脱原発・放射能

利権によって動かない組織、我々の力で変えて行こう

使用済燃料は水中での長期保存に耐えられない『燃料プール底に金属片が溶けて沈殿、致死量の放射線を放出』

2012-04-06 21:22:50 | 原発・放射能

セラフィールドの危険な核遺産:貯蔵プールに放置された使用核燃料棒

濁ったプール水の底には、汚染された金属片が溶けて沈殿し、
致死量の放射線を放出

-日本の行き場のない使用済MOX燃料への警鐘-

http://www.jca.apc.org/mihama/uk_france/bnfl_b30_cmnt_20100112.htm

 九州電力は昨年12月2日にプルサーマルを開始した。伊方、浜岡、高浜がこれに続こうとしている。しかし、プルサーマルによって発生する使用済MOX燃料の処理方策については、国は2010年度頃から検討を開始するというだけだ。九電は、昨年の福岡での本店交渉で、使用済MOXの処理方策については「何も決まっていない」とはっきり答えた。少なくとも、30~40年間は、原発の使用済燃料プールに保管するというが、先の目処が一切たっていない現状では、半永久的に原発サイトに居座り続け、地元が核のゴミ捨て場になるのではと、深い憂慮が広範にある。核のゴミ処理も決まっていないうちから、プルサーマルを開始することに、強い批判が渦巻いている。
 使用済燃料は、水中での長期間の保管に本当に耐えうるのか。「原発先進国」の英国セラフィールドでは、使用済燃料貯蔵プールの驚くほど危険な状態が明らかになっている。濁ったプール水の底には、燃料や汚染された被覆管等が溶けて沈殿し、致死量の放射線を放出しているという。手のつけようがない核の遺産そのものだ。今回紹介するB30という使用済燃料プールは、マグノックス原発用の使用済燃料貯蔵プールであり、燃料棒の被覆管主成分はマグネシウムである。このプールは1959~1985年の間は再処理のための燃料プールとして使われていたが、それ以降の約25年間は貯蔵だけで、「死のプール」となっている。日本の場合、ウラン燃料もMOX燃料も被覆管はジルカロイ(主成分ジルコニウム)だが、超長期の水中保管に耐えられるという保証はない。
 英国でも、原発の使用済燃料は資源として再処理されていた。しかし、今回紹介するように、それはただの核のゴミとして、最も危険な負の遺産となり、警鐘を発している。

●セラフィールドの危険な核遺産:貯蔵プールに放置された使用核燃料棒

B30使用済燃料プール
http://www.sellafieldsites.com/UserFiles/
File/Sellafield_IWS_Baseline_June-06.pdf

 英国セラフィールドにある使用済燃料貯蔵プールは、長期間放置され続けて極めて危険な状態にある。2003年にサンデー・ヘラルド紙の記事で暴露されたが[※1]、この貯蔵プールの実態についての情報はなかなか伝わってこなかった。最近になって紹介された、ガーディアン紙の記事やCORE(環境の放射能汚染に反対するカンブリア人の会)のマーティン・フォワード氏が執筆した2008年の報告書(以下、COREレポート)などから、その実態を紹介する。
 2009年4月19日のガーディアンの記事(以下、日付のないものはこの記事)は「セラフィールド:ヨーロッパで最も危険な場所」のタイトルで、英国での新原発建設に関連して、ヨーロッパで最も放射能汚染された有害な廃棄物が残存しており、その除去作業が急務であり、それには膨大な経費が必要になっていることを忘れるべきではないと警告した。

