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ツイッター・フェイスブック株急落。フェイスブック約1.7兆円失う。

2018-07-28 10:45:06 | IT関連・サイバー攻撃・SNS・ゲーム・5G・ポスト5G

続報:フェイスブック株急落、ザッカーバーグ氏は約1.7兆円失う


[26日 ロイター] - 26日の米株式市場でフェイスブック株は急落し、同社のザッカーバーグ最高経営責任者

(CEO)は150億ドル(約1兆6700億円)以上の資産を失った。25日に第2・四半期決算を発表した際、

今後数年は利益率が低下するとの見通しを示した。これを受け、アナリストの目標株価引き下げが相次ぎ、

収益を巡る懸念が高まり、売りが膨らんだ。


同社株は約19%安の176.26ドルで終了。1日の下げでは米国株式市場史上最悪。同社が失った時価総額は

1200億ドル以上で、ツイッターの時価総額のほぼ4倍に相当する。


デービッド・ウェーナー最高財務責任者(CFO)は25日、アナリストとの電話会議で「今後数年、営業利益率は

30%台半ばに向かい低下する」との見通しを示した。第2・四半期の営業利益率は44%と、前年同期の

47%から低下した。


少なくとも証券会社16社が同社の目標株価を引き下げた。


株価急落でザッカーバーグCEOが失った資産約150億ドルは、フォーブスのリアルタイムデータによると、

世界長者番付で81位の実業家、滝崎武光氏の資産とほぼ同水準。


フェイスブックをカバーするアナリスト47人中、43人が投資判断「バイ」としている。

「ホールド」と「セル」がそれぞれ2人。目標株価中央値は219.30ドル。

 

 フェイスブック株価急落、決算会見の衝撃

 
 

米ツイッター第2四半期はユーザー数100万人減、株価急落

2018年7月28日 / 00:14     REUTERS

 

[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米ツイッター(TWTR.N)が発表した第2・四半期決算によると、

月間アクティブユーザー数(MAU)がアナリスト予想を下回った。不審なアカウントの削除を進めるなか、

同社はユーザー数は今後も減少し続ける可能性があるとしており、午前の取引で株価は17%下落している。


第2・四半期は月間アクティブユーザー数が3億3500万人と、前四半期から100万人減少。アナリストは

100万人の増加を予想していた。


ツイッターは第3・四半期の減少は500万人程度(mid-single-digit millions)となるとの見方を示しており、

これに基づくと同四半期のユーザー数は3億3000万人近辺になる可能性がある。


トムソン・ロイターI/B/E/Sがまとめた第3・四半期の月間アクティブユーザー数のアナリスト予想平均は

3億4000万人となっている。


ツイッターは自動化されたアカウントや不審なアカウントなどの削除を進めており、第2・四半期のユーザー数に

影響が出たと説明。ユーザー数の増加に向けたプロジェクトよりも、不審なアカウントを削除し、へイトスピーチ

(憎悪表現)などを削減するプロジェクトを優先させていることを明らかにした。


ドーシー最高経営責任者(CEO)は声明で、デイリーユーザー数は前年と比べて11%増加したと指摘。

ツイッター上の「問題のある行動」への対策をとっていることで、ツイッターはユーザーが毎日利用するサービスに

なりつつあるとの考えを示した。


ツイッターはデイリーユーザー数は公表していない。


ツイッターは、欧州連合(EU)が5月に一般データ保護規則(GDPR)を導入したこともユーザー数の減少に

つながったとしている。ただ売上高への影響については言及しなかった。


BTIGのアナリスト、リチャード・グリーンフィールド氏はツイッターの株価急落について

「市場は月間アクティブユーザー数の減少に過度に反応している」と指摘。「昨年の第2・四半期にも同様の過度な

反応が見られ、買いを入れる格好の機会となった」と述べた。


第2・四半期の売上高は前年同期比24%増の7億1100万ドル。大部分が広告収入だった。トムソン・ロイターが

まとめたアナリスト予想平均は6億9600万ドルだった。


ツイッターはサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会に関連した広告で売上高が3000万ドル

押し上げられたとしている。


利益は1億ドル。税会計関連で4200万ドル押し上げられた。ツイッターは2017年第4・四半期に初めて

黒字に転換してからは常に利益を計上しているが、前四半期には売上高の伸びが減速する一方で費用が拡大する

恐れがあると警告している。


非GAAP基準の1株利益は0.17ドルと、アナリスト予想と一致した。


通年の設備投資計画は4億5000万─5億ドルになるとし、従来の3億7500万─4億5000万ドルから引き上げた。

サービスを支えるコンピューターインフラを拡充するほか、採用拡大を計画しているとしている。


第3・四半期(訂正)の調整後の利払い・税・償却前利益(EBITDA)マージンは33─34%になるとし、

マージン悪化を示唆した。


米フェイスブック(FB.O)が25日に発表した第2・四半期決算は月間アクティブユーザー数(MAU)と売上高が

予想を下回り、フェイスブックの株価は26日は約19%安で終了している。