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【ヨーロッパにわたったクロマニヨン人】
もともとヨーロッパ大陸にはネアンデルタール人が住んでいたのですが、紀元前2万年にクロマニヨン人がやってきて、ネアンデルタール人を追い出しました。
平均身長160センチで無骨な顔立ちのネアンデルタール人とは対象的に、クロマニヨン人は平均身長180センチで、現代の白人のような顔をしていました。
そんなクロマニヨン人がかつて住んでいたアルタミラの洞窟壁画は驚異的な芸術性と完成度を誇っており、短いズボンをはいた男性や、長いスカートをはき、装飾品で身を飾る女性の絵が描かれていました。
スコットランドのアトランティス研究家、ルイス・スペンスは、ヨーロッパ文明の始祖であるこのクロマニヨン人こそアトランティス人の子孫だと主張しています。
そんなクロマニヨン人のヨーロッパ大陸への大移動は3回にわたっておこなわれ、3回目が紀元前9000年頃のアジル紀です。これはアトランティス大陸崩壊の時期とぴたりと一致します。
【南米にわたったクロマニヨン人】
1960年代、大西洋の海岸で超古代の人骨が多く見つかったことで、アメリカで考古学の大ブームが起きたことがあります。
その見つかった人骨は放射性フッ素テストで1万5000年前のものであることがわかり、さらにクロマニヨン人とアメリカ・インディアンの混血児であることも判明しました。
また、南米のフエゴ島の墳墓でも1万年前のクロマニヨン人の骨が発見されています。
クロマニヨン人は南米にもわたっていたんですね。