8月23日午前7時30分、我が家の愛犬ジークが昇天しました。思い返せば、1996年5月のゴールデンウイークに三匹目の犬として(一匹目と二匹目はすぐ、亡くなった。)、ペットショップからひきとられてきたのですが、家族もあまり、子犬が死ぬものですから、「もうイヤダ」とかいってたのです。それから10年と4ケ月。楽しい思い出を残して先に往ってしましました。獣医は無駄な手術(胃の中に何か詰まっているので胃を切開して取り出すため、二度も全身麻酔をしたのです。)をして、返って死を早めました。私もあまりに、ヤセ、苦しがりますのでの「尊厳死」をかんがえ、その日の朝、その獣医に相談する予定でしたが、天才ジークはそれを察して、「自力で旅立ったのです」。実際、犬の安楽死は米国では年間、5百万頭も行われていると聞きます。その中には「自分のコートと犬の種類があわなくなったため」などという人間の勝手な理由もあるそうです。自分の愛犬のことになると「尊厳死」の時期をいつにするか悩みましたが、ゴールデンリトリバーという大型犬種は、扁桃リンパがんや骨髄がんの発生率が高いと聞きます。皆さんのワンちゃん、特に10歳を超える老犬の場合は、少しの体調の変化にも気をつけて上げる拝領がいります。ジークの場合は、後ろ足が弱ってきたのが4月で、8月にはぜんぜん歩けなくなり、体重が32キロから20キロまで激減したのです。その間、複数の獣医にもちこんだのですが、原因は特定されませんでした。人間で言えば「寿命」というやつかも知れまんが、CTスキャンやMRI、レントゲン、内視鏡と設備が充実してきた割には、臨床数がたりないのか、ペット医療はまだまだなのでしょう。(医療費用を聞きたい方は電子メールかこのブログに寄稿してください。)
今日は暗い話になりましたが、見て下さってどうもありがとうございます。もうロスト症候群からは立ちなおっています。