Jun Sweets

主婦のレース編みと日々の出来事

ボイス110緊急指令室 最終回(ネタバレあり)

2019年09月22日 | 日々の出来事

雫(伊勢谷友介)の別荘に向かった樋口(唐沢寿明)。

到着すると雫の乗っていた車があった。しかし別荘に明かりがついていない。

車の近くまで行くと血痕があり、それは別荘へと続いていた。ドアの防犯システムの線を切り、中へ入っていく樋口。

石川(増田貴久)は後ろ手に手錠で封じられていたが雫が手錠を外す。

雫に反撃を試みるが傷を負っていて難しく、雫にやられるばかり。

鉄球を手に持ち、「顔のつぶれた君の遺体を見たら樋口彰吾はどう思うかな?

想像するだけで心が震えるよ」と高揚した様子で言う雫。

ここで何人殺した?と聞く石川に「聞いてどうするんです?」と言う雫。

「兄貴がきっとお前を、必ずお前を・・」と言う石川に、「樋口彰吾は必ず私が殺す」と言って何度も石川に鉄球を振り下ろす。

1階にも2階にも人気がないため、奴の姿がないと橘(真木よう子)に連絡する樋口。

そして無線を通して音を聞いていた橘がかすかに下から音がすると。

密閉された空間で何かの反響音が・・・、と伝える。森下(石橋菜津美)が別荘の設計図を入手、画面に映し出す。

見ると地下に降りる階段がバーカウンターのそばにあり樋口に知らせる。

バーカウンターのそばには鏡がありひび割れていた。その鏡を叩く樋口。

すると扉が開く。中に入ろうとしていたところを、雫が防犯カメラで見て、パソコンを操作して電気を消す。

そして防犯システムを動かし外へ出られないようロック、妨害無線を出す。

指令室では妨害無線のせいで樋口の無線信号が消える。橘は交番と強行犯に現場に急行するよう言う。

樋口は地下の部屋で石川を見つける。意識を失っていて樋口が声をかけても返事はない。

そこへ後ろから雫が発砲。二人の銃撃戦が始まる。

「その顔を見たかった」と挑発するように言う雫。雫が電源を落として部屋が暗くなる。

それと同時に妨害無線がなくなったのか樋口の無線信号が復活。樋口は石川が重傷だと伝える。

救急車の要請は既に出していて5分後に現着予定と落合(安井順平)が伝える。樋口は「俺は奴と決着をつける」と。

弾を込めながら「ここで路上生活者を殺していたのか。それに気づかれそうになってうちのやつを」と言う樋口。

雫は未希(菊池桃子)に早川を知らないかと尋ねられたことを思い出しながら、

「調子に乗るからだ。嗅ぎまわったのが悪い。それに真実を消したのはあなたの弟分ですよ」と言う雫。

銃撃戦から乱闘に代わる。雫が言う。「終わりはいつか訪れる。大事なのはどう終わるかだ」と。

「私は私の心の声に正直に生きてる。あなたと私は同じだ。自分の感情に正直だ。

あぁ楽しい。命をかけてこそ、命を実感できる。生きるには心が震える瞬間が必要だ」とも。

樋口が狂ってやがると言うも、楽しそうに笑う雫。「そう、狂気とは狂おしいほどの喜びです」と。

乱闘が続くなか銃を手に取り撃とうとする雫に、樋口を自分の落とした銃を拾って雫の肩を打つ。

そこへ強行犯係が駆けつける。応援が来ても銃を向けたままの樋口。挑発するように笑う雫。強行犯係と橘が説得する。

橘に「やつは班長を人殺しにしたいんです。やめてください!班長!!」と言われるが引き金を引く。

しかし弾切れだった。強行犯のメンバーによって確保される雫。

連行される際、雫は「いい顔したぞ。樋口彰吾」と樋口に向かって言う。

落合に指令室を任せ、現場に向かう橘。ちょうど石川が担架で救急車に乗るところだった。

そして雫が乗っている救急車に近寄る橘。橘の顔を見た雫は「今余韻に浸っていたところです」と言う。

もう逃げられないと言う橘に、「私は狂っているんですか?私からみればあなたたちのほうがよほど狂ってる。

何が楽しくて毎日生きてるのか」と言う雫。本郷(伊武雅刀)の秘書が雫が肩を撃たれて病院に搬送されると本郷に電話する。

本郷が手は打ってあるな!と言うとハイ!と返事する秘書。本郷は雫を取り戻すと言って、部屋に駆け戻る。

そして雫が搬送される病院の院長に電話をかける。「お前にプレゼントだ。その病院をまるごとくれてやる」と。

