胃癌からの生還

早期胃癌(克服?)に自律神経失調症(鬱病)と闘病記オンリーかと思いきや、趣味に徹する毎日に仕事の愚痴も少々あり?

サラリーマン思想

2005-05-05 22:53:33 | その他日常
今日は鎌倉旅行2日目。今回は、宿で見てた朝のニュースで気になるネタがあったので、その話題をいきましょうか。

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福知山線脱線事故の続報ですが、何と事故列車にJRの職員が乗り合わせていたというからさあ大変!おまけに上司に支持を仰いだら出勤命令が出たというので現場から立ち去ったとの事に批判が集中してますが・・・。

えー、ここからは思いっきり擁護発言になってしまうかもしれませんが、ひとつ御容赦を。まず「敵前逃亡」した職員。この人は全然悪くないでしょ。だって上司からの指示に従っただけだもん。むろん倫理上は問題ありまくりだし、目の前で苦しんでる人を見捨てるのかコラァ!(怒)ともし自分が遺族だったら言いたくなる事この上ない事も事実ですが、もしこれで職員が命令無視して救助活動手伝ったせいで減俸始末書訓告処分とかになっても、誰も保証してくれない事は確実な訳で。

問題は、出勤命令をした上司ですが、これについても批判をするのは簡単だけど、おそらくこの上司だって中間管理職。下手に服務規程無視して「救出活動手伝え!」と命令するのは簡単でも、後々で社内的に問題になったら責任を問われるのはこの人な訳だし。おまけに大会社になればなるほど「役割分担」の考え方に基づき「救出作業するのは警察や病院の役目。社員でも手伝う部署の人間がやるべき」と思ったとしても、ある意味仕方ないよなあ。

なのでサラリーマンやってる自分からすると、この点についてだけは、安易には批判は出来ないのであります。もちろん、遺族だけでなく追突されたマンション住人に対する対応にムカつく点もたくさんありますが。