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賃貸マンションの更新拒絶、貸主が自己使用を理由に

2007年09月07日 | Weblog

賃貸マンションの更新拒絶、貸主が自己使用を理由に

城北借地借家相談室より

 世田谷区で賃貸マンションを借りて住んでいたFさんは、大手不動産管理会社から明渡すよう請求された。3年前に賃借した時には家主は大阪に転勤で、もう東京には帰ってこないので借りてほしいと言われた。住めば都で子供の教育環境にも良いところで引越しはしたくなかったが、大手不動産会社の管理会社の社員は「貴方には出て行くしかない。本来ならば1月末までに立退いてほしいが、子供のことがなので3月末まで猶予する」と威圧的に話してきた。
 何とか引き続き住み続ける事ができないか、いろいろ調べる中でインターネット検索で借地借家人組合というところがあることをしった。組合に電話したところ定期借家契約か期限付きの賃貸借契約でなければ正当な事由があるとはいえないので出て行く必要はないのではないかと言われた。その後、管理会社がしつこく電話してきたので、いま専門家に相談していると伝えると管理会社の人間の態度が豹変した。退去しか言わなかった人間が「退去せよといっても出れないならば家賃の5万円値上げを認めるよう」迫ってきた。どちらも出来ないのであらためて組合に相談しに来た。
 組合で契約書をみたところ通常の賃貸借契約で契約解除、更新拒絶には「正当な事由」がなければならなこと。本来、転勤などで又、戻ってくる予定のある場合は期限付きの賃貸借契約か定期借家契約にしなければならないことなどを説明した。そのうえで、引き続き住み続けることでがんばるようアドバイスした。


       城北借地借家人組合
         
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