去年は、錦鯉の優勝で盛り上がったので、もうM-1は卒業と思っていました。
やはり、上沼と巨人が言ったように、年齢によって笑いのつぼが違いますからね。
とは言え、録画して、とばしとばしで見ました。
今年の目玉は、新しい審査員だったようで、ネットで山田邦子が叩かれていました。
審査基準と点数は、上沼に似たようなものだったと思います。
好き嫌いを含めて、自分が面白いと思ったかどうかに、観客のうけのを加味したものでした。
別にバッシングするようなものでもなく、上沼より、若い世代の笑いを理解していました。
批判は、何か勘違いしているのですよね。
審査員が、同じ基準で点数をつけるのであれば、松本1人が審査すればすむことです。
男の漫才師では、点数に差が出ないので、志らくと女芸人が不可欠になるのです。
当然、僕は山田邦子を知っていますが、ずっとテレビからは消えていたのですね。
さんまたけしは、そのころはまったく面白いと感じてなかったので、山田も同類でした。
意外だったのは、SNSでの批判に、山田がいちいち答えていたと言うことです。
審査員を引き受けるにあたって、かなりの覚悟だあったのがわかるります。
さて、主役の漫才師ですが、今回はこれといってはなかったかな。
ロングコートダディが、マラソンで交互にぼけるのも、笑い飯のパクリに見えてしまったし、
さや香は、確かに優勝で良かったと思いますが、場の雰囲気で、逃しましたね。
優勝したウエストランドで良かったのが、悪口を言いまくる井口ではなく、川本のほうですね。
不満を言いまくる形は、別に新しいとは思いませんが、川本がうまく吸収してます。
とんがった漫才でなく、傷つけないのが主流と言われますが、川本はそっちの路線で、井口の機関銃連射をやわらげています。
井口一人だと、優勝しても、来年数か月で飽きられるでしょう。
このコンビの命運は、川本が握っているんじゃないかな。
優勝逃した2組は吉本所属ですから、来年は1年を通して、テレビに出られると思いますよ。