アメリカに暮らす

アメリカのTV番組や日常生活等について綴ります。ニュースのネタバレ度は弱~中、エピガイのネタバレ度は強です。

CSI: Miami 4-5 "Three-Way"

2005年11月06日 | TV: CSIシリーズ
第4シーズン第5話『Three-Way』(10/17放送)と同第6話『Under Suspicion』(10/24放送)をまとめて見ると面白い。

『Three-Way』ではホテルの正面入り口付近の植え込みでプールボーイの死体が発見される。「このホテルで殺人が起きるわけがない。うちは5つ星のホテルなんですよ」と主張する支配人にホレイショ・ケイン警部補は「もうこれで5つ星じゃなくなっちゃいましたな」と告げる。

捜査中のホレイショ・ケイン警部補が署長に呼び出される。しかし、大した用事ではなく、「そんな事でわざわざ捜査現場から呼び戻したんですか?」と少しムッとするホレイショに署長は「実は君のスタッフたちの事をいろいろ言う人たちがいてね。1人(ケリーのこと)はせっかく訓練を受けた銃痕の担当を降りちゃうし、1人(ライアンのこと)はメディアに情報をリークしてるし、もう1人(エリックのこと)も私生活で問題があるようだし…」

ホレイショが「私は自分のスタッフを信用してます」と言うと、署長は「じゃあ、今回の事件は彼らだけにやらせてみたまえ」…というわけで、今回はケリー・デュケイン、エリック・デルコ、そしてライアン・ウルフの3人がホレイショ無しで捜査することになった。

死んだプールボーイはカードキーを持っていた。それはスイートルームのもので、そこには「夫なしのバカンス」を楽しむ3人の主婦たちがいた。プールボーイに「3人とも日焼け止めオイルを塗ってもらった」ということだが、どうもそれだけではなさそうだ。

スイートルーム内で血痕が見つかり、3人は手分けして証拠を採集する。ケリーは浴室、エリックは寝室の1つ、そしてライアンは部屋の外側の非常階段でそれぞれ殺人または事故死の証拠を見つけ、それぞれが担当した3人の主婦たちから自白を取る。このあたり、3人のCSIたち…特にエリックとライアンのライバル意識が浮き彫りになって面白い。

エリックとライアンはしばらく前から「水と油」の関係なのだが、最近特にエスカレートしてきたようだ。ケリーも「貴方たち、いっそのこと部屋を取って思う存分殴り合ったらどう?」と2人をからかう。

しかし、3人とも大切な事を忘れていた。誰もアレックスに検屍結果を問い合わせていなかったのだ。結局、ホレイショがもたらしたアレックスからの検屍情報と3人それぞれが集めた証拠を照らし合わせ、「スイートルーム内外の3つの現場では死ななかった」という結論に達する。そう、真の現場は他にあったのだ。

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