お山の大将 Web Diary Ⅱ

セカセカしてても過ぎ去る一日
ボーッとしてても過ぎ去る一日
そんな毎日をちょっと書き留めてみると
こんな感じです。

愚の炎天行軍

2012年07月15日 | Weblog

 

 今日は、地域の県道法面の草刈り作業。

今年も炎天下の作業となった。

雨に恵まれた?せいか、カズラ(くず)は例年以上に繁茂し、

最悪の状態。

 8時から作業開始となり、30分が経過した頃、前方に

横たわる人発見。

 早くも休憩かと思ったが、よく見ると長靴を脱ぎ

シャツを捲り上げてお腹が見えている。

 これはおかしい!と思い駆け寄ってみると、熱中症のようだ。

すぐ水を取りに走り、その後は麦わら帽子で扇ぐ。

「夏の草刈りは、朝の涼しいうちに・・・。」と言うが、

朝イチの方が、無風のことが多くて湿度も高く、

急な発汗に体も慣れず、危険が潜んでいる。

 激しい作業には、体の慣らし運転が必要で

作業開始後、ひと汗かいたら早めの休憩が肝要だ。

幸い大事に至らず、すぐに駆けつけて来られた看護師の奥さんと

帰って行かれ、息子さんとバトンタッチとなった。

 その後は、30毎に休憩をコマめに入れて水分補給に努めた。

 しかし、作業開始が8時と遅かったこと。

例年以上にカズラが繁茂して、苦戦を強いられたこと。

安全対策にコマめな休憩を入れたこと。

これらが重なって、昼までに終わりそうになく、早めに午前中の作業を切り上げて

お昼を挟んで午後2時から再開することとなった。

 若い衆は、昼を少し回っても午前中でやり終えたい意見が多かったが

世話方さんに一方的に押し切られ、ダブルヘッダーとなった。

 

 どちらにしても賢明な判断とは思えない。

刈る時期。

作業開始の時間。

作業量の配分。

などなど改善すべきことは沢山ありそうだ。

 作業終了後の反省会では、見直しの意見も出ていたが

誰か犠牲者が出ないと変わらないのは、愚かなことのように思える。

「たかが、草刈り。されど、草刈り。」である。

住みかを追われたカマキリ君の目には、どう映ったことだろうか?

 

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