女子のホンゴシ2

yaplog!でブログをしていた、「女子のホンゴシ」の続きです。日常ブログです。

ローマ人の物語 悪名高き皇帝たち③

2011-04-20 18:15:01 | 読書メモ
コツコツ読んで、

ローマ人物語も

とうとう19巻目。

華々しいスキャンダルなローマの歴史が続きます。

~この巻のあらすじ~

50歳まで歴史家として生きてきたクラウディウスは、突然のカリグラの死により、帝位を継承することになった。
カリグラは、わずか4年の在位の間に、健全だった財政と外政をことごとく破綻させていた。
クラウディウスはまず、地に落ちていた帝政への人々の信頼を回復することから始め、問題を着実に解決していく。
しかしこのクラウディウスには悪妻という最大の弱点があった…。


さて。

クラウディウスについて;
解放奴隷三人組という秘書官たちにも恵まれ、歴史家だっただけあって統治はよくされていて…だけど、誠心誠意だけじゃ人心をつかむのは難しいみたい…。
ちゃんとやっても、それをうまくアピールしなくてはその後の別作業の成功への相乗効果はないまま。
評価されることは、虚栄心を満たすだけでなく、その後のスムーズな仕事のために重要なのね。
私も気をつけなくては。
誰かがみてくれてるハズ…では、ダメね。
長髪ガリア人の元老院議席を認める演説はよかった。
カエサルみたいだった。


悪妻について;

悪妻①
夫の権力を乱用して、散々やりたい放題をしていたメッサリーナは、クラウディウスの知らぬうちに
彼の秘書達の思惑で自害を迫られ・・・
自害をする勇気もなく、渡された剣をふるえて持っていたが、結局兵士に殺された(23歳・・・!)

悪妻②
小アグリッピーナ
連れ子(次皇帝ネロ)に皇帝を継がせようと用意周到に準備し…クラウディウスが不要になると毒殺した…

二人の所業を読みましたが…恐ろしい人達です…
妻は政治などしったこっちゃないのか…



クラウディウスはアグリッピーナに毒殺されて、この巻が終わる。

お次は、とうとう、あの悪名高いネロの登場!

あ~、続きが気になるっ!!






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