僕は物事を可能な限り理解しようと
努めて生きてきた。
もちろん、僕は世界の中の、
小さな一つの点に過ぎないのだから
何かが正確に分かるなんて思っていない。
でも、努力し続けることが誠意だと思っていた。
親友に言われたことがある。
『正論で人を追い詰めちゃう』と。
僕はこの言葉の意味を真摯に受け止めている。
なかなか性格は直らなくて、
僕はまた失敗しそうになっている。
「邂逅」という言葉が好きだ。
違う方向へ進んでいても、
いつか、地球一周回って、
また出会うことがあるかもしれない。
それまでの間、僕は、
ときには曖昧であることを学ばなければ
いけないと感じている。
曖昧さを希求することもまた、
ひとつの誠意なのだと感じている。
白黒ハッキリつけようとして相手の逃げ場を奪ってしまうんです。
反省します。
ありがとうございます。
36歳になりましたが、結局『バランス感覚』は
身につかないままです。
その性格のおかげで、損したことも、
損したことも、損したことも、そして少し良かったことも、
みたいな感じです。
僕自身は逃げ場の無い生活ですが、
普通に生きていれば、少しは逃げ場があるのだから
自分の価値観を人に押しつけることのないよう
気を付けたいと思います。