけないですね。
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