おうまな日々 in東北

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名馬の部屋⑮-2

2005-09-08 16:56:47 | 名馬の部屋
つづき

天皇賞を勝ったことで、しかも覇王を差しきったことで一気にスターダムへ
次に選んだのは香港C
その日は日本の競馬ファンがかなり盛り上がった日です。忘れないでしょう。
まず香港ヴァーズを【ステイゴールド】が奇跡の勝利
続いて香港マイルを【エイシンプレストン】が圧勝
メインともいえる香港Cに出走する【デジタル】に否が応でも注目が集まりました。
そしてその期待に応えたのです
これまでにない先行策で、直線も先に抜け出し、最後まで粘りきっての勝利
本当に強くないとできない勝ち方でした。
日本馬香港3連勝次の日はスポーツ新聞の1面に並びました。
この時点で日本の中距離の頂点。世界の頂点といっても過言ではありませんでした。

次に選んだのはフェブラリーS
この選択は誰もが納得。それはダートのほうが向いていると考え、
その先の目標ドバイWCにつながっていたから。
そのレースで、まさに横綱相撲。『強い』と言える勝ち方で勝利。
ドバイに夢をつなぎました。

そのドバイは不運にも飛行機トラブルで馬に覇気がなく、完敗。仕方がありません。
その帰りに香港に立ち寄り、クイーンエリザベス2世Cに出走したものの、
【エイシンプレストン】に破れ、休養へ。
このレースは日本馬ワンツーという歴史的な快挙でした。

復帰したのは『かきつばた記念』。
地方の重賞でした。結果は4着。
休養明け、59kgを考えれば仕方のない結果でした。

そして最後の冠となる安田記念です。
単勝人気は4番でしたが、馬連では売れていませんでした。
つまり応援馬券などが多かったのです。
しかし・・・レースは鮮やかなものでした。
全盛期を彷彿とさせる伸びで、【アドマイヤマックス】を撃破
6つ目のGIタイトルをゲットしました。

おそらくここで彼の糸は切れてしまったのでしょう。
その後は精彩を欠きました。
オールラウンダーだけに、『もしかしたら・・・』を期待されましたが、
有馬記念を最後に無念の引退。
有馬記念後、引退式のために調教をしていたときのコメント
『今のほうが調子がいいなぁ~今(レースに)使えたらなぁって思うよ』
馬もわかってたんでしょうね。もう本気で走らなくていいことを。

その血は子どもに託されます。その血が伝わった子どもはどんな走りを見せるのか?
楽しみです

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