【アメリカ合衆国での初回放送日 = 2007年2月8日】※サムが殺人を犯してしまう?タイトルはブルース歌手Albert Kingの歌&アルバムより。
サム・ウィンチェスターが行方不明になる。ディーンはあちこちを探し回るが、見つからない。数日経ち、サムからようやく電話がかかって来る。今、サムはツイン・レイクス市(Twin Lakes → おそらくコロラド州)のホテルにいるらしいのだが、様子がおかしい。
ディーンがホテルに駆けつけてみると、サムの衣服は血にまみれていた。しかし、それはサム自身の血ではなかった。つまり、サムが誰かを殺した可能性があるわけだが、本人は何も覚えていないという。ここ数日の記憶がほぼ完全に抜けているのだ。もしかすると、いよいよ、「ダークサイド」に行ってしまったのだろうか?
ともかく、記憶の断片を手掛かりにしてホテルの近辺を調べてみるしかない。誰かがサムを目撃している可能性もある。
やがて、サムとディーンは個人用の契約倉庫に辿り着く。サムがポケットを探ると、その倉庫の鍵が入っていた。倉庫の中には車があり、車の中には血まみれのナイフが転がっていた。車のハンドルにも血が着いている。サムは「やっぱり、俺は人を殺したんだ」と動揺する。だが、まだそう結論付けるのは早い。
車の中にはガソリンのレシートもあったので、そのガソリンスタンドに行ってみると、店員がサムを覚えていた。サムは昨日、ここにやって来て、ガソリンスタンドであるにも関わらず煙草を吸い、横暴に振舞ったのだという。ディーンは今にも警察を呼びそうな店員に弁償金を払い、その騒動の後、サムがどの方角に行ったのかを尋ねる。
その方角にしばらく車を走らせていると、サムは「この道を曲がって」と言う。そこを通った覚えがあるのだ。
夜。サムとディーンはある一軒家に行き当たる。その家は警戒厳重で、車や人が近付いて来ると自動的に外灯が点る仕掛けになっている。だが、家そのものの出入り口の警報装置は壊されており、奥の部屋には家主らしき男の死体が転がっていた。男はどうやら、魔物ハンターだったらしい。その部屋の保安カメラのビデオをチェックしてみると、犯人はやはりサムだったという事がわかる。
ディーンは「このビデオはどうやって消去するんだ?」と訊く。ビデオはコンピュータに保存されており、ディーンには要領がわからないのだ。だが、サムは自分の所業に呆然となっていて、答えない。ディーンは仕方なく、機械を床に叩きつけ、足で踏んづけて壊す。そして、「指紋を拭き取っておけ」とサムを急かす。(だからさあ、最初から手袋を使えば良いじゃん。完全に拭き取るのは無理だと思うよ。)
ホテルの部屋。ディーンは「おまえのせいではない」と主張し続けるが、サムにはそうは思えなかった。サムはここしばらく、尋常でない怒りや憎悪感を覚えるようになっており、しかも、それは日増しに悪化しているのだ。あの黄色い目のデーモンがサムを悪に変えようとしているのだろうか?サムはディーンに拳銃を渡し、「手遅れにならないうちに俺を撃ち殺してくれ。父さんと…それから、俺とも約束しただろう?」と懇願する。だが、ディーンはサムを撃とうとしない。
サムは「必ず後悔するぜ」と言い、ディーンを殴って気絶させる。いつの間にか、別の人格に切り替わっていたようだ。(『Heroes』のニキ&ジェシカみたい?)
ディーンが目覚めると、チェックアウトの時間はとうに過ぎていた。ディーンはホテルの事務所にあるコンピュータを使わせてもらってサムの携帯電話の信号を追跡し、ミネソタ州ドゥルース市(Duluth市)にいる事を突き止める。(いつの間にこんな技を覚えたの?)
