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日サウジアラビア首脳会談 関係強化で一致

2017-03-14 16:27:02 | 外交・海外支援

日サウジアラビア首脳会談 関係強化で一致

2017年3月13日 21:42  日テレニュース

安倍首相は13日、日本を訪れているサウジアラビアのサルマン国王と首脳会談を行い、両国関係の強化で一致した。

 「46年ぶりのサウジ国王陛下の歴史的な訪日を心から歓迎いたします。中東安定の要であるサウジとの関係をさらに力強く前進させていきたいと思います」-安倍首相が首脳会談の冒頭で、このように述べたのに対し、サルマン国王は「日本の皆様方の温かいおもてなしと歓迎に感謝します」と語った。

 首脳会談では、石油に頼らない経済を目指すサウジアラビアに対し、日本が製造業やインフラの分野などで協力を行うための方針となる「日・サウジ・ビジョン2030」を打ち出すことで合意した。両首脳はサウジアラビア国内に経済特区を整備して日本企業の進出を促すことでも一致した。

 また、会談で安倍首相が先週の北朝鮮による弾道ミサイル4発の発射を「新たな段階の脅威となった」と言及したのに対し、サルマン国王は「日本やアジアの安全はサウジにとっても重要である」と述べ、一致して北朝鮮の核ミサイル開発に反対していく考えを示した。

 

日・サウジアラビア首脳会談

平成29年3月13日 外務省 

平成29年3月13日、安倍総理は、総理大臣官邸でサウジアラビア王国のサルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード国王陛下と首脳会談等を行いました。


 儀じょう隊による栄誉礼及び儀じょうに続き、両首脳は会談を行い、その後、協力覚書署名式に立ち会いました。

 最後に、総理は、総理大臣公邸で晩餐会を開催し、挨拶の中で次のように述べました。

「偉大なる二聖モスクの守護者サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード国王陛下、1971年のファイサル国王陛下以来、実に46年ぶりとなるサウジアラビア国王の訪日を日本国政府、日本国民を代表して心から歓迎いたします。

 私はサウジアラビアと浅からぬ縁を感じています。祖父・岸信介は、両国の絆を深めるのに力を注ぎました。1970年に自ら訪問した際には、ファイサル国王に訪日を直談判し、国王は日本を訪れた際、御殿場の私邸で祖父と食事を共にされました。今回、私が2度目となるサウジアラビア国王訪日をお迎えすることとなったのも偶然とは思えません。

 本日は、私たちにとり、正に歴史の1ページとして深く刻まれる一日となりました。これからの長きにわたる日・サウジアラビア協力関係の未来図が描かれた日となります。

 本日、政治・経済・文化など、幅広い分野で日本とサウジアラビアの関係発展のために貢献していただいている方々とともに、陛下をおもてなしできることは私の喜びであります。皆様で両国の友情を喜び、輝かしい前途について語り合う夜としたいと思います。」