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海外メディア・マスコミを考えるブログ

世界における日本人に関わる報道、
世界のマスコミ情報を通して彼らを考えるブログです。

中韓の4分の1が「日本好き」

2006年03月01日 | 日本からの紹介
2006年3月1日
<高校生意識調査>中韓の4分の1が「日本好き」

  中国、韓国との摩擦が目立つ中、両国の高校生の4分の1が「日本が好き」と答え、日本の高校生の両国に対する好感度を上回ったことが1日、財団法人日本青少年研究所(東京都新宿区)などのアンケート調査で分かった。また、成績向上を望む割合は米中韓がいずれも7割台と高いのに比べ、日本は3割台にとどまるなど勉強離れが目立った。
 調査は昨年10~12月、日米中韓の高校生計約7300人を対象に行った。「日本が好き」と答えたのは米国がトップで45.2%。次いで中国24.5%、韓国24.0%。一方、日本の生徒が「好き」と答えた国は米国が39.6%で最も高く、韓国16.7%、中国10.2%で、日米は双方で好感度が高かった。日本のマンガやアニメを見るのは、中国で73.3%、韓国で81・4%と高く、日本のテレビや本などに接する生徒に限ると、「日本が好き」との回答は、中国40.5%、韓国39.1%にアップ。訪日経験者の場合、中国48.6%、韓国40.3%と好感度はさらに伸びた。略 (毎日新聞)


その国のことが好き
アンケートの結果(一部)
財団法人日本青少年研究所ホームページより

 アンケートの人数は、それぞれ日本人1300人、中国人3000人、韓国人1700人です。
 「中国・韓国が好き」という日本人より、「日本が好き」という中・韓国の高校生の割合が高いことに驚かされます。日本に行ったことのある人は10%程度であることから、明らかに日本製品、マンガやアニメの健闘と言えるでしょう。
 とは言え、日米韓の中で、日本好きが最低であるという事実は真摯に受け止めるべきだと思います。

和食人口倍増計画、めざせ12億人 官民協力で計画

2005年07月20日 | 日本からの紹介
2005年7月20日
和食人口倍増計画、めざせ12億人 官民協力で計画

  世界の「日本食人口」(日本食を1年に1回以上食べる人)を、官民の協力の下、5年後には推計で現在の2倍の12億人にしようという計画が19日、まとまった。目標が達成されれば、フランス料理、中国料理に次ぐ世界の料理の第3勢力になる。しかし、普及の最大の弱点は最大の特徴でもある生魚で、扱い方次第で食中毒の危険と隣り合わせだ。まずは日本料理の各国語版テキストを作るなどして衛生面の徹底を図り、料理人を派遣し技術の伝達も行う。

 計画をまとめたのは「食文化研究推進懇談会」(会長・茂木友三郎キッコーマン会長)。内閣府の知的財産戦略本部が、食やファッションなどの「日本ブランド」を世界に誇れる知的財産と位置づけて海外展開に力を入れ始めたことを受けて発足した。メンバーは日本料理の料理人・高橋英一さん、フランス料理シェフの三国清三さん、専門学校校長の服部幸應さんや、食文化や栄養の研究者など計14人。

 目標達成のために同会が緊急課題としたのが、生魚の扱い方の指南書づくりだった。

 健康志向やすし人気で、魚を生で食べる習慣のなかった国にも日本食が広がり、今や世界にある日本食レストランは2万4000店ともいわれる。

 一方で専門的な訓練を受けていない人が調理を担当するケースも増え、ブラジルでは昨年来、サケの寄生虫による事故が相次ぎ、日本食レストランへの検査が行われるなど、ブームを冷やしかねない事態も起こっている。

 そこで、来春までに魚の扱い方について衛生面の情報を盛り込んだ外国人向けの日本料理のテキストを作るほか、「食の安全・安心キャラバン」として、料理人を海外派遣し、現地での交流からレベルアップを目指す。

 計画では、日本食を懐石料理から現在の家庭料理まで体系化していく研究や、外国人観光客向けに日本食の情報を発信する公式ホームページの開設などにも取り組むとしている。内閣府など関係府省の連携で日本食の売り込みを国家戦略に組み込み、必要な予算の計上など政策的な支援の充実も求めていく。
(asahi.com)



バリ島の日本食屋
インドネシアバリ島の日本食レストラン (楽天より)
出張で行くアメリカの田舎の日本食が、
この活動により改善されることを祈ります。

 とかくポジティブに報道されがちな「世界における日本食」ですが、中華料理と比較するとその普及はまだまだ低く、近年のアジア食ブームの中では伸び率も低いという指摘があります。
 この記事は全体として明るい調子のものですが、むしろ危機感をもって取り組むべきと考えるのが妥当なのかもしれません。

元チェス王者、アイスランドに到着 日本を非難

2005年03月25日 | 日本からの紹介
2005年3月25日
元チェス王者、アイスランドに到着 日本を非難

 レイキャビク――チェス元世界王者で、失効した米国旅券で出国しようとしたとして日本の入国管理センターに9カ月にわたって収容されていたボビー・フィッシャー氏(62)が24日、日本人婚約者とともにアイスランドに到着した。移動の機中では、日本政府への強烈な批判を繰り出した。

 成田空港から経由地のデンマーク・コペンハーゲンに向かう航空機内でフィッシャー氏は、日本の対応を激しく非難。東日本入国管理センター(茨城県牛久市)での収容については、「容疑がでたらめなんだから誘拐だ」とし、小泉首相についても「精神病」「(ブッシュ米大統領の)手先」などと激しい言葉を浴びせた。

(中略)

 フィッシャー氏は収容当初、日本政府に難民申請をしていたが、受け入れられなかった。

 アイスランドのオスカーソン駐日大使は23日、フィッシャー氏への市民権付与について米政府から遺憾のメッセージが本国政府に送られたと明らかにした上で、「議会の決定は人道的立場に拠るもの」と述べた。また、日本政府からの圧力は全くなかったと話した。(asahi.com)


ボビー・フィッシャー氏1
ボビー・フィッシャー氏紹介の様子 空港到着直後のインタビュー
いずれも http://media.gagna.net/ より

 TV局のインタビューでは「ジャップ」発言を繰り返しています。天才肌らしく暴言の多い方のようですが、公の場で語られるとは、興ざめもいいところです。9ヶ月もかくまった外務省と滞在を切望した日本人が救われません。