goo blog サービス終了のお知らせ 

花を眺めて☆☆行雲流水

 日々の暮らしと茶の湯を綴っています
 行雲流水・・為になるお話はありません
 自然のままに 花を愛でる日常です

四滴の茶入

2011年10月25日 13時00分38秒 | 独り稽古
閑な日々がまた始まりました。
干柿は温かい日もあって心配したけれど 甘い干柿になりました。
早く食べて また皮を剥き剥きして干さなければ。


ふと四滴茶入の濃茶って したことがなかったなーと思いました。
新しい濃茶の封を切って 水滴に入れて
さてさて 仕覆に納める時 口はどっち向きだ~?

本をアチコチと探して ようやく見つけたけど 私の思う方向と反対。
でも自分の思った方で お稽古をしました。
口を右に向けたり 左に向けたり 手前にむけたり面白いです。

四滴茶入を扱ったのは 20歳以来です。
その後 とんとお目に掛からなかったのです。
自分の茶入を使ったのも初めてです。
茶会の濃茶には負けるけど お稽古の濃茶には勝った抹茶でした。
美味しかった~~


四滴は
水滴は口と取っ手があり 油滴は取っ手がなくて口だけ
手瓶は口がなくて取っ手だけ 弦付は持ち手がついています。
口があるとして 置きつける道具に口を向けます。
弦付は棚に飾る時以外は縦のままです。
この口を向ける動作が面白いのです。

濃茶に使えるのは水滴だけで
他は薄茶に使います。
他の茶入も使ってお稽古しようと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

独り稽古

2011年09月24日 16時21分24秒 | 独り稽古
この頃 自宅で稽古が出来るようになったし暑かったので
久しぶりに茶室をお借りしてのお稽古に行って来ました。

誰も見る人が居ないので 紬にざっくりと帯を締めて
楽々と出掛けました。 
沢山のお稽古が出来ました。
先回 傷ついていた風炉は傷口を黒く塗られて目立たなくなってました。
水指の蓋はそのままでした。
一重切花入れは まさか・四代前の花押がありました。
先々代とは違い 見たときは三代前だと思いました。 すごいです。
江戸か明治時代のものです。 風炉先屏風は即中斎ですから
傷つける人が損なわないで欲しいです。


連休なので いつもより見学の方がお庭から見てゆかれます。
声を掛けて下さった方は 時間が迫った時でしたから ご馳走出来ませんでした。
帰る時に玄関に行くと80代の女性とご一緒して 水琴窟にご案内しました。
ほとんどの方が気がつかれません。 澄んだ良い音です。
上の栗には青いイガグリがいっぱい大きく成っていました。
木の根元に残している雑草は醜女草・シコメソウと教えてくれました。
可哀想な名だけど秋の風情で茶花に添えられそうです。


駅まで家々の木や花を見て話しながらご一緒しました。
門の前にザルがあって「よろしければ お持ちください」とゴーヤと袋がありました。
丁度2個なので二人で頂きました。  こんな風にすればいいんですね。
垣根にゴーヤが巻き付き 上に緑のカーテンが出来ていました。
小道の日本家屋の門前の柿の木は 秋ですよーと色づき始めてます。
風で落ちた実を一つずつ拾いました。  一人では出来ないことです。

七夕さまの時に沢山の笹をバケツに入れて並べてくれる婦人が水やり中でした。
声をお掛けすると 何か切りましょうか? いえいえ・・ それでも・と藪蘭を持たせて
くれました。 紫蘇の鉢には「どうぞ ご自由にお持ちください」と札がついていました。
珈琲を買って お菓子を買って やっぱり たまには行きたい街です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

独り稽古  (独習) 17

2011年09月16日 16時31分12秒 | 独り稽古
自分を励ますつもりのコーナーなので 書かなくても・・と思ってますが 
止めたみたいになるので続けます。
先週は 暑かったからと言い訳したいけど
やる気が出なかったので 1回だけでした。
今週も2回だけど 系統だってお稽古したので
おまけの一回です。
点前を繰り返すだけじゃ ダメなのが分りました。

火入れは今まで誰かがやってくれていたので
触ろうともしてませんでした。
茶事をやるには避けられませんから ようやく手に取りました。
不出来は道具のせいに思っていたけれど
良い道具を使っても 変わらない出来栄えだったのでガッカリ。
ほんとうに形よく雰囲気良く仕上げるのは難しいです。

朝茶で半東された人も 悪戦苦闘だったようです。
用意されていた灰がフワフワで押しづらくて やっと筋を入れたら
火が立ち消えていて やりなおしたり
あっちも こっちもで大変だったようです。
何ごとも経験ですね。  逃げてばかりいてはいけないですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

独り稽古  16 (独習)

2011年09月04日 10時15分48秒 | 独り稽古
薬師さんのお水を頂きに行って 市の日だったので ひと周りだけしました。
嶋台茶碗の前で女性が二人屈んでみてました。
見ると茶筅ずれで金が大きく剥げてます。 塗りに出さないと使えません。
「年に一度しか使えないからね」と立ち上がり  道具屋さんはガッカリ・・・
家に帰ってすぐに スコールのように雨が降りました。
市の人たちは大変だったでしょうね。

今週はまぁまぁのお稽古でした。
薄茶を一度  盆点を一度 初炭を二度しました。
もっと実のある稽古をと思いますが・・ こんなものでしょう。
やはり緊張感がないのが一番いけないです。

陶芸家の軸を求めました。
茶席には出せないでしょうが 自分のお稽古や普段に掛けようと思います。
94歳の方ですから 絵も字も洒脱です。
ほのぼのとします。  その内アップしてお目にかけたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

独り稽古  15 (独習)

2011年08月27日 23時39分38秒 | 独り稽古
一週間がすぐに巡りました。
先週と同じで内容は濃くないですが
何とかお稽古をしました。
茶室をお借りしている時は 相伝が多かったですが
自室ですると何故か 基礎の薄茶をしたくなりました。
教場で薄茶の機会が滅多にないので 却っていいかも・です。

次に庵に帰った時に 四滴の茶入など持って来ようかな・・・
長~らく出番がない茶入です。 自分のは未使用のままです。
母の四滴茶入は長姉の所で 弦付は場所を取らないからと
テーブルの砂糖壺になり 油滴・水滴・手瓶は竹柱のくぼみに
入れられてオブジェになってます。  あきれるでしょ?
焼きが違うので可愛いのです。 私のは備前焼オンリーで渋いです。

口をアッチ向けたり コッチ向けたりが面白い点前です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする