アイスランド（Iceland 🇮🇸）： First Open Hour

２０２０年３月１７日（Tue.）　EU各国での感染拡大は、想定を超える状況になっています。イタリアは医療が追い着いていない感がありますし、とても憂慮すべき事態でしょう。他に、スペインやフランス、ドイツなども数値は急上昇しています。

一方、日本では、PCR検査の増強やマスクの供給などに関しても、改善目標的な数値発表は政府から聞かれるものの、その具体的な体制に関する言及は全くありません。逆に言うと、単なる希望的観測を述べているだけではないかと疑いたくなります。そもそも例の3,800件／日（PCR検査）についても、不確かな情報を厚労大臣が発していたことが追及されていましたし、その延長線上で、PM（アベ）が３月末には9,000件／日とか言っていますが、その具体的な根拠や施策については一向に伝わってこないのです。また、マスクが月産６億枚から９億枚云々と言っていますが、それで国内需要は充足されるのですか？　マスクをする国民が１億人と仮定した場合、３０日間（１ヶ月）では３０億枚必要では？　さらに、医療従事者は頻繁にマスクを交換するでしょうから、超概算でも合計で４０億枚／月ぐらいは必要なのではないでしょうか。これは全くの試算ですが、例えばこのような論拠に基づいて、その上でマスク工業会に増産を依頼、資金的にも、また、終息後の補償等についても協議する云々ならば説得力も増すのですが、今のソレは、机上論的な希望的観測を流しているようにしか見えません（一事が万事です）。

そして、日本での感染者増については、数値的には落ち着きが感じられる面もあります。但し、安心できる状況ではないでしょうから、個々人の意識や認識と行動の自粛などが求められるところでしょう。また繰り返しになりますが、治療薬や治療方法の確立・完成を待ち望むものです（これらの進展状況も皆無ではないでしょうか）。

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さて、アイスランドでの取り組みは価値があるように感じました。（ニュースソース：　ICELAND REVIEW  ３月１６日発　）

＜原文の一部＞

Icelandic Shops Reserve First Open Hour for Elderly and At-Risk Groups

Twelve Nettó grocery stores and 15 Kjörbúð stores across the country will reserve the first hour of opening, 9.00am to 10.00am, for the elderly, chronically ill, and others who face increased health risks from contracting COVID-19. The initiative begins tomorrow morning, and will continue through the country’s four-week gathering ban.

The stores have introduced increase hygiene measures to prevent the spread of the coronavirus. Cashiers will use masks and gloves, and all contact surfaces will be regularly disinfected. Customers are asked to follow the gathering ban guidelines and maintain a two-metre distance from others. Contactless payment is recommended, and the use of cash discouraged.

（超抜粋）アイスランド国内の多くの食料品店は、開店する９〜１０時の間の１時間は、年寄りや慢性疾患などを有する人を優先します。この取り組みは１７日の朝から始まります。そして、４週間は継続する予定です。

これらの店舗は、コロナウィルスの感染を防ぐ為の衛生上の対策として導入するのです。レジ係はマスクや手袋を装着し、触る恐れがあるものは全て消毒します。

顧客は、集まることが禁止されていると共に他人とは２mは離れることが求められています。また、キャッシュレスの支払いが望ましいとされています。

 

The participating stores are listed below.

• Nettó Borgarnes
• Nettó Egilsstaðir
• Nettó Grindavík
• Nettó Hafnarfjörður
• Nettó Hornafjörður

・・・　以下、転載省略。　原文サイトはこちら　・・・

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オリンピックを予定通り開催するなどとPMが公言していますが、それは少なくとも治療薬や治療方法が確立されることが条件でしょう。でなければ、それによる被害拡大の補償はPMや賛同している連中が負うべきものと考えます。仮に、国民の血税を使うなどとしたら、責任を持つことになりません、責任回避です。

＊＊＊　下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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