●B30-「汚れた30」として有名な貯蔵プール
 この使用済核燃料プールB30について、ガーディアンの記事は次のように報じている。
 建物B30は大きな着色されたコンクリートの堂々とした建物で、セラフィールドの中心に立っている。しかし、セラフィールドの副管理局長によると、「B30は西ヨーロッパで最も危険な産業用建物である」。この建物がこのように恐れられていることを理解することは難しくない。「大量の古い原子炉部品や腐食の進む核燃料棒-その大部分はどこから何時持って来られたのかも分からない-がB30の中心にある冷却プールの濁った放射能に満ちた水の中に並んでいる。プールの底の方では、汚染された金属破片が溶解して沈殿物(スラッジ)となり、強いおそらくは致死的な強さの放射線を放出している。」
 COREレポートでもB30について次のように記述している。
 「施設内の放射線レベルは、そこでの作業時間が一日1時間未満に、一つの領域では2~3分に制限されるほどである。放射線レベルとプール水の不透明さのために、プール内に何があるかについて詳細なリストを用意することは不可能であるが、プールにはプルトニウムが約1.3トンあり、その内の400キログラムは沈殿物としてプールの底に沈んでいる腐食した核燃料内にあると見積もられている。」
 このようなリストを提出できない状況は2004欧州委員会要求-欧州原子力共同体の査察官が現地に立ち入って調べることを保証するようにBNFLに命じるもの-に違反している。

●B38-「ヨーロッパで2番目に危険な」貯蔵プール
 B30の隣にある建物で「ヨーロッパで2番目に危険な産業用建物である」B38についてもガーディアンの記事は紹介している。このプールには使用済核燃料棒やその被覆管が貯蔵されている。「この建物も、セラフィールドの多くの他の古い建物と同じく、崩れ始めており、技術者はその致死的内容物の取扱いに頭を悩ませている。」

 B30とB38は商業用のマグノックス原子炉の使用済燃料棒を再処理するまで貯蔵するプールと言うことになっていた。しかし実際には、再処理はなかなか進まず、使用済燃料棒などが長期間貯蔵されたままになっている。1960年代初期にはプールの水中で核燃料棒の被覆管をはがし、再処理するウラン燃料を取り出す作業も行われていた。その作業装置の多くは水中に残されたままになっている。
 プールの壁が破れたときには悲劇的な核汚染をばら撒く深刻なリスクがあり、そのために非常に費用のかかる放射能に汚染された遺産の除去を実行している。情報公開法を用いて入手したNII(原子力施設検査局)の内部レポートによると、これまでの7年間に1767件の放射能漏れ、破損、崩壊やその他の事故が起きており、その内の約半分は安全システムに疑念を抱かせるほど深刻なものと判断されている(ガーディアン2009年10月20日記事)。

●B29-原爆開発の負の遺産
 ガーディアンの記事は英国での原爆開発時の遺産を貯蔵するプールB29についても紹介している。このプールには英国最初の原子炉パイル1とパイル2-電力ではなくプルトニウムを取り出す原子炉-で燃やされた核燃料棒が運び込まれて被覆管がはがされていた。その大部分は再処理のために運び出されたが、「数トンの廃棄物と古い燃料がなおプールの濃く白濁した水の底にある」。
 今日、B29は老朽化していて、プールと言うよりも汚れた古いドックのようで、崩れ始めているコンクリート、すすけたレンガと、腐食しているパイプの古いダクトと部品で囲まれている。水は緑藻でいっぱいでマグネシウムによって乳白色に染まっており、何が下にあるのかを目視しようとする試みはすべて成功しなかった。
 原爆開発時の遺産を貯蔵する建物B41についても記述されているが、この建物はプールではなく「穀物サイロ」で、核燃料棒のアルミニウム被覆管が貯蔵されている。火災を防ぐためにアルゴンガスが注入されて現在に至っている。

 このようにセラフィールドでは、非常に多くの古い高レベル放射性廃棄物が水中に貯蔵されている。この点こそセラフィールドの暗黒部分の中核であり、ガーディアンの記事は「これを今後100年にわたって除去するのに、国の負担は500億ポンド(約7.5兆円)にも及ぶであろうと技術者は見積もっている。この数値はずば抜けて大きく、英国の核遺産を除去するのに約束されてきた730億ポンド(約11兆円)のうち最大を占めている」、そして深刻な困惑を政府にもたらしていると伝えている。

