<スマトラ沖大地震・インド洋大津波>タイ;津波被災者支援のための署名活動

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「ニューデリーにタイ政府観光庁事務所開設」7.21

2005年07月21日 18時36分24秒 | ▽▽▽タイの津波記事▽▽▽
「ニューデリーにタイ政府観光庁事務所開設」
The Bangkok Post 2005/7/21

タイ政府観光庁がインドのニューデリーに新しい事務所を開設した。タイ政府観光庁長のJuthamas Siriwanは「過去5年間のタイへのインド人観光客の増加を踏まえ、インドに政府観光庁事務所設置の好機であると考えました」と述べている。
 タイ政府観光庁の資料によると、昨年のタイ国へのインド人旅行者の総数は33万人で、2003年よりも30.99%増加している。5年前にはわずか10万人以下だったことを踏まえると急増しているといえる。インドからの旅行者の波はタイ南部での津波被害の影響を受けておらず、昨年同時期の97000人と比較して上期で3,24%増加している。タイ政府観光庁は将来的にも年6,7%の経済成長を遂げているインドからの旅行者の数は増加し続けると考え、10億以上の国民からの2億人以上の人々が国際観光に出かけるようになると予測している。ニューデリー事務所長のSomprasong Varamisra氏は、今回の事務所設立はタイ政府観光庁の新しいビジネスモデルを実行したものだと語った。事務所は従来の商業地区に設置し、旅行会社や関係顧客との交渉促進を目的としたものではなく、居住地域に設置している。対象は個人旅行者からブロック旅行者にシフトしている。
 タイ政府官公庁はインド人旅行者に対して、買い物と観光、テーマパーク、ナイトライフ、ビーチを売り込んでおり、余暇と家族旅行がインド人旅行者の中核をなしている。更に映画産業のタイ国への誘致も行う。タイ国のライバルとしては、近隣のマレーシア、シンガポール。インドータイ間の航空便は、タイ航空の場合バンコクからインド主要5都市へ毎日定期便が出ており、今後2つの新規ルートを開設する。
 現在、インド人はタイ国際空港到着時に15日の滞在ビザが取得できるが、今後ビザ条件の緩和も検討していく。インド人旅行者の平均滞在日数は6.58日で1日の平均支出は4100Baht。タイ政府観光庁の統計では、昨年ではインド人旅行者によって80億9000万Bahtの観光収入が得られ、2003年の64億Bahtよりも増加している。

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