【鈴木啓功説の穴】
鈴木啓功は「トランプファミリーはロックフェラーのチェース・マンハッタン銀行と関わりがある。だからトランプはロックフェラーの手先だ」と主張しているのですが、よく考えればアメリカの銀行はどれをとってもロックフェラーとなんらかの関わりがあるのは当たり前のことです。
また、トランプの姉の息子の名前が「デビッド」という主張。
「デビッド」なんてメチャクチャよくある名前であり、ただの偶然と判断するのが普通だと思うのですが……。
また、西森マリーによると2016年の大統領選挙中、トランプはジェブ・ブッシュのことを罵倒していたそうです。
鈴木啓功の説に従えば、トランプとジェブ・ブッシュは同じ共和党の仲間なはず。それをなぜ罵倒するのでしょうか……?
鈴木啓功の説を軸にしていた頃、ヤフー知恵袋で「トランプはディープステートと戦っているとされていますが、ロックフェラーの手先としてロスチャイルドと戦っているだけなのです」といった回答を書いたことがあるのですが、今思うと恥ずかしい限りです。
【ぺぺ・エスコバルはたいした人ではない】
また、高島康司が自らの説の権威性を高めるのに利用したペペ・エスコバルというジャーナリスト。
高島康司はペペ・エスコバルの偉大さを伝えるエピソードとして、9.11の数週間前、著書のなかに「ビンラディンを捕まえないととんでもない事態が起きる」と予言していた、というものを挙げているのですが、9.11がアメリカの自作自演であることは明白になっており、ビンラディンを捕まえても9.11は起きていました。
このことから、ぺぺ・エスコバルがたいした人でないことがわかります。
また、2021年の頃は「トランプは正義のヒーローではない」という説をとっていたベンジャミン・フルフォードも情報をアップデートしたのか、2022年の〈コロナマネーと崩壊する世界経済〉という本では(100%ではないものの)トランプのことを反ディープステートの主要人物として書いています。
【Qアノン陰謀論の結論】
かくしてQアノン陰謀論とは当初から言われていたとおり……
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アメリカはディープステートによって影から支配されており、特権階級やセレブの間でペドフィリア(幼児とのセックス)やインファンティサイド(幼児を殺して食べる古代から続く悪魔崇拝儀式)がおこなわれている。
トランプは彼らを倒すべく立ち上がった英雄であり、Qアノンはトランプとともに「アメリカ第二革命」を目指している。
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……という説が正解であるという事実にたどり着いたのです。
【西森マリーへの懸念】
余談ですが、西森マリーの著書〈カバールの正体〉。
「こんなことまで書いてしまって本当に大丈夫なのか……?」と、西森マリーの命が心配になるような内容なのです。
そんな西森マリーは副島隆彦の命の心配をしているようなのですが、日本より遥かに危険なアメリカに住む西森マリーが、アメリカより遥かに安全な日本に住む副島隆彦の心配をしている場合ではないと思うのですが……。
【まとめ】
●トランプとQアノンは当初から言われていたとおり、やはりディープステートと戦う正義のヒーローだった。
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