 2009年10月7日のホワイトヘブン記事「セラフィールドのリスクはあまりにも高い-NII」は事態が依然深刻であることを報告している。英国のNIIとEA(環境規制機関)は、セラフィールドの「きわめて有害でリスクの高い」領域で「重大な出来事」が引き起こされる可能性を憂慮していて、今年になって合同でこれらの施設からの放射能漏れを防止し検出する課題の状況を査察した。その報告書はまだ出されていないが、NII査察官の一人マーク・フォイは「遺産の施設のさらなる劣化、繰り返される作業延期」によって「重大な出来事」が引き起こされるリスクは「あまりにも高すぎる」と警告した。EA査察官もセラフィールドの遺産である貯蔵プールとサイロを5月に視察したが、リスクの深刻さを再認識し、「除去とリスク削減は絶対的な優先権をもっている」と述べている。
※1:セラフィールドの「汚れた」貯蔵プールがもたらしている恐れ
   サンデー・ヘラルド 2003年7月13日

(10/01/12UP)

 

高レベル放射性廃棄物:地層処分で放射能が1000年後地上に到達
http://ameblo.jp/x-csv/entry-11196192636.html

ガラス固化体は30-50年は地上で貯蔵し、放射能と崩壊熱の減少を待ってから地中に埋める。
地中では周囲を金属製の壁(オーバーパック、厚さ約19センチ)と粘土(同約70センチ)で二重に囲む。
この「人工バリア」に加え、安定した地質という「天然バリア」で、放射能を長い間、
人の生活環境から隔離する。

オーバーパックの耐用年数は1000年程度で、それ以降は地下水が浸透して
放射能の一部が地上に到達することが予想される。

非常に極端な場合として、1000年以前に地震が直撃してオーバーパックが割れ、
その断層を地下水が上昇して放射性物質が地上に漏れる可能性もある。

 

現在の核のゴミの処分方法、1000年後には腐食で地下水と接触する
http://ameblo.jp/x-csv/entry-10977038166.html

放射能がどう漏れ出すか、動燃がコンピューターでシミュレーションをしたら、
「1000年後には腐食でオーバーパックに穴が開き、
ガラス固化体が地下水と接触することがわかった。
放射性物質が漏れだし、そのピークはセシウム135なら400年後、
アメリシウム243では7万年後という。


2011年3月20日、隠蔽された3号機格納容器内爆発『圧力容器・格納容器とも大破した』

2012-04-06 20:53:36 | 原発・放射能
2011年3月20日、隠蔽された3号機格納容器内爆発
『圧力容器・格納容器とも大破した』
 
 
もっとも重要な放射能汚染は3月21日に起きていることは、
あまり一般には知られていません。
 
その汚染源が3月20日-21日にかけての3号機格納容器内爆発であること、
それを東電・政府は当然知りながら、隠蔽していること
 
―これがほぼ「事実」であると断定できるだけの判断材料がすでに揃いました。

3/21に関東地方を襲ったフォールアウトは、

  大気圏核実験が全盛期だった過去50年間の
  同地域の総量に匹敵する莫大なものであった。
 

この放射性物質は、よく言われるように、

  3/15までに福島第一原発から放出された放射性物質が
  雨によって落ちてきたものでは決してなく、直前に放出されたものである。
 

その汚染源は明らかに3号機であり、おそらく福島第一原発最大の事故であった。

パラメータを分析すると、3号機では、
 
  3/20-21に圧力容器設計圧力を大幅に超える圧力が記録され、
  また格納容器内の爆発的事象によって圧力容器・格納容器とも
  大破したことが明らかである。
 
 
その事故は再臨界を伴う可能性が否定できない。
 
 
この異常事態を受けて、放射性物質の放出を防ぐために、
 
  1000トンを超える放水が行われた。
 
 
3/21に行われた海水サンプリング調査・土壌採取などは、
 
  3号機格納容器内爆発という事態を受けたものである。
 
 
3/21の3号機原子炉建屋から出た煙は、
 
  原子炉が破損した物理的な帰結であるが、
  東電は当然それを認めることができない。
 
 
東電・政府はこうした最悪の事態を知りながら隠蔽している。
 
 
東電は、こうした事態を隠匿するため、
 
  データの間引きや悪質な印象操作をいくつも行っている痕跡がある。
 
3月19日9時から3月26日9時までの積算フォールアウトの表を作成してみました。

 

