<スマトラ沖大地震・インド洋大津波>タイ;津波被災者支援のための署名活動

被災コミュニティーの土地を奪い、リゾート開発を目論む投資家、地方行政の動きに対して、「NO!」と言いましょう!

「民主党党首パンガー県訪問」3.19

2005年03月19日 17時58分36秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「民主党党首パンガー県訪問」
Phuucatkaan 2005/3/19

民主党党首が津波被災県の1つパンガー県を訪問し、支援の継続性、土地の権利など
の被災民を取り囲む問題について視察した。19日10時、民主党党首Aphisit
Weetchaachiiwa氏は、支援の進行具合を視察するために、パンガー県ターイムアン郡
バーントゥーイ行政区ムー7を訪問した。民主党は、津波被災民への政府支援調査委
員会を設立し、19日に今後も継続した政府支援が必要と思われるバーントゥーイ行政
区ナイライ村ムー7を訪問し、支援動向の調査と資料収集を行った。
民主党党首は以下のように語った。「被災地で増加している問題は、支援の継続に関
する問題と、復興に関する問題である。津波警報システムの設置に取り組んでいる機
関に対する聞き取りでは、実施に向けて動いている内容に不十分な点もあり、未だ完
璧とは言えないことが判明した。さらに、複雑化している様々な事柄としては、言う
までもなく未だ発見されていない行方不明者、居住していた土地の権利、雇用、公共
事業システム、命令系統の円滑化などの問題がある。もし民主党が即座に取り組むこ
とが可能であるならば、民主党のメンバーがいる地方統治機関に委任して、命令系統
の円滑化を支持するだろう。しかし、もし政府と協調しなければならないとしても、
民主党は協力者として尽力する。」
ナイライ村ムー7の土地の所有権問題に関して民主党党首は、「土地の所有権の問題
は、ナイライ村のみならず、多くの被災民が継続して直面している問題である。そし
て明らかなのは、この点に関して関係者が今まで無自覚であったことである。津波後
になって各方面でその重要性とより良いシステムの構築に取り組んでいる。」
 「民主党は3月23日の国会で、津波支援政策に関して政府に質問する。政府はわず
か1,2のことにしか取り組んでいない。被災民の生活の建て直し、雇用問題をないが
しろにし、観光部門の復興と、津波警報システムの構築に支援が注がれている。しか
し政府の責務として、被災者の生活建て直しに取り組む方が、より重要なはずだ。」



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