胃癌からの生還

早期胃癌(克服?)に自律神経失調症(鬱病)と闘病記オンリーかと思いきや、趣味に徹する毎日に仕事の愚痴も少々あり?

三沢光晴の訃報

2009-06-14 20:28:01 | 格闘技
正直言ってボクは三沢選手のファンでもないし、ノアは全くノーマーク団体の選手だから、こんな日記を書くのは「偽善者かお前は!」と罵られるのを覚悟で書きます。

今朝になって、ポストから朝刊(我が家は産経新聞です)を取って来たら、社会面に写真入りで掲載されていました。

朝食後一休みしてからコンビニへ行きました。さすがにどのスポーツ新聞も1面トップでしたが、こんなニュースで全紙制覇なんて嬉しくないです。(橋本の時もそうだったけど)ひとまず日刊スポーツを買って帰宅しました。

でその時、唯一生で三沢選手を見た伝説のZERO-ONE旗揚げ戦を思い出し、スカパー放送分を録画していたDVDを見ました。そのDVDには、PPV観戦した小川とのタッグ戦も入ってました。他のDVDを探してみたけど、ボクと三沢選手の接点はこの2試合だけでした。

見終わった後に、買って来た日刊スポーツ(つまりこのニュースと一語一句同じ記事)を読んでましたが、正直最後の一文は納得できませんでした。

>リングで最期を迎えたのは三沢選手にとって本望だったに違いない。

あのさあ、同じ記事の中で「若い時代からのケガの蓄積、社長の重責と、地上波放送がなくなるなど心労も重なり、心身ともボロボロになっていたのかもしれない」って書いてて、本望な訳ねえだろ?(怒)練習時間が取れないほどスポンサー周りに追われたり、睡眠不足になるほど心労が激しかったかもしれないじゃん!そうなれば、当然ノアの今後を考えちゃうだろ?

百歩譲って「これで社長の重責から解放される」という安堵の気持ちもあったかもしれないけど、まだ46歳だよ?遺される家族の事を考えたら、普通は無念の思いだよ!これは自分が胃癌告知された時に、真っ先に「もし自分がこれで死んだら、妻や子供はどうなるの?」と思ったから、まず間違いないと思うって!

もちろん、二度とこんな事故を防ぐための対策を考えるのは必要だろうけど、それを先に論じるより、まずは冥福を祈るのと、遺族やノア関係者などの気持ちを慮って、喪に服す気持ちを優先させた方がいいと思うんですけど。


「社長!社長!」リングにノア選手の悲鳴(日刊スポーツ) - goo ニュース