夜半。ドゥルース市の水辺のバー。最後の客が出て行き、ジョーが店じまいをしようとしているところにサムが現れる。ジョーはサムの腕に火傷らしきものがある事に気付く。
サムは父のジョンが彼女の父ビルを死なせてしまった事をあらためて謝るが、「俺は父さんとは違う」と強調する。サムはまた、ジョーがディーンに対して抱いている恋心を見抜き、「ディーンは君の事を妹のようにしか思っていないんだ」と言ったかと思うと、ジョーを襲い、柱に縛り付ける。
サムは「ビルの死に関する真相」をジョーに語って聞かせる。ビルはジョンの判断が遅れたせいで魔物に瀕死の重傷を負わされた。ジョンは仕方なく、ビルにトドメを刺してあげたのだという。もちろん、サムがそんな事を知ってるはずはない。
ディーンが現れると、サムはジョーの咽喉にナイフを突き付け、「さっさと俺を殺さないと、こいつを殺すぞ!」と脅す。ディーンはサムを撃つ事を拒否するが、その代わりに聖水をかける。サムは苦しみ、窓の外に逃げて行く。サムはやはり、デーモンに憑依されていたのだ。
ディーンは水辺の倉庫のあたりでサムに追い着く。サムに憑依したデーモンは「おまえがサムを殺すように仕向ける事がどの程度まで可能なのか試したのだ」とうそぶく。また、ディーンが今、この場でサムを殺さなければ、サムに憑依したデーモンは他の魔物ハンターたちを次々と殺して行くつもりだという。
ディーンはサムを追い続けるが、逆に桟橋の上で追い詰められて撃たれ、水の中に落ちる。しかし、水から這い上がったところをジョーに助けられ、肩から弾丸を抜いてもらう。
サムに憑依したデーモンは「他の魔物ハンターたちを殺す」と言っていたが、ここから一番近い場所にいるのはボビー・シンガーだ。ディーンはボビーの家に向かう。
ボビーの家。サム(デーモン)は適当な理由をデッチ上げ、中に入れてもらう。ボビーはビールを出してあげる。だが、そのビールには聖水が混ぜられていた。(さすがボビー!)
ボビーはサム(デーモン)を打ちのめす。そして、少し遅れてやって来たディーンとともにサム(デーモン)を悪魔祓い(魔物封じ)の円陣の真下に設置した椅子に縛り付ける。
ディーンとボビーは聖水をかけながら悪魔祓いの呪文を唱え、サム(デーモン)を拷問する。デーモンがサムのために用意しているという「計画」について聞き出そうというのだ。だが、サム(デーモン)は「これはそれとは関係ないんだよ」と笑う。しかも、なぜか悪魔祓いの呪文が効かない。
デーモンは悪魔祓いを阻止するための呪縛をサムの身体にかけておいたのである。腕の火傷のようなものがその呪縛の印なのだ。この印がある限り、デーモンをサムの身体から追い出す事はできない。
建物が揺れ出し、天井の円陣にヒビが入る。デーモンは魔力でボビーとディーンを投げ飛ばし、椅子の縛めをぶち切る。
実はサムに憑依しているデーモンはかつてメグに憑依していた奴だった。「彼女」は地獄の底から這い上がり、復讐に来たのだ。デーモンはディーンを殴りながら「ジョンも地獄にいるんだよ」と言って、いたぶる。デーモンがディーンに気を取られている隙に、ボビーは後ろから近付き、焼け火箸(厳密にはそうじゃなくて、暖炉のやつ)をサムの腕に当てる。呪縛の印の形が崩れたため、デーモンがサムの身体から追い出され、暖炉を抜けて外に出て行く。円陣が壊れてしまったので、地獄に戻す事はできなかったのだ。
しばらくして落ち着くと、ボビーはツイン・レイクス付近で殺された魔物ハンターについて尋ねる。サムが何か言おうとするが、ディーンは「何も知りません」と答える。ボビーは「そういう事にしておけ。彼の仲間たちが犯人を探してるんだ。事情を説明しても聞き分けてもらえないだろう」とアドバイスする。ボビーは兄弟にお守り(指輪?)を1つずつ渡す。それを身に着けている限り、魔物に憑依される事はないという。(前回会った時にくれれば良かったのに。)
夜のハイウェイ。ディーンとサムが車を走らせている。サムはデーモンに憑依されていた時に「ディーンがどうしても撃とうとしなかった」という事を覚えていた。ディーンとしては一縷の望みがある限り、サムを自分の手で殺すつもりはないのだ。ディーンは「それにしても、おまえの身体の中に女が一週間も住んでたとはなあ」とからかう。(こんな事ばっかり言ってるから、ゲイ・カップルだと誤解されがちなのかも?)