雫の逮捕が報道され、特捜部の滝沢から電話を受ける田所署長(小市慢太郎)。

「炎上してます。本郷会長を庇えば日本中から非難を」と言われて抜け道はないのかと聞く田所。

「関係者への口止めだけで消化できるレベルではない。うちの特捜部は田所署長を

本郷ホールディングスからの収賄容疑で捜査を始めている」と言われ焦る田所。切り捨てるんですか!?と聞くも、

滝沢が「切り捨てるんです!火の粉がこの私にも降りかかるんです」と言って電話を切る。

田所は自分の席札を見ながら「落ちるのは一瞬だ」と呟き笑い出す。

樋口が「あいつ逮捕の瞬間まで笑ってやがった」と橘に話す。

橘は「私の父は全力で受け止めてくれました。人の悪口、聞きたくもない声が聞こえる毎日。

普通じゃない人間が普通の世界で暮らす息苦しさを父は全力で受け止めてくれました。

だけどやつは自分の父親によって・・・。怪物を作るのは人なんです。

奴のこと、私、理解できないわけではないです。」と話す。

搬送中の救急車の中で「会長の使いの物です」と小声で言われてニヤリと笑う雫。

肩を打たれ病院に救急搬送された雫が急変したと連絡が入る。指令室に連絡を入れ、病院に向かう樋口と橘。

処置室に入った雫を警官が無線で連絡、樋口は不審な行動をとらないよう注視してくださいと指示を出す。

処置室では院長が「会長から連絡を受けました。処置にあたります」と言って始める。

病院に着いたところで警官から雫が青酸カリで服毒自殺したと連絡を受け、おかしいと考える二人。

アーモンド臭もするし間違いないと言う警官に、誰が処置したかと問う橘。警官は院長だと答える。

これから安置室にという無線で安置室に向かいながら指令室に院長と本郷会長の関係を調べろと連絡する。

院長は奨学金など本郷の支援を受け大学を卒業、留学もしていた。

どうやって死んだように見せかけたのかという疑問に循環器系の医師なら心電図を操作することも容易、

院長なら他の医師の立ち合いもなく死亡確認ができると言う落合。

アーモンド臭についても同じような匂いを脱脂綿に染み込ませ、口に含めば偽装は可能と言う森下。

エレベーター前あたりで階下から音がすると言う橘。

樋口に何処だと言われ、耳を澄まして音をとストレッチャーがエレベーターに乗っていた。

地下には駐車場しかない。急いでいくが、車は出て行った後だった。

防犯カメラから駐車場を出る車のナンバーがわかるが、登録されておらず偽造とわかるも

Nシステムに登録できず車を追うことが出来ない。雫は秘書の運転で本郷が待つ場所まで行く。

本郷は韓国行きのチケットとお金、偽造パスポートを用意して雫を逃がそうとする。

向こうに迎えを待たせてあると言う本郷に、韓国で僕は何するんです?と聞く雫。

冷静になれ、最悪の状況だと言う本郷に対して最高の間違いでしょ?と言う雫。

「僕を今の僕にしたのは誰?今まで僕がやってきたことを黙って見てたじゃないか。渉(手塚とおる)兄さんまでつけて。

思う存分遊べと。それとも病気だから仕方ない。そう思ってた?」と本郷に思いをぶつける雫。

本郷は「お前の罪は私の罪だ。お前のためなら何でもする。とにかく身を隠せ。そして生きてくれ」と。

本郷が帰ろうとした時、「嬉しそうだった。あの日、父さんが人を殺した時、父さんは嬉しそうだった」と言う雫。

その言葉を聞いて振り返る本郷の顔は強張っていた。

雫は雫で笑いながらも苦しそうな表情で拳で机を叩き、机の上の物をなぎ倒す。そして樋口と橘の名前を叫ぶ。

署の会議室で国内での潜伏は難しいだろう、国外に逃亡できないよう出国禁止を、とECUメンバーに話す橘。

そこへ緒方(田村健太郎)が入ってきて、本郷の秘書が国際旅客ターミナルでカード決済したとを報告する。

名義は韓国人で観光ピザで入国し失踪していた人物。19時に出る船だった。

強行犯に連絡して捕まえる手配を落合が指示する。聞いていた樋口が「奴は本当に逃げたいと思っているのか」と橘に言う。

本郷ホールディングスでは雫の逮捕の報道で、報道陣が集まっており、

役員が本郷に株価が暴落しているので、雫のことはもう・・・と話すが、

