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中国当局、香港書店オーナーを列車内で拘束 外交官同行も

2018-01-24 09:19:30 | 中国・中国共産党・経済・民度・香港

中国当局、香港書店オーナーを列車内で拘束 外交官同行も

2018.01.23 Tue posted at 18:31 JST  CNN

北京(CNN) スウェーデン国籍で香港の書店のオーナーを務める桂民海氏が中国国内を列車で移動中、中国の私服警官によって、

スウェーデンの外交官の目の前で拘束されたことが23日までにわかった。桂氏の娘が明らかにした。桂氏は中国共産党指導部を

批判する書籍を執筆したり出版したりしていた。


桂氏の娘がスウェーデンのラジオで語ったところによると、スウェーデン大使館で、スウェーデン人医師の検診を受けるため、

北京に向かっていたところを拘束されたという。


桂氏は筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されていたという。


桂氏は約2年前にも中国当局によって拘束されたとみられている。同氏は2015年後半、タイにある自宅から姿を消していた。


桂氏の娘によれば、列車での移動には外交官2人も同行していた。北京に着く前に約10人の私服警官が列車に乗り込んできて、

父親を連れ去った。それ以来、音沙汰がないという。


香港に駐在するスウェーデンの総領事は、スウェーデン政府も今回の出来事について「十分に認識」していると指摘。

中国当局と常に連絡を取り合っているとも明らかにした。