☆今回の音楽:
- "The Crystal Ship" by The Doors
- "Back on the Road Again" by REO Speedwagon
★名言・迷言集:
【その1】
Dean: (Samに) You checked in two days ago under the name Richard Sambora. I think the scariest part about this whole thing is that you're a Bon Jovi fan.
【その2】
Dean: The room's been quiet. Nobody's noticed anything unusual.
Sam: You mean no one saw me walking around covered in blood.
Dean: Mmm... yeah, that's what I mean.
【その3】
Dean: (Samに) Alright, (the) receipt's for 10 gallons at pump number 2.... Getting any goosebumps yet? God-this-looks-familiar déjà vu vibes?
【その4】
Dean: What's going on with you, Sam? Hmm... smoking, throwing bottles at people.... Sounds more like me than you.
【その5】
Dean: (倉庫に隠してある車の中で血まみれのナイフを見つけた後、煙草の箱を見つけて) Okay... now this is disturbing. Come on, man, this couldn't have been you. It had to be someone else... someone who... er... smokes menthols.
(※「menthol煙草を吸うとインポになる」、「menthol煙草を吸うのは女性とゲイだけ」という根拠のない説が1980年代に飛び交っていた。)
【その6】
Dean: You never told me this.
Sam: I didn't wanna scare you.
Dean: Well, a bang-up job on that.
【その7】
Dean: (Samに拳銃を向け) You know, I've tried so hard to keep you safe.
Sam: I know.
Dean: I can't. I'd rather die.
【その8】
Dean: (電話で) Hi. So sorry to bother you, but my son snuck out of the house last night and went to a Justin Timberlake concert.... What? Er... yeah, Justin's quite the triple threat.
【その9】
(Samの腕に火傷のような跡がある)
Jo: That looks like it hurts.
Sam: Nah... just had a run-in with a hot stove.
【その10】
Dean: I'll call you later.
Jo: (Deanが去った後) No, you won't.
【その11】
Bobby: (Samに憑依したDemonに) Don't try and con a con man.
【その12】
Sam (Demon): Dean... back from the dead. Getting to be a regular thing for you, isn't it? Like a cockroach.
Dean: How about I smack that smart-ass right out of your mouth?
Sam (Demon): Oh, careful now... Wouldn't wanna bruise this fine packaging.
【その13】
Dean: Feel like talking now?
Sam (Demon): Sam's still my meat-puppet, I'll make him bite off his tongue.
【その14】
Sam (Demon): You know when people wanna describe the worst possible thing? They say it's like hell. (Deanを殴る) Well, there's a reason for that. Hell is like... er... (またDeanを殴る) Well, it's like hell... even for demons. (また殴る) It's a prison made of bone and flesh and blood and fear. (また殴る) And you sent me back there.
Dean: Meg.
Sam (Demon): No. Not any more. Now I'm Sam. (また殴る) By the way, I saw your Dad there. He says, "Howdy."
【その15】
Bobby: Here. Take these.
Sam: What are they?
Bobby: Charms. They'll fend off possession. That demon's still out there. This'll stop it from getting back up in you.
Dean: That sounds vaguely dirty, but er... thanks.
【その16】
Dean: (苦笑する)
Sam: What?
Dean: Nothing.
Sam: Dean, what?
Dean: Dude, you like full-on had a girl inside you for a whole week. That's pretty naughty.
サム・ウィンチェスターが行方不明になる。ディーンはあちこちを探し回るが、見つからない。数日経ち、サムからようやく電話がかかって来る。今、サムはツイン・レイクス市(Twin Lakes → おそらくコロラド州)のホテルにいるらしいのだが、様子がおかしい。
ディーンがホテルに駆けつけてみると、サムの衣服は血にまみれていた。しかし、それはサム自身の血ではなかった。つまり、サムが誰かを殺した可能性があるわけだが、本人は何も覚えていないという。ここ数日の記憶がほぼ完全に抜けているのだ。もしかすると、いよいよ、「ダークサイド」に行ってしまったのだろうか?
