人生エクソダス

なんてことのない日々のこもごもをつらつらと書き連ねたり連ねなかったりする。

niconicoではまったコンテンツの経緯を述べる 1 ボカロ

2019-12-25 19:33:41 | レビュー niconico

 相当昔からニコニコ動画の常連だった。

 2011年にふとボーカロイドの楽曲を聴くようになって、そこでそのコミュニティの成長過程とかそもそも楽曲が気に入ったことから、追いかけるようになったアーティスト(ボカロP)の楽曲をマイリストで辿ったり、「ぼからん」という毎週ごとの視聴回数ランキングみたいなCDTVみたいなものでかじり聞きをした曲を追いかけたりしていた。
 きっかけはyoutubeで初音ミクの楽曲を見かけたことで、初音ミクに対して往年の楽曲をカバーさせる動画は多く見かけていてそういうもんかあと思っていたが、たまたまオリジナル曲で動画自体もセンスやしゃれた感じが出ていたものがあって、その時は深掘りせずにいたが後々気になって探してみたらそれがwowakaの「ワールドエンド・ダンスホール」だった。そこから私はボカロというものに興味を持つようになった。

wowaka 『ワールズエンド・ダンスホール』feat. 初音ミク&巡音ルカ

 2011以前だとロックよりエレクトロニカの方が、ボーカロイド音声の機械っぽい抑揚のなさを逆手に取った風合いの曲が多かったような気がする。小林オニキスとか。がそれでも初音ミクの取り回しの良さからくる汎用性によってロック調の曲の作り手も多く、「vocalock」シリーズと銘打ったCDが出るくらいには多様性があった。
 そこからいろいろなメーカーがvocaloidのシステムで音声ソフトを出すようになり、より人間の生歌に近い風合いのめぐっぽいど(GUMI)や神楽がくぽの登場でバンドのボーカルの代わりみたいな起用での楽曲が増えた。初音ミクで「アルビノ」を出したBuzzGもGUMIに行ったし。そうした世界の広がりと自分の興味の範囲が広がっていることの一体感が楽しく、夢中になって追いかけていた。
 が、飽きが来たというか走り疲れたというか、その後の楽曲に最初の頃より驚きとか楽しさとかを感じないようになり、そこからさらに新しいものを求めていろいろ探してはそうでもないを繰り返して、要は自分でどんどん興味をスポイルしていった。なので自分の中で大きく興奮したのは「Freely Tomorrow」が出たあたりがピークだったのかなと思う。

 それ以降は惰性、「小野塚小町がアイドルデビューするようです」で見かけてスルーしていた40mPを見直したり(「からくりピエロ」だけは知っていた)、「六兆年と千夜物語」がEDに使われたのでそれを漁ったり、ただIAはそこまでこなかったかな…。「Freely Tommorow」がすげえと思ったMitchieMの楽曲も「ぶれないアイで」までしか覚えていない。2ndアルバムを出していたことさえ知らなかった。

 が最近「桜の季節」「深海少女」で有名なゆうゆがケムリクサのED「INDETERMINATE UNIVERSE」を担当していたことを知ってまた盛り上がる。第3話で初音ミクもいけるな…→ゆうゆ!となって感慨深かった。「桜の季節」ってバリエーションけっこうあってニコニコ動画版、EXITTUNES版、オリジナルアルバム版、あとseparationというアレンジ版があるんですよと古株らしくどやってみる。何の意味もないが。

 「流星」で有名になった流星P(MINATO)がプロになるといってボカロの楽曲を出さなくなってああそうか…と思っていたが、最近調べ直して仕事のパートナーと大きな係争があって療養しながら復帰していることを知り安堵した。流星pといえば「MAGNET」がとにかく人気でアルバムもつくられたのに、ジャケットイラストの人がトレース作画かましたことで回収されてしまう憂き目にあってしまった。そのアルバム版の「流星」も動画に上げられていたものをブラッシュアップされているので美しいが、動画版はそれよりかは音がシンプルだがだからといって物足りないということは全く無かった。MMDを使ったPVは哀愁を誘った。



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