日英、物品提供協定を初締結へ。来年1月、中国にらみ連携強化
2016/11/26 19:59 共同通信
日英両政府は来年1月にも、両国間で初めてとなる物品役務相互提供協定(ACSA)を締結する方向で最終調整に入った。
安全保障関連法に基づき、自衛隊と英国軍の間で弾薬提供も可能にする内容を盛り込む方向で検討している。
日本政府関係者が26日明らかにした。来年の早い時期に外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開催できないか調整も進める。
トランプ次期米大統領によるアジア・太平洋地域の安保政策が不透明な中、日本は欧州各国の中で最も防衛協力が進む英国と連携を強化することで、中国が軍事拠点化を図る南シナ海問題などへの関与を促す狙いだ。