眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

SMAP騒動:「加藤の乱」そっくりの結末に

2016-01-19 | Weblog
スポーツ紙と芸能ニュースを賑わせた解散騒動も、あっけなく取りあえず終結しました。
どちらかの謝罪で終わるとは予想したのですが、早かったですね。

これで、芸能界が、かたぎの社会でない、まっとうな世界でないことを、
世間の人は、改めて目の当たりにしました。
芸能界は怖い世界だ、そう思わせるには十分な出来事でした。

世間を騒がせてしまったのは、事務所の副社長です。
脱退解散の話があっても、現時点ではごまかすのが正当です。
個々の契約は9月まで残っていたそうですし、もっと長期の契約もあったはずです。
それを解決しない限り、社会性のある会社では、明言できません。

それを、よりによって、責任ある副社長が、スポーツ紙に大きく取り上げさせたのですから、
一般常識からかけ離れすぎています。
まず、謝罪すべきは事務所で、解雇まで考えるのが社会一般の会社でしょう。

実際は、有利な立場に居たのは、脱退しようとしたSMAPのメンバーで、
粘れば事務所側が折れるしかありませんでした。
どのくらい、彼らというより、中心の中居氏に判断力と男気があるかの
問題だったのですが、あっけなかったですね。

ファン層には分からないと思いますが、この経緯は、自民党の分裂を図った
「加藤の乱」にそっくりに思えます。
これも、首謀者が突っ張りきれなくて、テレビの前で無様な姿をさらしてしまいました。

ただ、脱退しようとした4人のうち何人かは、含みを持たせた言葉を
選んで話していましたので、もしかしたら次のステージがあるのかもしれません。
このまま、事務所のいいなりで一生終わるなんて、悲しすぎますしね。



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