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海外メディア・マスコミを考えるブログ

世界における日本人に関わる報道、
世界のマスコミ情報を通して彼らを考えるブログです。

日本人建立に立腹?…中国の大学教員が倭寇の墓碑を破壊

2005年02月05日 | 中国
2005年2月5日
日本人建立に立腹?…中国の大学教員が倭寇の墓碑を破壊

 2日の新華社電(電子版)によると、中国安徽省に日本人が建立した、明代の大物倭寇(わこう)として知られる王直の墓碑などを浙江省の大学教員2人がおので破壊した。教員の1人は「王直は売国奴」と述べ、背景に反日感情があることを示唆した。

 2人は先月31日、墓碑に記された日本語が「王直の功績をたたえている」として破壊。また、長崎県福江市(現五島市)と安徽省黄山市の友好交流を中国語で記した碑と、墓碑建立の寄付者とみられる12人の名前が記された碑もそれぞれたたき壊したという。

 王直は安徽省出身。16世紀に倭寇のリーダーとして東シナ海を支配、博多商人と密貿易を行ったり、旧福江市に住居を構えるなど日本とのゆかりが深かったとされる。

 新華社によると、墓碑は2000年11月18日に建立された。(共同)

記念碑1    記念碑2
うねり(http://www.unery.com)より
「王直は死刑になった漢奸(かんかん)(中国人の裏切り者)なのに、
日本人がその墓碑を建てるのは中国人を見下した不誠実な行為だ」だそうです。
大学教員には向いてない振る舞いですね。転職をお勧めします。

 「倭寇」は80%以上が中国人で、当時海に出ることを禁じられた商人が日本と貿易するための手段だったという事実を、教えてあげられる中国人はいないのでしょうか。許せないのは日中友好を願った日中設立者の善意を暴力で踏みにじったこと。反日もここまできたかという感じがします。

日系化粧品会社で出勤拒否 対中進出企業で最大規模

2005年01月18日 | 中国
2005年1月18日
日系化粧品会社で出勤拒否 対中進出企業で最大規模

 【北京18日共同】上海カネボウ化粧品(上海)で、化粧品の店頭販売に当たる全国の女性従業員らが18日、現地日本人幹部の言動を「人権侵害」などと主張し一斉に出勤を拒否したことが分かった。同社は日本のカネボウ化粧品が90%出資し、中国で約200カ所の販売拠点を展開している。
 上海カネボウの北京事務所によると、北京地区で百貨店などにある27カ所の販売拠点は同日午前9時以降、百数十人いる従業員全員が出勤を拒否。同事務所は出勤拒否が上海カネボウの全中国の販売拠点のすべてで行われ、拒否者は約700人に上るとしており、中国に進出した日本企業の労使間トラブルとしては、最大規模とみられる。 (共同通信)


中国の化粧品売り場   
中国の化粧品売り場 Let's Dalian.-大連ブログ(http://chinavy.livedoor.biz/)より

 中国現地会社が違法販売をして、中国当局に資料提出の現場保存のために休日出勤の社員をロックアウト(合法措置)したところ、「無断で引き出しを開けた」とのトラブルになったようです。現地のマスコミでも700名が出社拒否と報じたようですが、出社拒否していた”30名は”翌日午後15時に職場に戻っていたとの報道があり、700名で一緒に行動する難しさを考えると、この数字をにわかに信じられません。

ホンダが中国メーカーに勝訴

2004年12月24日 | 中国
2004年12月24日
ホンダが中国メーカーに勝訴

 日本の2輪車最大手ホンダが、「HONDA」に酷似した「HONGDA」の商標で2輪車を製造している中国メーカー「重慶力帆実業集団有限公司」(重慶市)を商標権侵害として訴えた訴訟で、北京市の第二中級人民法院(地裁)がホンダ側の主張を認め、重慶力帆に商標使用差し止めと147万元(約1850万円)の損害賠償支払いを命じたことが、23日分かった。 重慶力帆側は「まだ判決を受け取っていない」としており、控訴するかは不明。

 重慶力帆は年間85万台以上を製造する大手だが、中国語でホンダに発音が似ている「轟達(HONGDA)」を社名の一部に使っていたほか、製品に「HONGDA」の商標を使っている。ホンダ側が01年に警告し、社名から「轟達」は外したが、その後も「HONGDA」の商標を使っているためホンダ側が02年7月に提訴していた。

日刊スポーツ

ロゴとバイク
wao! なメンメン(http://nagoyatv.com/wao/menmen/)より

 2000万元を超える請求額が10分の1以下になってしまうところは悲しいですが、悪名高い中国の裁判で勝利できて何よりです。改善が進んできているのかもしれません。
 「HONGDA」は商標登録していないので侵害にはあたらないという、一休さんも真っ青な大学助教授による“とんち”を掲載しているマスコミ(「人民網」)の改善は遠い日のようです。