
メシア──世界唯一のスケプティックハンター。インチキ霊能力者の嘘を暴く達人。
リネンちゃん──メシアの弟子。
リネンちゃん 江原啓之さんは『前世 人生を変える』という本の中で次のようなことを言っています。
(前略)三つ目は、使命を担って生まれてくる人のたましいです。たとえばマザー・テレサのように大いなる愛の視点を持ち、世の中に対して際立った影響力を持つ人は、いつの時代にも現れます。世の中に広く知られている人ばかりとは限りませんが、そうした人は浄化度の高いグループ・ソウルに属しているのです。繰り返しになりますが、浄化度が高いグループ・ソウルとは、コップの水にたとえれば、透明度が高く、神に近いことを意味します。
通常、1つの類魂から現世に出てくるのは1人ですが、ツイン・ソウルといって、浄化意欲が高い場合には、1つの類魂から2人生まれることがあります。1人より2人のほうが経験と感動をより多く得ることができ、浄化を早めることができるからです。浄化度の高いグループ・ソウルからはツイン・ソウルとして再生するケースが珍しくありません。基本的にツイン・ソウルとして生まれた2人が現世で出会うことはありませんが、稀に仕事のパートナーなどとして出会うこともあります。これは、あくまでも私見ですが、マザー・テレサとヨハネ・パウロ2世は、ツイン・ソウルだったのではないかと思います。
メシア 江原さんはまったく知らないようだけど、《マザー・テレサ=慈愛の聖女》というイメージは、闇の勢力カバールによって捏造されたものなんだ。
リネンちゃん そうなんですか!?
メシア うん。実はマザー・テレサには《インドの子供たちをバチカンに売り飛ばしていた》という裏の顔があったんだ。
信じがたい話かもしれないけど、これはまぎれもない事実なんだ。
ドキュメンタリーフィルム『カバールの陥落』の製作者で、オランダ警察の逮捕者予定リストに入っているオランダ人ジャーナリスト、ジャネット・オサバードとシンサ・コーターの2人が証拠のリストを持っている。
ちなみに2人は現在、スペインに逃亡しているそうだ。
リネンちゃん ウソみたいなホントの話……。
メシア もう1つ。
ローマ教皇に就任後、わずか33日で謎の死を遂げたヨハネ・パウロ1世。
そのバトンを引き継いだのがヨハネ・パウロ2世なんだけど、彼は就任後、ヨハネ・パウロ1世の徹底的改革案の概要の説明を受けたにもかかわらず、そのうちの1つたりとも実行に移さなかったと言われている。
リネンちゃん ヨハネ・パウロ1世もあっち側の人だったんですね……。