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インフル薬「アビガン」有効性確認。新型コロナ治療、後発薬量産へ―中国

2020-03-18 01:46:28 | 医療・疾病・疫病・パンデミック・新型コロナウイルス

インフル薬「アビガン」有効性確認 新型コロナ治療、後発薬量産へ―中国

2020年03月17日18時44分   時事通信

 

 【北京時事】中国科学技術省は17日の記者会見で、新型コロナウイルス感染患者の

治療薬として、富士フイルムのグループ会社が開発した新型インフルエンザ薬

「アビガン」の有効性を臨床試験で確認したことを明らかにした。

 

 アビガンの有効成分「ファビピラビル」に関するライセンス契約を富士フイルムと

2016年に結んだ中国の製薬大手・浙江海正薬業が、後発医薬品を量産する方針だ。

同社は先月、中国国家薬品監督管理局から認可を取得している。

 

 臨床試験は、湖北省武漢市と広東省深セン市の病院で計200人の患者を対象に

行われ、投与した患者の方が短期間に陽性から陰性になり、肺炎症状なども改善した

という。アビガンは日本でも先月から患者への投与が始まっている。

 

NHKニュースより抜粋  2020年3月17日 21時01分

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200317/k10012336431000.html

科学技術省生物センターの張新民主任は、国内の2つの医療機関が行った臨床研究の

結果、日本の製薬会社が開発したインフルエンザ治療薬「アビガン」、

一般名「ファビピラビル」に、新型コロナウイルスによる肺炎などへの治療効果が

認められ、明らかな副作用もみられなかったと述べました。

臨床研究は、湖北省武漢と広東省深※センの医療機関が、それぞれ240人と80人の患者を

対象に行い、このうち深※センでは「アビガン」を投与しなかった場合は、

ウイルス検査の結果が陽性から陰性になる日数の中央値が11日だったのに対し、

投与した患者では4日だったということです。

また、エックス線の画像で肺炎の症状の改善が認められた患者の割合は、

「アビガン」を投与した場合は91%と、投与しなかった場合の62%より高かったとして

います。

張主任は「安全性が高く、効果も明らかで正式に推薦する」と述べ、治療薬の1つとして

医療現場で使用を勧めていく方針を明らかにしました。

 


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