ジジババからのお答え

若い人から色々の質問を受けます。そのひとつひとつにお答えしています。最近は同年配の方の質問にもお答えしています。

希望する保育所へ

2009-03-05 09:00:05 | Weblog
Q: 友人が家計を支えるために働らかなければならなくなり、どうしても子供を預けなければなりません。今度「希望する保育所を選べる」「保育所の数が増える」という国の改革に期待しています…

A: 厚生労働省の社会保障審議会が二十四日まとめた保育製度「改革」案をマスメディアはバラ色に描いています。しかし、厚労省の新制度はそんな生やさしいものではありません。いまは市町村の窓ロが一括して希望を受け付け、優先度の高い順に入所を決めていましたが、新制度では父母が直接に保育所と契約を結びます。絶対数が足りないのですから、当然入れない子供が生れます。そこで企業などの参入を促すことに。しかし企業は儲からなければ質を下げ、中途撤退などもするでしょう。
 ……ここにも小泉政権から始まった構造改革、官から民への施策が行われようとしています。日本の将来を担う子供たちまでを商売の具にしてしまう…定額給付金に使う2兆円があれば待機児を解消するだけの保育所を一気に作ることができます。


ジジの一言
給付金は要らないので、プレハブ保育園を解消しましょう。



  
今日の風景



海辺


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