I-131(MBq/km^2)

Cs-137(MBq/km^2)
山形県(山形市) 68532 7860
茨城県(ひたちなか市) 208130 25790
栃木県(宇都宮市) 55710 992
群馬県(前橋市) 21306 1173
埼玉県(さいたま市) 67517 2973
千葉県(市原市) 45294 3593
東京都(新宿区) 84333 6409
神奈川県(茅ヶ崎市) 5556 440


特筆すべきは、ひたちなか市と新宿の値です。MBq/km2 はBq/m2 に換算可能なので、ひたちなか市では1平方メートルあたり20万ベクレル以上のヨウソ131が、25000ベクレル以上のセシウム137が地表に降り積もったと考えられます。新宿では同じく、ヨウソ131が約85000ベクレル、セシウム137が6400ベクレルです。そして、これら大部分が、20日から23日までの3日間に降りそそいでいるのです。

これは、どの程度の値なのでしょうか。

また、一瀬昌嗣・神戸高専准教授(サイエンスメディアセンター 核実験フォールアウトとの比較)によれば、「1963年6月に、日本に降った最大のフォールアウトのセシウム137の放射能は、550Bq/m2」であり、「Cs-137で比べると最も多かった1963年の1年間に東京で1935 Bq/m2、1957年4月〜2009年3月の合計では7095 Bq/m2」です。大気圏核実験が頻繁に行われていた(チェルノブイリ事故の影響も含む)過去50年間と、ほとんど同量のCsセシウム137が、たかだか3/21-3/23の2日間で降り積もったことになります。なお、広島原爆の黒い雨のCs-137の土壌沈着量は、最大で493 Bq/m2であったと論じられています。

【医学史上最悪の隠蔽】すべての人が知るべき事実

2012-04-06 19:30:35 | 原発・放射能
【医学史上最悪の隠蔽】すべての人が知るべき事実
 
オーストラリアの小児科医・医学博士ヘレン・カルディコットさんのカナダでの講演
小児科医として長らく原発問題と取り組んできた人。
WHO,IAEAはチェルノブイリの被害を長年隠し続け、過小評価してきた。
そのチェルノブイリと比較しても福島の現実は比較にならないほどひどいものだと指摘。
カナダで ­の原発問題を抱える市民に語る、チェルノブイリ・福島・そしてカナダの原発問題。
 
 
書き起こし
WHOやIAEAは過小評価しているが、
すべての人が知るべき事実で
医学史上最悪の隠蔽です。
 
日本についてですが、
事故の規模から言って、
チェルノブイリの何倍も
被害が深刻です
 
6基の原子炉に同時に事故が起こることは
想像したことがなかったのです

今回事故を起こしたMark1型の原子炉の設計した
3人のGEエンジニアは
危険なものだと知っていて辞職しました
 
(中略)
 
