ぎゃらりい・じぞう

男は生まれた時から男なんだっ。
  お母さんにはわからないんだっ。
    それでも見つめてほしいんだっ。

12号勝負パンツ意識のめざめ

2006年08月31日 | 地蔵12号・4歳
ちょっと待って。
おかあさん、
お昼寝袋の着替えに今、
なんのパンツ入れたが?

あ。えっと。青いやつだけど。

おれムシキングのパンツ入れてほしい。
だってあれカッコイイから。
あ、いいや、貸して。
おれ自分で取り替えておくちゃ!

友達とバッタリ!12号

2006年08月28日 | 地蔵12号・4歳
スーパーでコーちゃんとバッタリ。
これは・・・チャンス♪
コーちゃんは必ず何か買ってもらうはず。
便乗してオレも何か・・・ニヤニヤ♪

2人してお菓子売り場へ。
なにやら小箱をフリフリしてる。
何が入ってるかわからない食玩を
重さで選別しようとしているのだった。
「おれサタンオオカブトがほしい!」

家に帰って開けてみると
見事にサタンオオカブトが入ってた。
「おおおっ!コーちゃんのおかげだ!」

不満たらたら12号

2006年08月27日 | 地蔵12号・4歳
日曜日の午前中は、つまらん。
土曜日と祝日の午前中も、つまらん。

早朝に録画されたウルトラマンメビウスを真剣にみながら
「今日はどこにも出かけんが?」
と外出を催促するきっかけを探している。

どっか行きたい!とは言わない。
どこにも行かないが?と低姿勢で言う。
それがおれ流。12号流。うぐぐ。

頭ツクツク12号

2006年08月26日 | 地蔵12号・4歳
久しぶりに床屋さんへ。
行くまでに一週間ほど押し問答。
「おかあさんがバリカンしてやる。」
「いやだ。やりたくない。」
「おとうさんがバリカンしてやる。」
「いやだ。やらんで。」

とにかく家バリカンは痛いらしい。
おかあさんはバリカン感覚わからんけどさ。
おとうさんはバリカン痛くないってよ。
子供の頭皮は凄くやわらかいんだろう。

床屋さんは痛くないんだ。どう?
「ツクツクや!さわると手がくすぐったい!」

12号「明日またナッ!」

2006年08月24日 | 地蔵12号・4歳
バイバ~イ!じゃあな!また明日な!
振り返るとまだアイツが手をふってる。

バイバ~イ!明日ね!
振り返るとまだまだアイツが手をふってる。

ちぇ。ちょっと行ってくる。
「おまえいつまでバイバイしてんだよ!」
「なんだとぉー!?明日勝負だぞー!!」
「アハハ!」「アハハ!」

春先は一番仲が悪かったK君。
いつの間にか一番仲良くなっちゃったんだ。

12号ボーリングに興じる

2006年08月15日 | 地蔵12号・4歳
おねえちゃんのリクエストでボーリング

6ポンドのボールを投げてみる。
ヨロヨロ・・・・・・届かねー!
いけ!いってくれ!・・・届かねー!

途中子供用の台を借りてなんとか2ゲーム
1ゲームはおねえちゃんに勝っちゃった♪

次の日おかあさんの動きがぎこちなかった。
『おかあさんロボ』みたい。ナゼなんだ。

とうとうさわれた!12号

2006年08月14日 | 地蔵12号・4歳
氷見海浜植物園に出かけてみる。
なんたって『世界の蝶と昆虫展』だ。

まずはカブトムシのお面に色ぬって
切ってゴムつけ装着。準備完了。
さぁ向かうは『ふれあいコーナー♪』
去年の夏はカブトのメスしかさわれなかった。
今年こそカブトのオスとクワガタに触るんだ。

!!!とうとうついにやったんだっ!!!

たくさんの虫たちがひしめきあう箱庭で
本物の虫たちのケンカも見たね。
それでもここは本物の世界じゃない。
せめてありがたく姿を拝ませていただこう。

12号お墓参りで誓う

2006年08月13日 | 地蔵12号・4歳
ジリジリジリジリ…暑い暑い一日
お線香とロウソクとお花と
バケツとホウキを持って
お墓参りに出かけたよ
おれは一生懸命お水を汲んだ。

じいちゃんばあちゃん、おれは、おれは、

 「いい役者になります。守って下さい。」

!!!えええええええっっっ!!!

首筋に汗を光らせ、12号驚愕の誓い!(大汗

そーっとそーっと12号

2006年08月11日 | 地蔵12号・4歳
 
   「あっ! セミだっ!」

そーっとそーっと近づいて。
ちょーっとちょーっと怖いんだ。

なんか弱ってるみたいだね。
逃げないね。触らせてね。少しだけね。
・・・あぁ凄い顔してるね。
・・・そんでそんで凄く硬いや。
そろりそろりと見つめる子供。
そろりそろりと余生を歩む蝉。

連続11日の真夏日だけど、
確実に夏は僕たちの目の前を通り過ぎてゆく。

12号アロサウルスに遭遇

2006年08月05日 | 地蔵12号・4歳
科学文化センターへ。

「!!!!!!!!!!」

逃げる12号。ヤバイ。こいつはヤバイ。
動くしデカイし吼えるし、絶対ヤバイ!
このコーナーの入り口にあるために、
中に足を踏み入れることができない!
他の子ども達が喜んで近づく一方…
なぜか股間を押さえたまま、いつまでも怯え続け逃げ続ける12号っ!!!

30分ほど経過。やっと近づけた。
イヤそれでいいのだ。うん。いいのだ。

12号夏の音の在処

2006年08月03日 | 地蔵12号・4歳
春に見上げた桜の樹
今は話し声も掻き消されるほど
賑やかな蝉の声で埋め尽くされている

あの頃は12号がこの桜の下を
「行きたくない!」と
泣きながら歩いたんだったよね

「ジジジジジィーミンミンミ~ン…」

どこだ?どこだ?どこにいる?
見上げる緑。夏の音。一段と鮮やかに。