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<サッカーアジア杯>日本3-0イラン 2大会ぶり決勝へ  /中東情勢の影響でアジア杯のチケットが高騰…UAE王子が“買い占め”て価格は40倍に!?

2019-01-29 11:26:45 | スポーツ

日本3-0イラン 2大会ぶり決勝へ サッカーアジア杯


サッカーのアジア王者を決める大会アジアカップは28日、準決勝が行われ、日本は先発に復帰した

大迫勇也選手などの活躍でイランに3対0で快勝し、2大会ぶりの決勝進出を決めました。


大会はUAE=アラブ首長国連邦で開かれていて、世界ランキング50位の日本は28日、準決勝で、

世界29位とアジアで最もランキングの高いイランと対戦しました。

日本は右でん部に違和感のあったフォワードの大迫選手が1次リーグの初戦以来となる先発に復帰し、

後半11分にはその大迫選手が、南野拓実選手のあげたクロスボールを頭で合わせ、この大会無失点の

イランから先制点を奪いました。



さらに22分には南野選手がハンドの反則を誘って獲得したペナルティーキックを大迫選手がこの試合

2点目となるゴールをしっかり決めてリードを広げました。

守備ではキャプテンの吉田麻也選手と、チーム最年少20歳の冨安健洋選手のセンターバック2人を中心に

連係して、ここまで4得点を挙げている相手のエース アズムン選手に仕事をさせませんでした。

日本は終了間際にも原口元気選手がゴールを決めてイランに3対0で快勝し、優勝を果たした2011年以来

2大会ぶりの決勝進出を果たしました。

決勝は来月1日に行われ、日本は、世界93位のカタールと世界79位の開催国UAEとの勝者と対戦します。



中東情勢の影響でアジア杯のチケットが高騰…UAE王子が“買い占め”て価格は40倍に!?

2019/01/29   Soccer King 

アジアカップ開催国のUAEは準決勝進出を果たすも、政治的問題が勃発している


AFCアジアカップUAE2019 準決勝が28日に行われ、日本代表がイラン代表と対戦した。試合は大迫勇也の

2ゴール、原口元気のダメ押し弾で日本が3点を奪うと、守ってはイラン攻撃陣を完封し、3-0で勝利。

難敵を退け2大会ぶりの決勝進出を決めた。

 

 準決勝もう1試合は、準々決勝で韓国代表を破ったカタール代表と同じくオーストラリア代表を倒して

勝ち上がった開催国UAE代表が対戦する。ところが、試合を前にチケットの価格が高騰する事態が起きている。

この一件を現在の中東情勢と最近の現地報道を基におさらいする。

 

 ■断交を背景にした“買い占め行為”

  事の発端は2017年、ペルシア湾岸諸国(サウジアラビア、UAE、バーレーン)とエジプト、イエメン、

モルディブの計6カ国が、カタールに対して国交断絶を発表した。断交の背景として様々な理由が

指摘されてきたが、カタールがイスラム組織「ムスリム同胞団」を支援していることや、中東で影響力を

広げようとするイランに協力していることなどが挙げられてきた。この断交措置に対し、カタールも猛反発。

冷え切った関係は現在まで続き、国境まで遮断さているため、カタールサポーターはUAEへの入国ができない

状況となっている。

 

 こうした背景を受けながら、UAEとカタールはアジアカップを勝ち進み、ついに準決勝で対決することと

なった。すると、UAEのナヒヤーン・ビン・ザーイド王子が代表を務めるアブダビスポーツ協議会

(@AbuDhabiSC)は25日、ツイッターに「UAEに忠誠心を持つサポーターに無料でチケットを配布する」と

投稿。販売されていた残りの準決勝のチケットがザーイド王子によって全て買い占められてしまったのだ。

『The News Arab』の報道によると、ザーイド王子が行ったこの“買い占め行為”は、スタジアムを

UAEサポーターで埋め尽くすことに加え、カタールサポーターを退けるという狙いもあったのではないかと

伝えられている。


 ■転売行為が相次ぎチケット代は40倍に

  UAEの現地メディア『The National』によると、投稿した通り、ザイード王子は一部のサポーターに

チケットを配布したが、手に入れることができなかったサポーターが殺到。転売行為が相次ぎ、

価格は約40倍にまで高騰したという。当然、チケットを入手できなかったサポーターからはザイード王子の

買い占め行為に対し非難が殺到。SNS上にはネガティブな投稿が相次いだ。この一連の騒動に対し、

地元警察はツイッターで「ネガティブなツイートを行わず、誰もがゲームを見て楽しむことを願っています」

と呼びかけ、事態の収拾を図っている。


さまざまな問題が絡み合う一戦は29日23時(日本時間)にキックオフを迎える。勝利したチームは2月1日、

アジア王座を懸けて日本代表と対戦する。