原子炉内の冷却水を循環させる手段がなくなりました
また、格納容器内でなく建屋の天井付近に
使用済み燃料プールがあります
 
毎年30トンの最強の放射性物質の燃料棒(使用済み燃料)が
取り出されます
 
燃料は長さが3.6m太さが1.5cmほど
X線のような放射線を大量に出すので
何分か隣にいれば死亡します
 
即死ではなく、ポロニウムで毒殺された
ロシアの諜報員・リトビネンコ氏のように
髪が抜け、大量に出血し、免疫不全症患者のように
深刻な感染症を起こして死亡します
 
この燃料棒(使用済み燃料)は熱いのでプールに入れて
継続的に冷却しなければなりません
 
3回の水素爆発で建屋の天井が吹き飛び
プールは覆いがなく
炉心格納容器でなく建屋の天井です
燃料プールは露出しています
 
2つの使用済み燃料プールは水が全くなく
燃料棒はジルコニウムでコーティングされ
ジルコニウムは空気に触れると発火します
 
2つの使用済み燃料プールは今現在も
燃えています
 
使用済み燃料プールには炉心の10倍~20倍の
放射性物質があります
 
1つの炉心にはヒロシマ型原爆1000発分の
長寿命放射能があります
 
膨大なエネルギーです
 
原子力はお湯を沸かすのに
最低の方法だとアインシュタインが言っています
 
お湯を沸かして、タービンを回す
原子力がやっているのは
それだけなのです
 
ウラン原子を核分裂させると
200個の新しい元素が発生します
発生する元素は元のウランより
はるかに人体に有毒です
 
もっともウランもかなり有毒でアメリカは
バクダッドやファルージャで使いました
新生児の80パーセントは
深刻な奇形を持っています
 
無脳症、目が1つしかない、腕がない
医師たちは女性に子供を生まないように
呼びかけています
 
小児癌の発生率は12倍ほどです
これは殺人行為です
 
イラクの戦争は核戦争です
 
使われているウランは半減期45億年
有志連合が中東の肥沃な三日月地帯を
汚染しているのです
 
しかし、原子力発電所内では
すさまじい量の放射能があります
発生した200の元素には数秒で消えるものもあれば、
数百万年残るものもあります
 
放射性ヨウ素は6週間残ります
これは甲状腺がんを引き起こします
 
このためにヨウ素剤を飲んだ方がいいと
いわれています
 
ヨウ素剤は甲状腺がんの原因になる
放射性ヨウ素を取り込むことを防止します
 
チェルノブイリでは2万人以上の人が
甲状腺ガンを発病しています
 
甲状腺を摘出して一生甲状腺ホルモン剤を
飲み続けなければ命の危険があります
 
糖尿病の患者がインスリンを摂取
し続けなければならないように
ストロンチウム90は
600年残ります
 
骨に蓄積して骨のガンや
白血病を引き起こします
 
セシウムは600年残ります
 
ヨーロッパの面積の40%は
放射能に汚染されています
 
トルコの食品は放射能が多いです
トルコのアプリコットやヘーゼルナッツを
買ってはいけません
 
チェルノブイリの事故後トルコ人は怒って
放射能の多い紅茶をロシアに送りました
イギリスの農場では土壌にセシウムが
あまりにも多いので土地が売れないこともあります
 
ヨーロッパの食品を食べてはいけません
でも、今起こっていることと比べたら
何でもありません
 
最も毒性の強い物質の一つは
プルトニウムです
 
地獄の王プルートーンにちなんで
つけられた名前です
 
100万分の1グラムでも吸い込むと
発がんします
 
仮説としては0.45キロのプルトニウムを
均等にまけば
地球の人口のすべてが発がんするといえます
 
1基の原子炉に250キロの
プルトニウムがあります
 
原爆を作るのでさえ2.5キロしか
使わないプルトニウムは原爆の材料です
 
カナダは世界最大のウランの輸出国です
 
カナダは2つのものを売っています
命の元の小麦と死のウランです
 
放出されたプルトニウムは
北半球全体に広がります
 
すでに北アメリカに向かっています
 
それに加えて半減期1700万年の
放射性ヨウ素129
 
セシウム、ストロンチウム等など
雨とともに放射性降下物が降ってきて
食品に濃縮されます
 
海に入れば海藻に何百倍
さらに甲殻類で何百倍と濃縮されます
そして小さな魚、大きな魚
その次に私たちと生体濃縮が続きます
 
私たちは食物連鎖の頂点に立っているからです
 
放射性元素には味もにおいも無く
静かにしのびよります
 
これらが体の中に入ってすぐに
