ヴィクトリアＭ【展望①】

正直、競馬ブックを観る前からちょこっと予想はしてましたが、
ここに出走してきた馬たちはかなりランクに差がある気がします。
ＧＩ馬が４頭。この中心は揺るぎないものでしょう。
このことを前提に話を進めます。
では、例によって１頭ずつ観ていきます。

【ダンスインザムード】
現時点での本命。
馬場を問わないこの馬にとってはこの枠はいい。掛かる気性だけに前に壁を作れる。
天皇賞で２,３着があるこの府中で、
マイルＣＳ２着、４着、桜花賞勝ちがあるマイル。
この馬にとっては願ってもない舞台であろう。
はっきりいってこの中の出走馬で天皇賞で勝ち負けできる馬が他にいるであろうか？
【シーザリオ】【スイープトウショウ】がいれば別の話だが。
よって力はほぼ抜けていると考える。あとは騎手次第。
昨年の天皇賞の騎乗ができればＯＫ。勝ち負けだ。
悲願の初ＧＩ制覇を期待する。


【マイネサマンサ】
この馬、京都牝馬Ｓを制覇したときはこのレースの穴馬として注目していた。
距離はベストだし、府中でも重賞実績があるからである。
しかし、トライアルを使えず、状態が万全ではない。ここが不安。
舞台はベストなのだが、調子が悪くては難しい。
ただ、現時点で１１番人気。ヒモ候補なら買っておいてもいいかも。
なにせ昨年の阪神牝馬Ｓでは【ラインクラフト】に先着してるんだから。


【ジェダイト】
ＧＩでは足りない。


【スナークスズラン】
阪神牝馬Ｓで３着と力は見せているが、そのレースでは１,２着に水をあけられた。
この差は容易に縮まるわけがなく。この馬はあくまで３着候補。
しかし、今回の舞台は府中。最近では実績がなく、ローテーションも考慮すると、
ここではつらい。


【コスモマーベラス】
この馬は中山とか小回りがベストだし、ＧＩでは荷が重い。


【ラインクラフト】
きました１番人気。世間の大本命。
しかし、そうは思わない。昨年の阪神牝馬Ｓ。あれほど脆かったレースはない。
あれがもう一度起こっても不思議ない。なにせ舞台は府中。
よく言われることは『掛かる気性の馬はコーナーが多いほうがいい』ということ。
そうなると今回は悪いコースである。
ＮＨＫマイルＣを勝った舞台といわれているが、ただ単に相手が弱かっただけ。
この馬が強すぎてコースとか関係なかった。出走馬のこのレース後の成績を見れば一目瞭然。

それに僕の主観ですが、基本的に掛かる気性の馬は府中はダメ。
直線が長いから脚が持たない。阪神では押し切れても、府中ではつらいだろう。
昨年の秋華賞のときも直線が長くなって【メサイア】に差されたし。

この馬が勝つパターンは、スタートを無難に出て、５,６番手につけて、
直線を向いて、ワンテンポ遅らせてスパート→押し切り勝ち
反対に負けパターンは、好スタートをきってしまい、押し出されて先頭へ、
そのまま直線を向いて、脚をなくして敗退。

希望としては後者。幸い、ぶっ飛ばす馬はいないのでその可能性は高い。
仮に前者になったとしても、前走のように着差は開かない。きわどくなるはずだ。
この馬の相手は【ダンス】【エア】の２頭。負けるとしてもこの２頭。
１４００ｍまでなら現役トップクラス。牝馬なら最強だろうけど、
マイルになるとわからない。危険だぞ


【アグネスラズベリ】
４連勝中なんだとか。でも聞いたことなかったよこの名前
成績を見ても買う気は起こりません。全然。だって府中で実績ないし、
マイルで勝ってない。致命的だ。
倒してきた相手を見ても、いかにも条件馬クラスでハンデ戦ならまだしもここではつらい。


【オーゴンサンデー】
ＧＩではつらい。ここで勝ち負けできるようなら谷川岳Ｓで勝ってますよ。
早く引退させてあげてほしいな。


【レクレドール】
どうも結果がでない。ここでも下位。

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