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知的財産研究室

弁護士高橋淳のブロクです。最高裁HPに掲載される最新判例等の知財に関する話題を取り上げます。

抗骨組成物審取

2011-10-14 12:12:01 | 最新知財裁判例
平成23(行ケ)10050: 請求棄却 本件は、拒絶査定不服審判に対する取消を求めるものです。 本件の争点は進歩性の有無です。 裁判所の判断は9頁以下。 裁判所は、本願発明の認定に関し、「・・・活性を有する」とのクレームの記載は、物の発明である本願発明の性質を記載したものにすぎず、物の組成を限定するものではないと判断しました。 裁判所は、相違点に関する判断の誤りに関し、「原告の主張は明 . . . 本文を読む

核酸増幅法審取

2011-10-14 12:05:29 | 最新知財裁判例
平成21(行ケ)10420: 請求棄却 本件は、無効審判不成立審決に対して取消を求めるものです。 裁判所の判断は15頁以下。 裁判所は進歩性の判断に関し、引用例1の開示内容を丁寧に認定した上、引用例3に記載されたプライマーの欠点を参酌し、引用発明1に引用例3に記載されたプライマーを採用することは困難であると判断しました。 穏当な判断と思われます。   . . . 本文を読む

炭頭饅頭審取

2011-10-13 11:41:41 | 最新知財裁判例
平成23(行ケ)10174号 請求認容 本件は、商標の拒絶査定不服審判不成立審決に対して取消を求めるものです。 本願商標は「炭頭饅頭」で、引用商標は「TANTO タント」です。 裁判所の判断は6頁以下です。 裁判所は、両者の外観は大きく異なると判断し、称呼については、「饅頭」の部分は普通名称であり識別力が希薄であるものの、「炭頭饅頭」の構成・書体、「炭頭」の部分が強調されていないこと等を . . . 本文を読む

法曹養成制度

2011-10-04 22:57:16 | 法曹養成制度
1 弁護士人口論 1-1 計画経済的発想からの脱却 現在、司法修習生給付制維持問題と関連して、あるべき弁護士人口数について減員派と増員派との間で議論が戦わされている。 しかし、当職は、そもそも、「あるべき弁護士人口数」を設定すること自体に違和感を覚える。なぜなら、弁護士を職業として捉える限り、「あるべき弁護士人口数」は、他の各種の職業と同様に、供給と需要の関係によって決めるべきと考えるか . . . 本文を読む

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