女子のホンゴシ2

yaplog!でブログをしていた、「女子のホンゴシ」の続きです。日常ブログです。

原発事故って・・・

2011-05-29 09:17:00 | 読書メモ
先日、福島原発の事故に伴って、原発事故時に何が起きて、どうしたらいいかがとても気になった。
そこで、1999年に起きたJCO臨界事故時に、東海村・茨城県・科学技術庁(当時)・首相官邸がどう動いたか
動かなかったかが述べられている、下記著書を読んだ。

「どう逃げるか?~原発・核事故に備えろ~ /学研エコブックス 地球市民として暮らす④」

読書後メモとして以下を記す。

①何をどれだけ用意しておけばよいか?
≪逃げ方を探る道具≫
・ラジオ
・天気図
・地図
・磁石
・放射線測定機
≪被ばく被害を小さくするための道具≫
・ヨウ素剤(日本では手に入りにくいが)
・マスクの替え
・傘
・ビニール袋に入れた着替え一式
・カッパ
・ガムテープ
・バンソウコ(傷口からも放射能が入る・・・ぎゃー)
≪日常生活のための道具≫
・地震のときと一緒
≪貴重品≫
・電話を使うための小銭
・あるだけのお金
・保険証
・通帳/生命保険用の印鑑
・免許証

②原子力事故の時何を食べたらいいか
・事故を知ったら、すぐに食糧と水(一人1日3リットル)を確保
(チェルノブイリ事故時もドイツの水は汚染された。
 特に事故を知った段階では、水はまだ汚染されていないはずなので
 お風呂等にためておく)
・味噌、玄米
(原爆被爆者にして、医者の秋月辰一郎氏をキーワードにして調べると
 興味深い記録と書籍がみつかります)



哲学メルヘン

2011-05-08 15:36:03 | 読書メモ
ソフィーの世界のような(懐かしい)、ジャンルしては少々古いが、新しいような。
そんな本を読みました。

「奇跡が起こる遊園地 ~人生のゴールデンチケット~」

40日間行方不明だった婚約者が見つかり、生死の境をさまよう彼女から、託された1通の古い封筒。
彼女はそれをもって、ある場所へ行ってほしいと言う・・・。

気になる話。

~~~
「子供には2つのタイプがいるんだ」

スクワートは、まるでこのことに初めて気づいたのは自分だとでもいうように、もったいぶってあごをなでた。

「くるくる回る子(スピナー)とボートを走らせる子(セイラー)だ。 (中略)
 セイラーは自分の望んでることをはっきり口に出すんだ。(中略)俺が笛をふくと、セイラーたちはきまって
 出発地点の反対側にいて、満足げにボートから飛び降りてくる。望んだものを手に入れたからだ。
 目的は果たしていたし、その上ほかのボートとぶつけ合って楽しんでいたしね」

スクワートはしゃべるのをやめ、プールを見回した。そして、くるくる回っている幼い少年を指差した。

「あれがスピナーだ。スピナーは・・そう、実際のところ、最初はセイラーと同じように、広い水面に出ていきたい
 と思っている。だが、みんんが動き出すとすぐに、プールにはたくさんの子供たちがいることに気付く。
 そして、自分に行きたい方向へ舵を取るのは難しいと悟り、スピナー特有の行動をとる。
 (中略)それでも、何回かほかのボートとぶつかるだろう。結局、自分の本来の目的のほかの子供の目的にも
 まったく役に立たないことをしているんだ。しかも、そのことに気付きもしない。
 俺が笛を吹くと、最後にあがってくるのはスピナーだ。たいては期待はずれだったという顔してね」

~~~

保育園でのうちの子供達・・・
ある意味、一人はセイラー(人の持っているものを、かして~と、欲しがる)で
一人は若干スピナー気味(一人で、みなの邪魔になりないところで、ずーっと車を片手に走らせている)
でした。

うううううむ。


暴力はいけないが、やりたいことをやってほしいね・・。


はやぶさ

2011-05-08 15:24:14 | 読書メモ
実は、地球帰還可能になることがニュースで伝えられてから、初めて知った。
断片的に知った情報ばかりでしたが、以下の本を読んで、探査機開発~探査機帰還が、知れました。

”小惑星探査機 「はやぶさ」の奇跡 挑戦と復活の2592日 ” / PHP

本の中で印象的だったのは・・・
「お金がありすぎると、そのお金は仕事を他人に委託するために使われるのが世の常である」

はやぶさはお金をかければ、あんなに苦労をしなかったのでは・・・という評価もあったらしいけれど
別の見方をすれば適当な貧乏でないと、懸命の努力の知恵は出てこないかも。
うちの会社・・・というか、うちの部・・・気をつけなくては。。。

冗長性は、フェールセーフを出すために、必要なんだね。


「日本のこれからが危機的状況にあり、それを国民が本能的に感じ取って不安の波がひろがっている。
それは1945年8月に起きたことと性質は異なるものだが、未来に向かって挑戦することによってしか切り拓かれない難局
であることは、軸を一にしているようにも見える。」

あとがきですけど・・・
そうだなぁと、言葉にしていないけど、漠然と思っていることだなぁと思いました。


はやぶさの挑戦と記録、面白かった!

私もこんな仕事をしてみたいゎ。

双子育ては、人生、一大プロジェクト。

しばらくは、これに専念しつつ・・・。