ともかく、記憶の断片を手掛かりにしてホテルの近辺を調べてみるしかない。誰かがサムを目撃している可能性もある。
やがて、サムとディーンは個人用の契約倉庫に辿り着く。サムがポケットを探ると、その倉庫の鍵が入っていた。倉庫の中には車があり、車の中には血まみれのナイフが転がっていた。車のハンドルにも血が着いている。サムは「やっぱり、俺は人を殺したんだ」と動揺する。だが、まだそう結論付けるのは早い。
車の中にはガソリンのレシートもあったので、そのガソリンスタンドに行ってみると、店員がサムを覚えていた。サムは昨日、ここにやって来て、ガソリンスタンドであるにも関わらず煙草を吸い、横暴に振舞ったのだという。ディーンは今にも警察を呼びそうな店員に弁償金を払い、その騒動の後、サムがどの方角に行ったのかを尋ねる。
その方角にしばらく車を走らせていると、サムは「この道を曲がって」と言う。そこを通った覚えがあるのだ。
夜。サムとディーンはある一軒家に行き当たる。その家は警戒厳重で、車や人が近付いて来ると自動的に外灯が点る仕掛けになっている。だが、家そのものの出入り口の警報装置は壊されており、奥の部屋には家主らしき男の死体が転がっていた。男はどうやら、魔物ハンターだったらしい。その部屋の保安カメラのビデオをチェックしてみると、犯人はやはりサムだったという事がわかる。
ディーンは「このビデオはどうやって消去するんだ?」と訊く。ビデオはコンピュータに保存されており、ディーンには要領がわからないのだ。だが、サムは自分の所業に呆然となっていて、答えない。ディーンは仕方なく、機械を床に叩きつけ、足で踏んづけて壊す。そして、「指紋を拭き取っておけ」とサムを急かす。(だからさあ、最初から手袋を使えば良いじゃん。完全に拭き取るのは無理だと思うよ。)
ホテルの部屋。ディーンは「おまえのせいではない」と主張し続けるが、サムにはそうは思えなかった。サムはここしばらく、尋常でない怒りや憎悪感を覚えるようになっており、しかも、それは日増しに悪化しているのだ。あの黄色い目のデーモンがサムを悪に変えようとしているのだろうか?サムはディーンに拳銃を渡し、「手遅れにならないうちに俺を撃ち殺してくれ。父さんと…それから、俺とも約束しただろう?」と懇願する。だが、ディーンはサムを撃とうとしない。
サムは「必ず後悔するぜ」と言い、ディーンを殴って気絶させる。いつの間にか、別の人格に切り替わっていたようだ。(『Heroes』のニキ&ジェシカみたい?)
ディーンが目覚めると、チェックアウトの時間はとうに過ぎていた。ディーンはホテルの事務所にあるコンピュータを使わせてもらってサムの携帯電話の信号を追跡し、ミネソタ州ドゥルース市(Duluth市)にいる事を突き止める。(いつの間にこんな技を覚えたの?)
夜半。ドゥルース市の水辺のバー。最後の客が出て行き、ジョーが店じまいをしようとしているところにサムが現れる。ジョーはサムの腕に火傷らしきものがある事に気付く。
サムは父のジョンが彼女の父ビルを死なせてしまった事をあらためて謝るが、「俺は父さんとは違う」と強調する。サムはまた、ジョーがディーンに対して抱いている恋心を見抜き、「ディーンは君の事を妹のようにしか思っていないんだ」と言ったかと思うと、ジョーを襲い、柱に縛り付ける。
サムは「ビルの死に関する真相」をジョーに語って聞かせる。ビルはジョンの判断が遅れたせいで魔物に瀕死の重傷を負わされた。ジョンは仕方なく、ビルにトドメを刺してあげたのだという。もちろん、サムがそんな事を知ってるはずはない。
ディーンが現れると、サムはジョーの咽喉にナイフを突き付け、「さっさと俺を殺さないと、こいつを殺すぞ!」と脅す。ディーンはサムを撃つ事を拒否するが、その代わりに聖水をかける。サムは苦しみ、窓の外に逃げて行く。サムはやはり、デーモンに憑依されていたのだ。
ディーンは水辺の倉庫のあたりでサムに追い着く。サムに憑依したデーモンは「おまえがサムを殺すように仕向ける事がどの程度まで可能なのか試したのだ」とうそぶく。また、ディーンが今、この場でサムを殺さなければ、サムに憑依したデーモンは他の魔物ハンターたちを次々と殺して行くつもりだという。
ディーンはサムを追い続けるが、逆に桟橋の上で追い詰められて撃たれ、水の中に落ちる。しかし、水から這い上がったところをジョーに助けられ、肩から弾丸を抜いてもらう。
サムに憑依したデーモンは「他の魔物ハンターたちを殺す」と言っていたが、ここから一番近い場所にいるのはボビー・シンガーだ。ディーンはボビーの家に向かう。
ボビーの家。サム(デーモン)は適当な理由をデッチ上げ、中に入れてもらう。ボビーはビールを出してあげる。だが、そのビールには聖水が混ぜられていた。(さすがボビー!)