発がんするわけではありません
 
発がんには、5年から60年かかります
 
乳房にしこりを感じたときに
20年前に食べた魚に入っていた
ストロンチウムで発がんしたとは言い切れません
 
すべての放射線は有害で
ダメージが蓄積します
 
1回ずつに浴びた放射線量は累積され
発がんのリスクを高めます
アメリシウムはプルトニウムよりも
さらに危険です
 
雨にあたるかどうかが被爆を決定する
雨で降下物が降ってきたら作物を
600年間作っても食べてもいけないのです
 
原発から出た放射性廃棄物の
問題は深刻です
 
オンタリオ湖の隣のここには
放射性廃棄物が漏出して
何百年も水と食物連鎖
汚染します
 
放射性廃棄物はがん、白血病、遺伝病の
大量発症を引き起こします
 
これは公衆衛生上のリスクとして
今まで最悪のものです
 
アインシュタインは言いました
「核を分裂させる行為はすべてを変えた」
核は途方もない惨事につながっている
 
私たちは傲慢で尊大で
一部の人間の爬虫類脳は
病的な状態に陥っている
 
私たちは太陽の核分裂エネルギーを
手に入れて、制御不能に陥いり
なす術を失っている

原発、運転すればするほど資産が増えて、運転すればするほど利益が増える。まさに錬金術

2012-04-06 19:05:43 | 原発・放射能
原発、運転すればするほど資産が増えて、運転すればするほど利益が増える。まさに錬金術­
http://blogs.yahoo.co.jp/x_csv/20924188.html
 
使用済み核燃料はゴミではなくダイヤモンドに値する。
(使用済み核燃料はレートベースに計上される仕組みがあるので)

電力会社が利益を上げるには、原子力発電所の数を増やせばいい。
その仕組みは総括原価方式にある。

原子力発電所の数を増やすには、政治家や学者、マスコミ、原発候補地にお金をばら舞くのが一番効果的。
 
電力料金の仕組み
電気料金は総括原価方式で決まる。
電気料金=適正な原価+事業報酬(利益)
事業報酬(利益)=レートベース(固定資産など)×約3%
 
電力会社が利益を上げる方法
レートベースを増やせば利益が上がる。
レートベースを増やすには原子力発電所の数を増やす。
 
①原子力発電所の方が火力発電所より、資産として大きいので、
②使用済み核燃料を増やすことになるので。
 使用済み核燃料はレートベースに計上される仕組みになっている。
(原子力発電所が増やせば、自然に使用済み核燃料が増える。
使用済み核燃料はゴミではなくダイヤモンドに値する。)

総括原価方式
電力会社としては資産を持てば持つだけ
利潤が膨れ上がるという構造だったわけです
原子力発電所というのは一基造れば
何千億円という資産になりますので
造ってしまえばもうそれだけ
比例計算で利潤が懐に入るという
とてつもないうまい方式


07221.jpg
07212.jpg
<小出裕章>
国が誘導してきたということなんですね
原子力発電所を電力会社にやらせるために
電力会社の資産に比例するというかたちで
利潤が決められたがために
電力会社としては資産を持てば持つだけ
利潤が膨れ上がるという構造だったわけです
 
原子力発電所というのは一基造れば
何千億円という資産になりますので
造ってしまえばもうそれだけ
比例計算で利潤が懐に入るという
とてつもないうまい方式で電力会社が
優遇されてきてしまったんですね
 
逆な言い方をすれば
国が誘導してきたということなんですね
原子力発電所を電力会社にやらせるために
 
原子力というのは私からみると核と同じものなんですね
 
日本人が言う核と同じもの
つまり軍事利用と切っても切り離せない技術なのであって
国家としてはそのことをはじめから知っていて
原子力の平和利用だと標榜しながらも
核兵器を開発する能力という
技術的能力を保有し続けたいという思惑が
私は国にはずっとあったと思います
 
いずれにしても日本の国というのは
原子力をやると決めたわけですね
 
やると決めた以上は民間企業を
巻き込まなければ出来なかったわけで
そのためには電力会社に
うまみを与えなければいけない
その一つが総括原価方式で
原発を誘導するということだった
 
未来への負の遺産が利益になる悪魔の仕組み!核廃棄物作れば作る­程設ける電力会社。
運転すればするほど資産が増えて、比例して電気料金が上がり
電力会社は寝てても儲かる
作れば作るほど、運転すればするほど利益が増える。
まさに錬金術­