オカルト伝説は事実である

砂に埋れ、誰にも気づかれずにいる世界の真実を見つけ出すブログです。

クロマニヨン人の正体はアトランティス人の子孫である

2024-01-24 05:40:47 | 超古代文明
 
【ヨーロッパにわたったクロマニヨン人】
 もともとヨーロッパ大陸にはネアンデルタール人が住んでいたのですが、紀元前2万年にクロマニヨン人がやってきて、ネアンデルタール人を追い出しました。
 
 平均身長160センチで無骨な顔立ちのネアンデルタール人とは対象的に、クロマニヨン人は平均身長180センチで、現代の白人のような顔をしていました。
 
 そんなクロマニヨン人がかつて住んでいたアルタミラの洞窟壁画は驚異的な芸術性と完成度を誇っており、短いズボンをはいた男性や、長いスカートをはき、装飾品で身を飾る女性の絵が描かれていました。
 
 スコットランドのアトランティス研究家、ルイス・スペンスは、ヨーロッパ文明の始祖であるこのクロマニヨン人こそアトランティス人の子孫だと主張しています。
 
 そんなクロマニヨン人のヨーロッパ大陸への大移動は3回にわたっておこなわれ、3回目が紀元前9000年頃のアジル紀です。これはアトランティス大陸崩壊の時期とぴたりと一致します。
 
 
【南米にわたったクロマニヨン人】
 1960年代、大西洋の海岸で超古代の人骨が多く見つかったことで、アメリカで考古学の大ブームが起きたことがあります。
 
 その見つかった人骨は放射性フッ素テストで1万5000年前のものであることがわかり、さらにクロマニヨン人とアメリカ・インディアンの混血児であることも判明しました。
 
 また、南米のフエゴ島の墳墓でも1万年前のクロマニヨン人の骨が発見されています。
 
 クロマニヨン人は南米にもわたっていたんですね。
 

「パンゲア大陸にアトランティス大陸が入るべき余地はない」の真相

2024-01-24 05:38:40 | 超古代文明

 
✳️【大陸移動説】
 ※大陸移動説(プレートテクトニクス)でも、ヨーロッパとアメリカ、アフリカ大陸をジグソーパズルのように1つに集め、かつての姿を再現したとき、その間に別の大陸が入るべき余地は残念ながら残されていない。
 
※大陸移動説 20世紀初頭に、ドイツの気象学者ヴェーゲナーが唱えた学説。現在の各大陸は、約2億年前に超大陸「パンゲア」が分裂してできたものと説いた。大陸移動説は当初、ほとんど相手にされなかったが、ヴェーゲナーの死後になって実証され、プレートテクトニクス理論に発展した。(本城達也) ASIOS〈謎解き超常現象〉より
 
 
✔️【逆デバンキング〈現在と太古では陸地の形が違う〉】
 この話が本当なら、かつてスマトラとマレー半島をつないでいたスンダランドはどう説明するのでしょうか?
 
 このスンダランドはアトランティス、ムー、レムリアといったほかの伝説の大陸と違い、かつて本当に存在していたことが、多くの地質学者たちによって認められています。
 
 ほかにもオーストラリア、ニュージーランド、南極は、かつて1つにつながっていました。
 
 つまり、現在の地球上の陸地の形と、数万年前、数十万年前、数百万年前のそれは大きく違うのです。
 
 現在の各大陸をジグソーパズルのようにつなぎあわせたらぴったりになったとしても、たとえば1000万年前の各大陸をつなぎあわせても、おそらくぴったりにはならないでしょう。
 
 よってヴェーゲナーの大陸移動説が正しかったとしても、本城達也の主張は論理的ではないというわけです。
 
【アトランティス大陸が入るべき余地はある】
 
 最後にもう1つ。
 
 ピリ・レイスの地図のほぼ中央あたりに、非常に巨大な島が描かれています。
 
 この島の正体はおそらくアトランティス大陸だと思われます。
 
 アトランティス大陸とは厳密には「大陸のように巨大な島」であり、「アトランティス島」だったわけです。
 
 ピリ・レイスの地図中央の謎の島は、まさにアトランティス大陸にぴったりの大きさと言えると思います。
 
 仮に本城達也の主張が完全に正しかったとしても、あの程度の大きさの島なら入るべき余地は充分あると思います。
 
【まとめ】
 ●本城達也のジグソーパズル説は論理的ではない。
 
 ●アトランティス大陸が入るべき余地は「ある」と考えることが可能である。
 

「アトランティス大陸は大西洋の海底に存在しない」の真相

2024-01-24 05:35:20 | 超古代文明

 
✳️【大西洋に存在した可能性】
 アトランティス大陸の候補地としては、大西洋が最も頻繁に挙げられる。しかし海洋底の調査によると、かつて広大な陸地が存在し沈没した可能性がないことがわかっている。(本城達也) ASIOS〈謎解き超常現象〉より
 
