先週、ユダヤ暦の5774年を迎えたイスラエル。
明日は年に一度の大贖罪の日『ヨム・キプール』で、今日の日没頃から丸一日かけた断食が始まる。[昨年の記事 ←クリック]
世界中の多くのユダヤ教徒がこの日の戒律を実践するのだけれど、社会の営みがピタリと止んで異世界のような静けさに包まれるのはやはりイスラエルならでは。
現代社会の営みから切り離されてみると、「時間はこんなにも緩やかに流れているんだなぁ」としみじみ思う。
この日の終わりにもなると、空腹と喉の乾きのせいで10分が1時間のように感じられてくる。時計の針がこれほど怠惰に見える日もなかなかないんじゃないかな。
とにもかくにも、断食によって内臓が浄化されると、自ずと精神までもが清められる気がしてくる。洋の東西を問わず、心と身体の繋がりを熟知していた先人の知恵には恐れ入る。
そして来週の半ばには『スコット』、日本語では『仮庵の祭り』と呼ばれているものが控えていて、長い夏休みが明けてようやく新学期が始まったばかりだというのに、子供たちは今日から再び半月の休暇。
断食よりも実はこっちに頭を抱えている。
ナマステ&シャローム
Nozomi
明日は年に一度の大贖罪の日『ヨム・キプール』で、今日の日没頃から丸一日かけた断食が始まる。[昨年の記事 ←クリック]
世界中の多くのユダヤ教徒がこの日の戒律を実践するのだけれど、社会の営みがピタリと止んで異世界のような静けさに包まれるのはやはりイスラエルならでは。
現代社会の営みから切り離されてみると、「時間はこんなにも緩やかに流れているんだなぁ」としみじみ思う。
この日の終わりにもなると、空腹と喉の乾きのせいで10分が1時間のように感じられてくる。時計の針がこれほど怠惰に見える日もなかなかないんじゃないかな。
とにもかくにも、断食によって内臓が浄化されると、自ずと精神までもが清められる気がしてくる。洋の東西を問わず、心と身体の繋がりを熟知していた先人の知恵には恐れ入る。
そして来週の半ばには『スコット』、日本語では『仮庵の祭り』と呼ばれているものが控えていて、長い夏休みが明けてようやく新学期が始まったばかりだというのに、子供たちは今日から再び半月の休暇。
断食よりも実はこっちに頭を抱えている。
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