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新型コロナウイルスで脳の障害が発生するケースが公表 / 医師が警告。新型コロナウイルス発症に対するアルコールの影響

2020-04-07 12:57:38 | 医療・疾病・疫病・パンデミック・新型コロナウイルス

新型コロナウイルスで脳の障害が発生するケースが公表

2020年04月06日 21:35(アップデート 2020年04月06日 22:36)  SPUTNIK

 

新型コロナウイルスに感染した何人かの患者たちに非常に稀な症例が確認された。

それは脳の機能に深刻な障害が広がるおそれがあるというもの。何ヵ国かの神経学者らが

この問題に関して発表を行ったと、ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。

 

こうした症例の多くは米国で確認されている。デトロイトのある医療施設に、3日前から

咳や発熱、精神障害の症状が発生した50代の女性が搬送された。検査で新型コロナ

ウイルスが確認され、また、画像検査では壊死性脳症が判明、脳のいくつかの箇所に

浮腫と細胞の死滅が認められた。この致命的に危険な病気は、インフルエンザや他の

感染症のもっとも稀な合併症の1つといえる。この女性は医師に対し、自分の名前をはじめ、

自分のことについて若干伝えることができたが、しかし、時間の経過とともに対話能力が

徐々に低下していった。

 

女性は危険な状態となり、「急性壊死性脳症」と診断がされた。神経科医のエリッサ・

フォーリー氏は、「これは稀なケースだが、ウイルスが脳に直接侵入するというおそれは

ある」と強調した。

 

フロリダでは、74歳の男性が咳と発熱で救急医療を受診。レントゲン検査では肺炎は

確認されなかったことから帰宅することとなった。翌日、この男性は熱が上がり、

呼吸困難が発生、会話ができなくなった。数日後、男性は新型コロナウイルスの感染が

確認され、そのことからパーキンソン病が急激に悪化したことが明らかとなった。

 

新型コロナウイルスから精神障害を発症した患者用に専門体制がとられたイタリアでは、

医師らは、入院患者にけいれんや方向感覚の損失、意識障害、会話の混乱、異常行動の

症状が現れたことを確認した。患者の何人かは、呼吸器疾患の外的症状がまだ発生して

いないにもかかわらず意識せん妄となっていた。

 

同じような兆候が中国やドイツ、フランス、オーストリア、オランダの患者でも確認が

されている。その中には60歳以下の患者も含まれた。

 

多くの医師らは、精神学的症状は、気道の損傷による酸欠に関連している可能性が

あるとみている。それにも関わらず、医師らは、脳機能の損傷の兆候は新型コロナ

ウイルスの感染による症状の1つであるおそれがあるという考えを維持している。

 

同時に、医師らは、今日、新型コロナウイルスの脳への影響についてはあまり知られて

おらず、圧倒的多くの感染者には精神障害は確認されず、意識も明瞭だと指摘する。

 

 

2020年04月03日 00:59(アップデート 2020年04月03日 16:33)  SPUTNIK

 

度数の高いアルコールの飲酒は新型コロナウイルス感染の予防にはならず、逆にその

リスクを高める。モスクワ中央行政区の感染症主任医師で医学博士候補のイリヤ・

アキンフィエフ氏がスプートニクに語った。

 

アキンフィエフ医師は、アルコールの飲酒が新型コロナウイルスの予防となるかとの

質問に対し、「少量の習慣、特に私たちが言うのはアルコール飲酒の習慣ですが、

30から45ミリリットルの量のウォッカは、免疫システムにとって有害で、反対に、

その機能を低下させると言えます。こうした『消毒』を毎日行っている人の感染の

リスクははるかに高く、つまり飲酒が感染防止となるというのは作り話だということです」

と強調した。

 


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