 
✔️【逆デバンキング〈説得力なし〉】
 〈謎解き超常現象〉を持っていない人たちのために言っておきますが、私は中略などは一切していません。本城達也の主張は本当にたったこれだけなんです。
 
 読書メーターを見る限り、たったこれだけの主張で納得してしまう人が大半なようですが、これだけでは説得力はまったくありません。
 
 ネタ元がよくわかりませんし、誰が、大西洋のどのあたりを、どのような方法で調査したのか、このような記述はぜったいに必要です。
 
【グラハム・ハンコックの言葉】
 たとえば、あのグラハム・ハンコックの言葉にこういうものがあります。
 
 「もし私に無尽蔵の資金があり、なんでも好き勝手ができるなら、とっくの昔にインド南部・南東部のカニャークマリ、ラーメーシュワラム、プーンプハール、マハーバリプラムや、北西部のグジャラート半島の沿岸部全域、カッチ湾、カンベイ湾で本格的な海洋考古学調査をおこなっている。だが、私には無尽蔵の金も、時間もない」
 
 世界一有名な考古学者(本人は「自分は考古学者ではない」と言ってはいますが……)といっていいハンコックでさえ、海洋考古学調査をおこなったことがない場所などいくらでもあるんです。
 
 いったい誰が、果てしなく広大な大西洋のどのあたりを調査したというのでしょうか?
 
【高度な海洋考古学調査】
 もう1つ重要なのが、調査の仕方です。
 
 トライミックスというものをご存知でしょうか?
 
 トライミックスとは深海潜水用の酸素、ヘリウム、窒素を混合した呼吸用ガスで、これを使わないと調査できない場所というのがあるんです。
 
 また、高度な海洋考古学調査をおこなうにはサイドスキャンソナー、GPS、ROV、音響測深器なども使う必要があります。
 
 もしも超古代文明否定論者が、果てしなく広大な大西洋のほんの一部を、高度なテクノロジーを用いずに適当に調査しただけなら、そりゃなにも見つからないでしょう(笑)。
 
【知られざる資料】
 最後に余談を1つ。
 
 前述のハンコックは「アゾレス諸島近くの大西洋中央海嶺の海底に遺跡が眠っている」という1950~1980年代のソ連の海洋学の資料を持っているそうです……。
 
【まとめ】
 ●本城達也の主張は具体性に乏しく説得力がない。
 

アトランティス伝説を否定し続けたアリストテレスの正体

2024-01-24 05:32:04 | 超古代文明

✳️【寓話説】
 アトランティス伝説は、もとを辿っていくと古代ギリシャの哲学者プラトンが書いた2冊の本からはじまる。
 
 多くの支持者にとっては、この2冊に書かれているアトランティス伝説は全面的に真実であるか、もしくは歴史的事実が芯にあり、まわりにいろいろなものが付け加わった伝承だと信じられているようだ。
 
 特に、プラトンが自著の中で書いている「(この話は)全面的に真実であって」という1文は、「アトランティス伝説=歴史的事実の補強材料」としてよく引用される。
 
 しかし実際のところ、プラトンが書いたほかの作品を読んでみると、彼が書いた対話篇に見られる寓話の多くは、真実の話だと断ったうえで紹介されていることに気づく。そして、そういった寓話の多くは作品ごとに食い違った描写が見られ、互いに矛盾している。
 
  “アトランティスを扱った物語だけ”が真実を含んでいて、ほかは文字通り寓話であると判断するべき根拠はない。
 
 思い込みを排除して全体を見渡せば、そこに見えてくるのはほかの作品と同様に寓話としてのアトランティスの姿である。(本城達也) ASIOS〈謎解き超常現象〉より
 
 
✔️【逆デバンキング〈アリストテレスの真似〉】
 「アトランティス伝説は歴史的事実ではなく寓話に過ぎない」──この主張を歴史上はじめて唱えた人物は、なんとプラトンの弟子であり、プラトンとともに哲学史に不滅の名をとどめるアリストテレスなのです。
 
