12月16日から20日までタイ、バンコックにいってきました。「なんで?」 観光です。
□ ハプニング
バンコック国際新空港、ツアーで一緒の北海道の女の子〈二人ずれ)なかなか現れず、スタンバイ1時間。ひょっとしたらタクシーでホテルにいっちゃたかな?すると現れました。千歳、成田乗換えなので、バンコックでは旅行かばんがなかなか出てこなかったんですって。なるほど・・・
□ 米の国
東シナ海から空港へアプローチするのだが、水田(3期作なので、田に水が張ってある期間は少ない。)に12月の太陽が鉛色の照り返しを見せていた。(後でわかったことですが、水田ではなくて、塩田でした。道理で鈍い鉛色だったんだ。)
□ 車、インフラ
車は日本車が90%、外車は10%程度だろう。皆新しい。カローラクラスで200万円もするそうだから、タイGNPからして相当に高いはずだが、なぜか、皆新しい車に乗っている。ガソリン価格は23.5バーツ〈1バーツ3.5円、82円/L)。これも経済水準としては高すぎる。
それで、車を手放したり、プロパンガス車に改造しているらしい。しかし、台湾ほど、バイク・スクーターが多いようには見えない。
□ 生活
バンコックのサラリーマンの出勤時間は朝5時起き、通勤1時間、8時には会社が始まるそうだ。南国特有の昼寝の習慣もなく、夕方5時まで9時間労働だとか。
□ 気候
気温は27度から30度、タイのガイドさんは「寒い寒い」「今年は異常に寒い」を連発。確かにバスや室内では上着が必要だ。乾季であり、観光客には一年で一番快適なシーズンである。日本からの旅行客は少ない。
□ タイの大きさ
タイは大国である。しゃれではない。日本の援助で高速道路がたくさん作られ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、ミヤンマー、ラオス、カンボジアと道がつながっている。
農産物の輸出入(ランドブリッジ)はタイ王国を経由するしか方法がない。
資源はない。どうやって食っているのかというと、農産物(米)と観光である。
□ ホスピタリティ
タイは優しい国である。「サワッデイ カー」<女性の場合>、「サワッデイ クラップ」<男性の場合〉、「(サ)ワッデカー」〈仲間同士の場合〉といって両手を合わせ、軽いお辞儀をする。ほんのちょっとした親切に対しても相当の感謝の印として会釈するのである。さすが、仏教の国である。
□ 王国、王様
タイは王国である。日本にいると象徴天皇になれているせいか、菊のご紋章やお写真はグラビアで拝見する程度なのだが、タイの王様はいたるところに国王の写真が飾られている。主な公共設備、ホテル、寺院、道路、駅、いたるところである。国民は王様とともに暮らしているといった感じである。
□ 黄色のシャツ
黄色は王様を敬慕する親しみの色として国民が競って着るシャツの色である。月曜日は、ブルーマンデーならぬイエローマンデーと化す。3人に2人は黄色いシャツかスーツである。当然、田舎へのお土産も黄色のシャツとなる。
□ 軍事クーデター「厳戒令」
日本の外務省は「警告」するが、現地では至って平穏。夜の観光も普段どうりで変わったことはなかった。
□ タイ式マッサージ
実はこれが一番の目的だったのだが、ちょっとあてが外れた。体を使って荒っぽいのがタイ式なのだが、普通のマッサージと違うのは、大腿部の血液の流れ〈多分、静脈)を圧迫して止めて、後にさらさらと流すタイプであり、それほど熱心でもなかったように思います。
日本で行われているタイ式マッサージの方が本格的かつ繊細だと思います。もっとも値段が90分で8000円もしますが・・タイは500バーツ(1750円)。
□ ワット〈お寺)
暁の寺院、エメラルド寺院、アユタヤの古寺院いずれもすばらしい。筆舌に表しがたいのでどうぞ一見のほど・・・
□ 日本人村
アユタヤに行く途中にチラッと見えました。名前だけで観光客は立ち寄らないそうです。
山田長政について、現地の人は情報を持っていません。
□ ご連絡
粕谷さん、奥様
拝啓 若し、このブログをご覧になっていれば、ありがとうございました。おかげ様で楽しく過ごさせていただきました。お身体を大切にこれからもご旅行を続けてください。祈念しております。敬具(後で、丁寧なお礼状をもらいました。お元気ですか4月13日)
□ タイ語について
まったくわからずじまいで、多少の英語で切り抜けました。でも、読者のために
コートー(ごめんなさい)、マイカオジャイ(分かりません)、ラカータオライ(いくらですか)
チョーブ〈好きです)、スアイ〈きれいですね)、チャイ(はい)、マイチャイ〈いいえ)、ラコーン(さようなら)、コープクン(ありがとうございます)、ダイ(いいですよ)、マイダイ〈ダメです)
□ 困った時
警察191、消防199、救急車(0-2255-1133-6)、紛失物(0-2282-1815)