２００２年有馬記念

名馬の部屋【ファインモーション】の時に出た有馬記念の話。
そのときの馬場についてあまり知られていないことが。

２００２年有馬記念前日。
その日は雨が大量の降り、明日の馬場悪化は逃れられない状況だった。
雨は日曜日も少し降り、レース前にはやんだものの馬場は
水分を含み、かなり悪くなった、と思われた。
しかし、有馬記念のレースは『やや重』。なぜ？

これには理由があった。
土曜日のレース後。馬場の保護のため、芝にシートをかぶせ、雨をよけていたのだ。
そのため重馬場、不良馬場までいかずに『やや重』で収まったというわけ。
ここまで書くと『やるじゃんＪＲＡ』だが、みなさんこのことを知っていましたか？
知らずに予想していた人が多数でしょう。重馬場を想定して、すべる馬場を想定していたはず。
そうこれはレース前に公表されなかったのです。
馬場はレースの予想に大きな影響を与える要素だというのはわかっているはず。
しかしＪＲＡは公表しなかった。

少なからず、このことを聞いたら予想を変えた人もいたはずです。
その年の有馬記念の売り上げは前年比９９．９％。
『ＰＡＴ購入ができなくなる異常があったので、プラスと考えていい』
なんてことばっかり考えてないで、こういうところはきちっとしてもらいたいもんです。
ＰＡＴ購入できなかった人のことを考えて対策考えろよ・・・
ちなみにこのＰＡＴ異常は２００３年にも発生しました。
教訓が生きてないんだよＪＲＡ・・・頼むよ・・・
ファンを大事にしないと売り上げは下がるばかりだよ～