昨日のブログにも、
たくさんのコメントをいただきました。
ありがとうございます。嬉しいです。
このブログのテーマというか、
ひとつの結論……
『わたしのスタートライン』について
先に書くことにしました。
☆写真は、先日、近所の桜並木で撮りました。
[2006年9月某日 D病院にて]
(手術も放射線治療も終わった後、です。)
わたしは、
主治医の先生の目を見て言いました。
先生。先生は立派なかたです。
僕も先生のようになりたいのです。
人を救う…ことは
できないかもしれないけれど、
誰かの支えになれるような、
そんな"仕事"がしたいんです。
だから先生、教えてください。
"仕事"をするためには、
自分の条件を知る必要があります。
自分がこれからどうなって、
そしてどのくらいの可能性で、
最終的に、どういうふうに死ぬのか、
今考えられる範囲で教えてもらえませんか?
先生もわたしの目を見ておっしゃいました。
※先生のお話の中で"仕事"に関する
部分だけを書きます。
やることをひとつに絞ってはいけない。
そのひとつがダメになったときに、
次の行動ができなくなるからだ。
できれば複数の仕事を
同時並行で進行させたほうが良い。
期間、については、まず2~3年をひとつの
区切りとして考えた方がいい。
今後2~3年は
まず、再発の可能性は少ないだろう。
はじめから、5~10年計画を立てるのは…
厳しいかもしれない。
短い期間で計画して、うまくいったら、
その期間を延長すればいい。
発作は無くならないと思う。
むしろ増える可能性が高い。
再発は、"大きな発作"という形を伴い、
その後、発作は、さらに増えるかもしれない。
睡眠不足、ストレスはできるだけ避けること。
"仕事"にストレスはつきものだから、
その点は、難しいけれど……。
あと、発作時になどに頭を打たないように
気をつけて。
わたしは、訊きました。
「再発後、右手を使って情報を発信することは
できそうですか?」
「うーん……それはその時に
なってみないと分からない。
(腫瘍は運動を司る部分にあるので)
顔面左手左足は
動かせなくなってしまうと思う。
生存率などについては……たとえば、
1~100までの数字があるとして、jiveくんが、
限りなくその100の値に近いことを、
わたしは願っているよ」
それを聞いて、わたしの中でスイッチが
切り替わりました。パチンっ。
先生、ありがとうございます。
(とにかく、メチャメチャ良い先生なのです)
"あきらめ"ではなくて、"決意"すること。
それがわたしの新たなスタートラインです。
……手術から1年。もう、じゅうぶん、
ゆっくりボーっとしました。
ブログは、始めてもうすぐ3ヶ月。
毎日、文章を考えることは、わたしにとって、
一番の"脳トレーニング"です。
お読みになってくださる皆様のおかげです。
ありがとうございます。
そんなわけで(?)わたしは、きわめて
前向きです。自分と、そして運命とこれだけ
真っ向勝負ができるなんて最高です。
焦りを推進力に変えて、いざ"微速前進"!?