東京優駿【展望②】

さて、残った１０頭についてみていきます。

【タスカータソルテ】
京都新聞杯勝ち馬。レースを観たが、まずまずの競馬。
相手関係は強いとは言えないものの、京都でいい勝ち方。
ただ・・・ほんと相手関係がどうか。また、この馬自体毎日杯で負けているし、
正直ユタカでも上位に持ってくるのは至難の業。
でも今回はユタカを応援するために買います。


【ウオッカ】
データ的にはマイルまでの経験しかないので消し。
だが、チューリップ賞、阪神ＪＦを観る限り、距離の融通は利きそう。
実力は確かで、出走していればオークスは間違いなくこの馬が勝っていただろう。
ただ、この時期には牡馬と牝馬の差はあり、厳しいことは確か。
また、鞍上の四位がダービージョッキーというのもピンとこない。
勝ちきるイメージもなく、あくまでヒモの１頭。


【ゴールデンダリア】
プリンシパルＳ勝ち馬。なかなかの競馬だったが、相手が弱すぎる。
京都新聞杯と同じくらいのレベルか？
プリンシパルＳ組で例年馬券に絡むのはレースレベルが高かったときか、
余裕で勝ったとき。今回はどちらにも当てはまらない。
騎手も騎手だけに勝つ姿は思い浮かばず、ここは静観。


【ドリームジャーニー】
２歳王者。前走で完全に上位陣と水をあけられた格好。
だが、府中は得意でフサイチの３着がある。あくまで２歳時の話だが。
３歳になってからイマイチインパクトにかけるし、２歳王者で皐月賞で負けるとなると、
さすがにダービーでも手が出ない。
やはりマイル前後までか。。。


【ヒラボクロイヤル】
青葉賞勝ち馬。まずヒラボクって何だ？と突っ込んでおく。
鮮やかな勝ちっぷりで、毎日杯２着は伊達ではないことを証明。
ただ、今年のトライアルに共通するところだが、レベルが疑問。
自分の中の基準として、青葉賞は勝ち馬のみ。
そして、その勝ち馬の中でも３馬身以上つきはなすか、もしくはかなり余裕で勝つ馬だけが
ダービーでも通用すると考えている。
上記に当てはまるのがシンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、アドマイヤメイン。
それ以外はことごとく負けている。相当強い競馬が求められるのだ。
それで今年はなんとも言いがたい。最後は余裕があったものの、評価が微妙。
なので、一応押さえ。


【サンツェッペリン】
皐月賞２着。だいぶ人気がないが、まぁ例年のことか。
もともとダービーで期待されていた馬で、距離延長もコースも府中の方がいい。
ましてや今回も先行するだろうし、後方ではフサイチを巡って心理戦が展開されるだろう。
そうなればこの馬の出番だ。皐月賞２着馬。穴馬なんて呼ばせない。


【ローレルゲレイロ】
この馬タフだね。皐月賞→ＮＨＫマイルＣ→ダービーとは。
重賞未勝利でこのローテは異例。さすがに疲れが出てくる頃だろう。
また、距離も最高が皐月賞の２０００ｍ。それまではマイル前後で力を発揮してきた。
マイルがベストだろう。今回は静観。


【アドマイヤオーラ】
皐月賞４着。岩田騎乗。
元々皐月賞は面白いと思っていた馬。ダービーでは。。。
シンザン記念のキレを見る限り、マイルは強い。弥生賞も我慢したが、キレはなかった。
スタミナが持てば府中であの切れ味は武器だが、どうか。
あまり府中向きの脚質ではないと思う。小回りの方が合う。それだけに前走勝てなかったのは痛い。
さらに武豊から岩田へ乗り替わり。買わん。絶対買わん。


【フサイチホウオー】
皐月賞で絶対的な末脚を見せつけ３着。
あれを観たら１．８倍もうなづける。が、メジロブライトを思わせる。
確かに府中では３戦３勝。無傷。
だが、共同通信杯を見る限り、そこまで強かったか？という印象。
ラジオたんぱ杯２歳Ｓでもヨレヨレで勝った。あれはナシだろう。
フサイチが差されるとしたら、内外離れての攻防。一瞬で交わされるパターン。
フサイチが差せないとしたら、内にもたれる癖を見せて敗戦。
負けるパターンはどちらかと思う。外枠だけにスムーズに運べれば普通に外に出せるとは思うけど。

個人的に名前があまり好きではないので、勝ってほしくはない。
なので頭では買わん。


【ヴィクトリー】
皐月賞馬。名前がいいよね。
やんちゃなわりに寂しがり屋。彼の性格らしい。
牧場時代、雪が多かったらしく、雪の山ができることがあった。
普通の馬は危険なことはしないのだが、このヴィクトリーは雪山に上って下りてを繰り返していたそう。
さらに、それをマネしていた馬がアドマイヤオーラだという。

今年のダービー。勝った姿が一番似合うのはカッチーだ。
天皇？だか誰だかわからないが、観に来るらしい。
カッチースマイルを観れば、きっと笑顔で帰っていただけるはずだ。

今年のダービーはカッチーのためにある。


以上。