菊花賞【展望③】

その２。

【ディープインパクト】
今さらなにを書くことがあろうか。
単勝支持率はおそらく最高を記録するだろう。
ヘタしたら競馬中継の視聴率も破格の数字になるかも。
負けるとしたら・・・なんて考えたくない。
この馬の走りをただただ堪能しようではないか。

【ピサノパテック】
セントライト記念で３着。掛かってのものだから価値はある。
が、本番で掛かっていては話にならない。３０００ｍは持たない。
鞍上岩田が怖いところだが、【ディープ】がまくる競馬をするのは目に見えていて、
前に行く組は正直厳しいと見る。あっても３着だが、掛かる気性で菊は厳しそう。

【フサイチアウステル】
上がり馬と呼ぶにふさわしい馬。セントライト記念で１番人気だったときは驚いたが、力は見せた。
距離は問題なく、【ザッツザプレンティ】のような競馬が理想か。
１つ不安点をあげるならば、藤田騎手。あまり長距離ではいい成績ではない。
近年になって克服はしてきたようだが、まだ絶対とはいえない。
アンカツが【ローゼン】をとったのも不気味だし、一線級と未対戦なのも不安。
でも先行で２着に粘れるだけのスタミナは持ち合わせているはずだ。

【マルブツライト】
セントライト記念５着。窮屈になってしまって脚を余した。
次走に注意といったが、まさかここに使ってくるとはね。
掛かる面があるらしく、この舞台にはあまり向く様子はないが、そこそこには。
脚を余した程度がどのくらいにもよるが、０．２秒差だったことを考えれば好勝負だった。
【ピサノ】と同じくらいで考えればいいだろう。この馬も３着までだが、穴に一考。

【ローゼンクロイツ】
『【フサイチ】とは比べ物にならない』とはアンカツの弁。
それぐらい強いのならクラシックでもなんとかなったはずだが、春は結果がついてこず。
関西なら走るらしい。京都はベストとも言えるコースで、馬体も余裕があった。
瞬発力勝負では分が悪いが、先行押し切りというタイプでもない。
着狙いはしたくないだろうが、そういう乗り方になってしまっても仕方ない。
そんなときこの馬の瞬発力が活きるだろう。

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