急性骨髄性白血病の闘病日記

急性骨髄性白血病と戦う妻の日記です

4月8日

2007-04-08 10:37:25 | Weblog
日曜日は午前中から面会できる唯一の日でございます。
この日は昼過ぎから面会に。
妻の元職場の友人を連れて病院に。

病院で私がいつも一緒にフットサルをやっている
湘南ゴールデン・サンターナの宮川君と小林さんがわざわざお見舞いに来ていただきました。

9階の面会室で妻と初対面。
その時にメンバーの皆さんから千羽鶴を・・・・。

妻共々感極まって涙・・・・
さらに、ロ(ろ)さんから中国では66羽の鶴が「縁起がよい」との事で
66羽の鶴を別にいただきました。
妻も改めて皆さんから応援されているのを実感。
頑張っていこうと決意を新たにしたのでした

しばらく、対談した後、私は下の喫茶店でお茶して、お見送り。
その間、妻と職場の友人で話をしてました。
妻が話に夢中になっているのを見計らって、私は車の洗車。
洗車をしていると電話が鳴り、看護婦さんからで
次回以降入る「無菌病棟 個室」を案内したい、との事でした。

なかなか空室になることもないのでせっかくなので案内していただきました。
今いる無菌病棟よりさらに制限された部屋。
移植時に入る部屋だそうです。
この部屋には私は入ることが出来ません。
入れるのは医師と看護士のみ。
その医師と看護士も2回以上手洗いをして病室に入りますが
基本的に風下からしか接しないそうです。
面会できるのは面会廊下のみ。話するのはインターホン越し。
トイレもシャワーもテレビもついています。
持ち込みも制限されます。
第一印象は「動物園?」という感じですかね。
この部屋に約1ヶ月いることになります。
この部屋にいるのがきっと一番つらいだろうと思いました。
で、妻が「中から話すのはあのオレンジのマイクですか?」と看護士に聞くと
すかさず自分が「あれはナースコールじゃないの?一般病棟にも、今の病室にもあるでしょう?」と聞くと、「あ、そうだ。」と・・・
ベッドの横にちょっとだけ出ていた電話機がインターホンでした。

ま、看護士も「皆さん、ここから退院出来ますからね。」と言ってました。

まだまだ、白血病の闘病は長い道のりです。

P.S.
・病気のことを話して見舞いに行きたいと言って来てくれた「ミヤ」
・20歳の誕生日によかったらドナー登録しますよ、といってくれた「こうちゃん」
・病気の事を親身になって話を聞いてくれた「まりなパパ」
・鶴や手紙などを頂いた「ロさん」
・千羽鶴を率先して折ってくれたり、お守りまで頂いた「みほ」
・忙しい中、千羽鶴を折っていただいた「メンバーの皆さん」

他にも心配してくれたり、励ましてくれたりして頂いて・・・
本当にありがとう。
こんないいメンバーと出会えて最高です・・・。

最後に
千羽鶴ですが、
今、妻が入院している「無菌病棟」では
「千羽鶴」を飾ることが出来ません。
理由は「埃」がたまりそこから菌が繁殖する、との理由です。
気持ちを妻に届けて私の家のリビングに飾っておきます。
「ロさん」の鶴はビニールに入れて部屋に置いてあります。
「ミホ」から頂いたお守りはベッドにつけました。