本郷は全く話を聞いておらず、昔のアルバムを見ながら「笑ってるな。雫、笑ってるな。」と呟いていた。

強行犯係が港に待機して、密航するであろう雫を待ち構えていた。しかし車が来たと思ったら、バックし始め、

気づかれたと言って逃げていく連中を追い始める強行犯のメンバー。

樋口は桟橋に緊急配備をするよう指令室に連絡。銃を持って車を出る。

署長に呼ばれた橘が部屋に行くと、署長はおらず、椅子に座っていたのは雫だった。

指令室に入電があり森下が出ると雫からだった。「通報から3分で現場に到着し5分で現場を確認し、10分で犯人を逮捕する。

それがあなた方の使命だとか。急いでください。これから私は橘ひかりを殺す」と。

緒方が橘の携帯の位置を確認するがこの署の中だとわかる。

皆が驚きながらも落合が対応しようとすると靴音が聞こえ、扉の方を振り向くと雫が橘に銃をつきつけ人質に取っていた。

こんなに近くに犯人がいるのにあなた方の力はこんなものですと言う雫。

驚きで皆動けない中、落合に近づく雫。全員出てくださいと言う雫。

言うことを聞く必要はないと橘が叫ぶが雫が発砲するので落合に促され皆部屋を出る。

そして施錠ボタンを押す雫。橘を床になぎ倒し、銃を向ける。そして携帯電話を置き、コートのポケットから鉄球を出す。

橘は座り込んだ状態で後ろに下がっていく。雫は「生きてるうちに駆けつけることが出来るかな?樋口彰吾」と言う。

落合が無線で強行犯メンバーに「本件について本郷雫と特定。橘室長を人質に取っている」と連絡する。

強行犯メンバーは追っていた人間は捨て置き署に戻る。その中に樋口はいない。

森下が消火器で扉を割ろうとするが割れない。雫は橘の足を踏みつけ、動けないようにしてコートを脱ぎ棄てる。

そして殴れる距離まで近づく。部屋の外では落合が特殊部隊の要請をしていた。

「殺してやりたい。あなたを殺してやりたい。でも悪党を捕まえることが警察官の仕事だと父が言ったから。

もしあなたにも愛する人がいたら、全力で受け止めてくれる人がいたら。あなたは悲しい人よ。孤独なのよ。

私ならあなたが抱えてきた苦しみを聞くことが出来る。」と雫に語り掛ける橘。

橘が言うのをどこか悲しみの表情で聞いていた雫だが、ため息をつきながら「気休めだな」と言う。

部屋の外では緒方が銃でドアノブを撃つが、それでも開かない。

雫は「憐みなどいらない。3分だ」そう言って、橘の首を手で押さえ、鉄球で殴ろうとするが、

しかし橘の顔を見て手を止める。何故そんな目で見る、怯えろ!泣け!命乞いしろ!と言う雫。橘は憐みの表情をしていた。

鉄球を振り下ろそうとする雫の肩に銃弾が。樋口が指令室の上に隠れていたのだ。

雫が病院から逃げて署の会議室で対応を話していた時、樋口が言う。

「奴は逃げるつもりはない。石川をいたぶり、次は室長だ、そして最後に俺を」と。

署の前で車で待機していた時に、雫が入っていくのを見て先回りしていたのだ。

樋口は「室長はお前に最後のチャンスをやった。お前が自分の意志で殺しをやめることが出来るのか。

でもお前にはもう誰の声も届きはしない」と言って、雫の足を撃つ。倒れるが雫は笑いながら立ち上がり、

「奥さんが死ぬときの頭蓋骨がつぶれる音は快感だった」と樋口を挑発するように言う。再度肩を撃つ樋口。

また倒れるも何とか体を起こし「助けてください、命だけはと泣いてすがって。

泣き叫ぶ声にどれほどしびれたか。知りたいだろう?あの快感を」と言う雫にまた撃つ樋口。

倒れたまま笑う雫は「面白い。これでいい。そうこないと」と言う。

雫に近づいた樋口に雫は「撃ち殺せ!」と言う。樋口も雫の額に銃口を当て、「ここがお前の墓場だ」と言う。

橘が首を振りながら「班長!ダメです!!奴と同じになってはいけません!!やめて!!」と叫ぶ。

そして銃を捨て鉄球を持つ。外では特殊部隊が銃を構えていた。

樋口が鉄球を振り下ろす。しかし雫の頭の横に鉄球は振り下ろされた。

「今度こそ期待したか?悪かったな。期待に応えられなくて。俺はお前のことばかり考えてきた。

どうやったらお前を一番残酷に殺せるだろうかってな。肉をそぎ取って、八つ裂きにしてやろうか。

