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EU外交公電に数千回のハッキング攻撃、中国が関与か

2018-12-19 21:32:44 | IT関連・サイバー攻撃・SNS・ゲーム・5G・ポスト5G

EU外交公電に数千回のハッキング攻撃、中国が関与か

2018年12月19日 19:23 発信地:ブリュッセル/ベルギー  AFP

【12月19日 AFP】欧州連合(EU)の機密外交公電に、中国が関与しているとみられるハッキング集団が

数千回アクセスしたと、19日の米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が報じた。

 

 主要な国際機関を標的とした情報漏えいが相次いでいるが、今回ハッキングされた公電は世界各地に

駐在するEU外交官が送信したもの。EU外交官らがドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領への

対応を懸念し、中国、ロシア、イランなどについて不安を抱いていることが明らかになった。

 

 米サイバー・セキュリティー企業「エリア1(Area 1)」が発見したEU外交公電の漏えいは、

2010年に内部告発ウェブサイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」が米政府の外交公電を大量公開した

事例を連想させるが、ニューヨーク・タイムズによると、今回の漏えいはずっと規模が小さく機密性も

高くないという。

 

 モスクワ駐在外交官が送った公電には、フィンランドの首都ヘルシンキで行われた米ロ首脳会談は

物議を醸したが、少なくともロシアのウラジミール・プーチン(Vladimir Putin)大統領にとっては

「成功」だったと記述されている。

 

 別の公電は、中国の習近平(Xi Jinping)国家主席との会談を詳細に記述。これによると、習国家主席は

トランプ米大統領の貿易戦略を激しく非難した上で、米国は「ルールがないフリースタイルのボクシングの

試合を戦っているかのように振る舞っている」と述べ、「いじめ」には屈しないと宣言したという。

 

 エリア1によると、3年間にわたるハッキングの手法は、中国軍のエリート部隊が用いるものと類似して

いるという。


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