 つまり、後世の懐疑論者たちというのは、アリストテレスの真似をしているだけというわけなのです。
 
【プラトンのもう1人の弟子】   
 ところで、プラトンにはアリストテレス以外にも弟子がおり、そのうちの1人であるクラントアという人物はアトランティス伝説を史実ととらえました。
 
 そして4世紀の哲学者プロクルスによれば、クラントアはサイスの神官にアトランティス伝説のヒエログリフが彫られた柱を見せられたそうです。
 
 ちなみにクラントアはプラトンのアトランティス対話集の論評解説を書いているのですが、ローマ帝国の崩壊とともにそのほとんどが消失してしまったそうです……。
 
【アリストテレスの正体】
 話をアリストテレスに戻しますが、アリストテレスはプラトンの弟子であると同時にライバルでもあり、プラトンの学説が支持を集めるたびに学説を真っ向から否定し続けたそうです。
 
 理由は嫉妬説が有力視されているそうですが、私はアリストテレスはアトランティスの真相が世に広まると都合が悪くなる闇の勢力のエージェントだったと見ています。
 
【ピタゴラス教団】
 事実、プラトンはもともとピタゴラス教団という秘密結社に所属しており、組織内の情報を発信することは厳しく禁じられていました。
 
 それをプラトンが破ったために、プラトンつぶしのためにアリストテレスをエージェントとして利用したというわけです。
 
【まとめ】
 ●懐疑論者はアリストテレスの真似をしているだけ。
 
 ●アリストテレスは闇の勢力のエージェントだった。
 

プラトンが言っていないSF的なアトランティスの真相

2024-01-24 05:19:17 | 超古代文明

 

✳️【SF的なアトランティス】

 プラトンが言ってもいないことを主張する者も多い。「アトランティスには現代を上回る高度な科学技術が存在した」とする説がそれだ。プラトンの文章の中では、オリハルコンという正体不明の金属(真鍮の一種ではないかといわれている)について言及されてはいるものの、それ以外の点では、高度な科学技術の存在を示唆する部分はまったくない。爆薬、電気、飛行機、テレビ、原子力といったものは、プラトンの文章のどこを探しても出てこない。本当にそんな驚異的な科学力があったら、それこそ伝説として語り継がれそうなものだ。

 実はそれを言い出したのはプラトンでなく、19世紀イギリスのオカルティスト、ウィリアム・スコット=エリオットなのである。彼は霊視によってアトランティス人たちの生活を知ったと主張した。アトランティス人は「ヴリル・パワー」という未知のエネルギーを用い、時速200キロで飛ぶ飛行機(えらく遅い飛行機だ)で戦い、超能力も持っていたという。スコット=エリオットの描写するSF的なアトランティス文明は、プラトンのそれとはまったく異なっていたのだが、大衆には受けがよく、いつの間にかこちらのイメージのほうが定着してしまった。

 現代では、「アトランティス文明が空飛ぶ亀の怪獣を作っていた」と言っても、誰も不自然には感じなくなっているのである。(山本弘) と学会〈トンデモ超常現象99の真相〉より

 

✔️【逆デバンキング〈エドガー・ケーシー〉】

 霊視、またはリーディングと呼ばれる能力によって、アトランティスの詳細を知ることに成功したと主張した人は、実はウィリアム・スコット=エリオット1人だけではないのです。

 20世紀を代表する超能力者、エドガー・ケーシーもその1人で、彼は「アトランティス人は反重力航空機でどこへでも自由に旅ができた」と主張しています。

 〈トンデモ超常現象99の真相〉の中で山本弘が否定している反重力なのですが、大変残念ながら米軍がすでに反重力の技術が存在することを公式に認めています。 

 では、プラトンの記述と食い違うのはなぜなのか?

 プラトンの言うアトランティスは紀元前9000年頃のアトランティスですが、エドガー・ケーシーの言うアトランティスはそのさらに5000年以上前のアトランティスなのだそうです。

【黄金時代】

 プラトンの言うアトランティスは「末期の堕落したアトランティス」なわけなのですから、対照的に「黄金時代」と呼ばれる時代も過去にはあったはず。

 それこそがエドガー・ケーシーがリーディングで見たアトランティスと考えられるのです。

【まとめ】

 ●20世紀最大の超能力者、エドガー・ケーシーがSF的なアトランティスを霊視している。

 ●SF的なアトランティスは黄金時代の頃である。

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