それとも骨を折って粉々にしてやろうか。でもお前に会って気づいた。すべて無駄だ。

生きろ。平凡な日常を生きてみろ!それがお前にとって一番の苦痛だ。遊び相手はもう誰もいない」

雫が苦痛の表情を浮かべる。すると「そう!この顔だ!!それが見たかった!!」と言う樋口。

雫の襟元を掴んで起こすと「来る日も来る日もその面ぶら下げて、俺のこの顔を思い出せ。

来る日も来る日も。それがお前の狂った人生の終わり方だ」と告げる。

樋口が雫の肩の上から銃を撃つ。もちろん雫には当たらない。しかし雫はあぁ~!!と叫びながら倒れる。

樋口は「2019年8月11日19時6分、本郷雫、殺人容疑で逮捕!!」と叫ぶ。

その直後特殊部隊が指令室に入り、雫は逮捕される。橘はずっと泣きながら様子を見ていた。

雫が逮捕されて、強行犯係のメンバーが本郷会長を殺人ほう助で逮捕しようと会社に乗り込むが既に失踪していた。

樋口は息子・大樹(鳥越相馬)が入院している病院へ来る。

眠っている大樹に「大樹、パパ約束果たしたぞ。悪い奴ようやく捕まえた」と話す。

そして自分の額を大樹の額に当てて言う。「夢の中のママ、笑ってるか?」と。

翌日、橘が父親が死んだ現場に来て花束を手向け、手を合わせる。「父さん、待たせてごめんね」と。

帰ろうとしたところで足音と花束を手向ける音を聞く橘。戻ってみるとそれは樋口の足音だった。

樋口も手を合わせて、「待たせたな、未希」と報告していた。やっと笑いあえた二人。

そのまま石川の病院へ行く二人。病室には森下志津(YOU)と森下葵(矢作穂香)がいた。

石川は意識を取り戻してはいないが、指が動くという反応を見せ始めていた。

志津が「ほら石川君、あんたの大好きな兄貴が来たよ」と話しかける。

葵が「早く目を覚まして元気になってね」、志津も「また樋口さんと一緒にうちに飲みに来てね」と話しかける。

樋口は「透(石川)、いいか」と言って石川の手首を握り「必ず目を覚ませ!待ってるぞ!」と話しかける。

その声に応えるように石川の指先が動く。志津と葵は「返事してる!」と。

雫が車いすに乗って病院から出てくる。立ち上がって警察車両へ乗り込むところへ、

背後から本郷が現れ雫の背中を短刀で刺す。振り返った雫の腹部をまた刺し、雫は倒れる。

本郷は「雫、地獄で会おう!」と言って自分の腹に短刀を突き刺す。

雫は本郷を見ながら「父さん」と言って死ぬ。雫の言葉を聞いてから本郷も死ぬ。

一人の男性が本郷が雫を刺す所の動画を見ながら笑っていた。

新しく来た署長によりECUは正式運用が決まる。指令室に戻って正式運用の令状を皆に見せる橘。

そして通報が。動画を見ていた男が女性を捕まえてこれから殺す所を見せてやると言って凶器を持っていた。

橘の緊急出動班は出動せよという声に樋口が無線を持って出動する。

無線から「樋口現着。今から犯人を確保する。俺が人質を必ず助け出す!」と聞こえる。

石川、何度も雫に殴られていたので亡くなってしまったのでは、と思ったのですが

重症ではありましたが生きていましたね。

雫も自分を制御できないことがわかっていて樋口に殺されることを望んでいたのでしょう。

もっとも樋口は一番の苦しみを味合わせるため、雫を生かしました。

 しかし父親の本郷が息子を刺して自殺

雫が悪いことしても止めることもせず野放しにして、渉を影武者のようにして、

今まできちんと向き合ってこなかったことが、雫をあそこまでにしてしまった。

息子を刺して自殺しても向き合ったことには全くならないのに。

あと本郷が雫を刺すシーンで一般の人が携帯で撮っているのが妙に怖かったです。

そうそう、Huluで石川メインのドラマがあるようです。

気になるなぁとボソッと言ったら主人が2週間は無料だからその期間で見れば?と言ってきました。

でも、以前他のドラマでやはり続き?番外編?がHuluであったけど、

1話だけじゃなく何話もあって2週間という無料期間では最後まで見れなくて

中途半端に終わったことがありました

なので出来ればこういうとこで見れるようにするんじゃなくて

テレビでやってほしいなぁと思います。