ボビーはサム(デーモン)を打ちのめす。そして、少し遅れてやって来たディーンとともにサム(デーモン)を悪魔祓い(魔物封じ)の円陣の真下に設置した椅子に縛り付ける。
ディーンとボビーは聖水をかけながら悪魔祓いの呪文を唱え、サム(デーモン)を拷問する。デーモンがサムのために用意しているという「計画」について聞き出そうというのだ。だが、サム(デーモン)は「これはそれとは関係ないんだよ」と笑う。しかも、なぜか悪魔祓いの呪文が効かない。
デーモンは悪魔祓いを阻止するための呪縛をサムの身体にかけておいたのである。腕の火傷のようなものがその呪縛の印なのだ。この印がある限り、デーモンをサムの身体から追い出す事はできない。
建物が揺れ出し、天井の円陣にヒビが入る。デーモンは魔力でボビーとディーンを投げ飛ばし、椅子の縛めをぶち切る。
実はサムに憑依しているデーモンはかつてメグに憑依していた奴だった。「彼女」は地獄の底から這い上がり、復讐に来たのだ。デーモンはディーンを殴りながら「ジョンも地獄にいるんだよ」と言って、いたぶる。デーモンがディーンに気を取られている隙に、ボビーは後ろから近付き、焼け火箸(厳密にはそうじゃなくて、暖炉のやつ)をサムの腕に当てる。呪縛の印の形が崩れたため、デーモンがサムの身体から追い出され、暖炉を抜けて外に出て行く。円陣が壊れてしまったので、地獄に戻す事はできなかったのだ。
しばらくして落ち着くと、ボビーはツイン・レイクス付近で殺された魔物ハンターについて尋ねる。サムが何か言おうとするが、ディーンは「何も知りません」と答える。ボビーは「そういう事にしておけ。彼の仲間たちが犯人を探してるんだ。事情を説明しても聞き分けてもらえないだろう」とアドバイスする。ボビーは兄弟にお守り(指輪?)を1つずつ渡す。それを身に着けている限り、魔物に憑依される事はないという。(前回会った時にくれれば良かったのに。)
夜のハイウェイ。ディーンとサムが車を走らせている。サムはデーモンに憑依されていた時に「ディーンがどうしても撃とうとしなかった」という事を覚えていた。ディーンとしては一縷の望みがある限り、サムを自分の手で殺すつもりはないのだ。ディーンは「それにしても、おまえの身体の中に女が一週間も住んでたとはなあ」とからかう。(こんな事ばっかり言ってるから、ゲイ・カップルだと誤解されがちなのかも?)
☆今回の音楽:
- "The Crystal Ship" by The Doors
- "Back on the Road Again" by REO Speedwagon
★名言・迷言集:
【その1】
Dean: (Samに) You checked in two days ago under the name Richard Sambora. I think the scariest part about this whole thing is that you're a Bon Jovi fan.
【その2】
Dean: The room's been quiet. Nobody's noticed anything unusual.
Sam: You mean no one saw me walking around covered in blood.
Dean: Mmm... yeah, that's what I mean.
【その3】
Dean: (Samに) Alright, (the) receipt's for 10 gallons at pump number 2.... Getting any goosebumps yet? God-this-looks-familiar déjà vu vibes?
【その4】
Dean: What's going on with you, Sam? Hmm... smoking, throwing bottles at people.... Sounds more like me than you.
【その5】
Dean: (倉庫に隠してある車の中で血まみれのナイフを見つけた後、煙草の箱を見つけて) Okay... now this is disturbing. Come on, man, this couldn't have been you. It had to be someone else... someone who... er... smokes menthols.
(※「menthol煙草を吸うとインポになる」、「menthol煙草を吸うのは女性とゲイだけ」という根拠のない説が1980年代に飛び交っていた。)
【その6】
Dean: You never told me this.
Sam: I didn't wanna scare you.
Dean: Well, a bang-up job on that.
【その7】
Dean: (Samに拳銃を向け) You know, I've tried so hard to keep you safe.
Sam: I know.
