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海外メディア・マスコミを考えるブログ

世界における日本人に関わる報道、
世界のマスコミ情報を通して彼らを考えるブログです。

鈴木 ガセネタ流された!

2006年03月27日 | スイス・セルビア
2006年3月27日

鈴木 ガセネタ流された!-クーリエル-

 レッドスターFW鈴木はブドゥチノスト戦で後半8分から途中出場し、3度の決定的なチャンスをつくったが、ゴールは決めることはできなかった。試合は4―0で勝った。25日付のタブロイド紙クーリエルは移籍後5試合を経てまだ得点のない鈴木について「(前節までに)46試合ノーゴールの記録をつくり、ギネスに申請中」と報じた。しかし、実際は昨季、鹿島でゴールを決めており、仮に欧州リーグの試合に限ってもゾルダー時代に得点があり、46試合ということはない。同紙には以前も架空の恋人との破局を報じられたが、ガセネタを書かせないためにも1点目が早く欲しい。(イゴル・トドロビッチ通信員) (スポニチ)


レッドスター・ベオグラードの選手たち
チーム代表は、あのドラガン・ストイコビッチ氏です。
トヨタがスポンサーなのも納得?

 これをきいてカッとしない日本人はいないと思いますが、何故46?と思って調べてみたら、2002~2003年(鹿島、ベルギー・ゲンク時代)に公式戦46試合ノーゴールという不名誉な記録(ウィキペディアより)があったようです。
 「(前節までに)」というくだりがなければ、ガセネタではありません。括弧付きになっていますが、本当にあったのでしょうか?

スイス高級紙が創刊225周年 フランス革命も報道

2005年01月23日 | スイス・セルビア
2005年1月23日
スイス高級紙が創刊225周年 フランス革命も報道

  スイスのドイツ語圏の高級紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング(新チューリヒ新聞)が創刊225周年を迎え、歴史を振り返る展示会やシンポジウムなどの記念行事が行われた。1789年のフランス革命を報じた現存する数少ない新聞の一つで、「自由主義」擁護の看板を掲げ続けてきた。

 同紙の創刊は1780年1月12日。歴史が古いことで知られる英タイムズ紙より5年早い。創刊号の社説には国際報道重視の方針が掲げられているが、その伝統は今も健在だ。通常、1面は国際ニュースで占められる。また220人余の記者のうち、46人が海外特派員。その比率は世界の新聞の中で飛び抜けている。

 19世紀半ばまでのスイスは主権を持つカントン(州)の連合体で、中央政府がなかった。その中で、同紙は、自由主義と中央政府の下での連邦制を推進する論陣を張った。かつては進歩的な主張だったが、いまでは支持する自民(急進民主)党とともに、保守的な存在として知られる。

 新聞の体裁も保守的。写真はあまり使わず、カラー面も少ない。見出しも地味で、紙面が活字で埋まっている印象を与えるが、カマー編集局次長兼外報部長は、「この紙面に親しんだ古くからの読者を大切にしたいので、改革は急がず徐々に行っている」と言う。

 朝刊紙で発行部数は約16万部、スイスで3、4番目だが、「質」では世界の代表的新聞としてしばしば名前があがるほど評価が高い。カマー氏によると、第2次大戦前、ヒトラーの台頭にいち早く警鐘を鳴らし、国内世論がドイツになびく中で、ナチス政権に批判的な論調を貫いたことが誇りの一つだという。 (asahi.com)

NZZ   
新チューリヒ新聞のサイト(http://www.nzz.ch/)

 マスコミ嫌いの初代西ドイツ首相アデナウアーはこの新聞だけは読んでいたそうです。日本のイラク人質事件や皇室報道も落ち着いた文面と評価です。「高級紙」とは名ばかりのタブロイド紙が溢れる海外マスコミで一際輝いているように感じます。

日本、240億円「即払い」の約束守る スマトラ沖地震

2005年01月20日 | スイス・セルビア
2005年1月20日
日本、240億円「即払い」の約束守る スマトラ沖地震

 スマトラ沖大地震・津波災害救援のため国連が求めている緊急支援で、日本は拠出を約束した2億2900万ドル(約240億円)の払い込みを21日に終える。ジュネーブの外交筋が20日明らかにした。国連が半年間に必要としている緊急支援額は約10億ドル。日本は各国の中で最高額の拠出を約束し、最も早く実行することになる。

 11日にジュネーブで開かれた支援国会合で日本は、13の国連機関と関連組織に対し「即払い」を約束した。国際赤十字2組織に拠出する2100万ドルを含め、国際組織を通じた緊急支援は計2億5000万ドルとなる。

 国連人道問題調整事務所(OCHA)当局者は、「これだけ短期間のうちに、数百億円規模の支援金が実際に振り込まれた例は聞いたことがない」として、日本の対応を高く評価した。(asahi.com )

OCHA   
OCHAのホームページ(http://ochaonline.un.org/ )
表紙はスマトラ沖地震(TUNAMI)になっています。

 受け取る人間が感謝するのは当たり前、世界の人はどう見ているのかが気になります。このころ仕事で上海に居て、ホテルに居る間はCNNを聞いていました。アメリカはもちろん、タイやオーストラリア、遠くはドイツの救助隊の活躍の様子を詳しく報じていましたが、日本救助隊の報道は1秒もお目にかかれませんでした。自己満足してないで、お金を出すことの貴さを世界にアピールした方が良いのでは。