恵みの雨

今日（11/30）は土砂降りだ。小雨や霧雨は別として、一連の山火事騒動以来、初めての雨である。いや、こんなに激しい雨は一体、何ヶ月ぶりだろう。とにかく、今年のカリフォルニア南部は雨が少ない。

先週...ちょうど、ブラック・フライデーに強風が吹き、空が再び煙っぽくなった。
「また、火事か？」と思ったが、消防車のサイレンも聞こえず、それらしきニュースもない。
どうやら、先日鎮火したばかりの山火事の灰が空に舞い上がったものらしい。
我が家ではその数日前、庭を掃除し、コンクリートの上に溜まっていた灰を洗い流したばかりだったが、おかげで、また真っ黒になってしまった。

ここオレンジ郡の火災は10/21（日）に発生し、ようやく11/8（木）に鎮火率（containment）が100％に達したが、厳密にはまだ、一部でくすぶっており、燃え残った燃料等に引火する恐れもあるため、11/21（水）現在で206人もの消防員が現場に残っているのだと知り、驚いたものだ。

その後、公式レポートの更新が止まっているので、今日あるいは昨日の時点でのデータは不明だが、この雨（明日も降り続くらしい）により、火が完全に消えてくれる事を祈りたい。ついでに、周辺地域の建物の上や庭や道路等に溜まっている灰も皆、流してくれるとありがたい。

もし、１ヶ月前に降ってくれたら、火事ももっと早く消えてたのだろうが、「Better late than never.」というところか？