Dean: I can't. I'd rather die.
【その8】
Dean: (電話で) Hi. So sorry to bother you, but my son snuck out of the house last night and went to a Justin Timberlake concert.... What? Er... yeah, Justin's quite the triple threat.
【その9】
(Samの腕に火傷のような跡がある)
Jo: That looks like it hurts.
Sam: Nah... just had a run-in with a hot stove.
【その10】
Dean: I'll call you later.
Jo: (Deanが去った後) No, you won't.
【その11】
Bobby: (Samに憑依したDemonに) Don't try and con a con man.
【その12】
Sam (Demon): Dean... back from the dead. Getting to be a regular thing for you, isn't it? Like a cockroach.
Dean: How about I smack that smart-ass right out of your mouth?
Sam (Demon): Oh, careful now... Wouldn't wanna bruise this fine packaging.
【その13】
Dean: Feel like talking now?
Sam (Demon): Sam's still my meat-puppet, I'll make him bite off his tongue.
【その14】
Sam (Demon): You know when people wanna describe the worst possible thing? They say it's like hell. (Deanを殴る) Well, there's a reason for that. Hell is like... er... (またDeanを殴る) Well, it's like hell... even for demons. (また殴る) It's a prison made of bone and flesh and blood and fear. (また殴る) And you sent me back there.
Dean: Meg.
Sam (Demon): No. Not any more. Now I'm Sam. (また殴る) By the way, I saw your Dad there. He says, "Howdy."
【その15】
Bobby: Here. Take these.
Sam: What are they?
Bobby: Charms. They'll fend off possession. That demon's still out there. This'll stop it from getting back up in you.
Dean: That sounds vaguely dirty, but er... thanks.
【その16】
Dean: (苦笑する)
Sam: What?
Dean: Nothing.
Sam: Dean, what?
Dean: Dude, you like full-on had a girl inside you for a whole week. That's pretty naughty.
今回のジョーはちょっぴり成長を感じさせるおいしい役でした。本当に妹同然ならもっと大事にされるはずなのを、彼女は分かっていると思います。兄がサムを撃てなくても、ジョーなら撃てるかも。これからたくさん訓練をして、ハンターよりも「T2」のサラみたいな戦士になってほしいです。Winchester家より強い母娘になりそう。
ちょっと思ったんですが、悪魔が完全に憑依してしたい放題しているだけなのか、Samの奥底にある邪心を増大させているだけであとは悪の赴くままにしているだけなのか。後者だったらコワイなあなんて考えてしまいました。人に言えない悩みをいっぱい抱えていそうだから。
やっぱりBobbyは頼りになるなぁ。そういやオヤジの方はGA(Denny役)で死んだのにまた出てましたけど、コチラの方はどうなんでしょうね。
“Supernatural”is a well-constructed drama!
I watch this program every week and, it's also a really good way for me to practice my English.
こんなに素晴らしいsiteがあったのですね!
私も皆さんと一緒に語りたいです。
Johnの代わりにBobbyが助けてくれるので嬉しいですよね。Bobbyが二人にchamsを渡したとき、私もジョウさんと同じことを思い、おもわず笑ってしまいました。それにしてもDeanは、我に返ったSamをおもいきり殴るなぁ;痛そう‥。
Episode-15“Tall Tales”のWinchester Brothersもたくさん笑わせてくれます。次回のエピガイ楽しみにしていますネv
同じデーモンがメグに憑依してた時はメグ本人の意識もずっとあったようですけど、サムの時は記憶が飛び飛びだったようで、そのあたりをデーモンが調整できるのか、あるいは憑依された人によって個人差が出るのかというのも疑問ですよね。
TBさんがおっしゃるように、サムが他にも何人か殺してしまったのなら、それを忘れるために自分で記憶を封印したという可能性もあるかも?
オヤジはまた出て来るみたいですよ。どういう形でだかはわかりませんけど…。
Kumiさん、ご来訪&コメント感謝です。この番組は構成も良く出来てますし、セリフも楽しいですよね。ホラー作品のキャラクターにしては兄弟もボビーも頭が良いのがグッドです(笑)。まあ、ボビーの場合、プロデューサーの1人と同じ名前なので、そう簡単には死なないと思いますが、生きててくれて良かったです。
実はここ数日、旅行してまして、『Tall Tales』は未見なんですが、なるべく早くエピガイをアップしますね。